マイクロサービスのログを収集
アーティファクトがデプロイされると、実行によって生成されたログがすべてログサーバーに収集され、GUIからアクセスできるようになります。
このタスクについて
マイクロサービスのデフォルトのログは、組み込みのlog4j2.xmlファイルに設定されます。デプロイ中は、組み込みのlog4j2.xmlがアップデートされてTalend Cloudにログを収集します。ログの収集はデフォルトで有効になっています。
アーティファクトを復元する時はログがすべて再収集されます。
ログの収集でカスタム動作を設定する場合は、<RemoteEngineInstallationDirectory>/etcディレクトリー内のorg.talend.ipaas.rt.dsrunner.cfgファイルを編集します。
手順
トラブルシューティング:
- 問題:
マイクロサービスは常時稼働しており、7788ベースのポートのソケットにログを継続的に送信します。各マイクロサービスのデプロイメントは、ロギングでワーカースレッドを1つ占有します。スレッドプールのサイズは、ms.worker.thread.numberとして定義されています。
1つのマイクロサービスが複数の接続を開き、スレッドプールを圧迫すると、飽和状態になることがあります。
- 推奨ソリューション:
デプロイメントのニーズに対応できるよう、スレッドプールのサイズ(ms.worker.thread.number)を増やします。たとえばこのサイズを50に設定すれば、メモリやパフォーマンスへの影響を最小限に抑えながら問題を効果的に軽減できます。