Jenkinsパイプラインを使ってさらに作業
シンプルなパイプラインが動作するようになった後は、ニーズに合わせてステージをいくつか追加することでパイプラインをさらにカスタマイズできます。
以下に、Jenkinsパイプラインの追加ステージ例をいくつか紹介します。
- detectCVEコマンドを実行してレポートをアーカイブし、GUIからダウンロードできるようにする(Talend CI Builder 8.0.3以降を伴うR2022-03から利用可能)。
stage ('Detect CVE') { talend_ci.executeWithMaven("org.talend.ci:builder-maven-plugin:${CI_BUILDER_VERSION}:detectCVE -DcveReportFilePath=${WORKSPACE}/cvereport.csv") archiveArtifacts artifacts: 'cvereport.csv' }
detectCVEコマンドの詳細は、ビルド中にアーティファクトの修正済み脆弱性 (CVE)を検出をご覧ください。
- installコマンドを実行してTalend CommandLineをインストールします(Talend CI Builder 8.0.3以降で利用可能)。
stage ('Install CommandLine') { talend_ci.executeWithMaven("org.talend.ci:builder-maven-plugin:${CI_BUILDER_VERSION}:install ") }
installコマンドの詳細は、スタンドアロンステップでTalend CommandLineをインストール(オプション)をご覧ください。
- Depgraph Maven Plugin を実行し、プロジェクトの全依存項目(ジョブ階層やライブラリーなど)のリストを生成します(POMファイルが生成されていることが必要です)。
stage ('List Dependencies') { talend_ci.executeWithMaven("com.github.ferstl:depgraph-maven-plugin:4.0.1:aggregate -DgraphFormat=json -f ./" + env.PROJECT_TO_BUILD+"/poms/pom.xml "+ " -DoutputFileName=./depgraph.json " ) archiveArtifacts artifacts: '**/depgraph.json' }
以上のステージはTalend Academyのコースで確認できます。また、当社のプロフェッショナルサービスはカスタマイズの支援も行っております。