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Remote Engineの健全性を監視

Talend Cloudへの健全な接続を確保するために、Talend Remote Engineは定期的に2種類のヘルスシグナルを送信します。エンジンを利用可能にするためには、ハートビートとコンテナ統計という2つのシグナルがアクティブである必要があります。

ハートビートは、エンジンが稼働しており、タスク処理に到達可能であることを確認するために、Talend Cloudが60秒ごとに受信する周期的なシグナルです。ハートビートだけでは、エンジンがタスクを処理できることを確認できません。

Talend Cloudがエンジンからハートビートを受信しない時間が3分以上続いた場合、このエンジンのステータスを使用不可とします。

エンジンは、次の両方が維持されている場合にのみ、タスクのデプロイメントに使用可能となります。
  • ハートビート: このシグナルは、アクティブなHTTPS接続とエンジンの実行を検証します。エンジンは、このシグナルを60秒ごとにTalend Cloudに送信します(heartbeat.interval=60)。
  • コンテナ統計の更新: これらの更新により、メッセージキュー(AMQ)へのHTTPS接続がアクティブであることが証明され、エンジンがタスク実行ライフサイクルイベントを処理できるようになります。Talend Cloudは、エンジンのKarafコンテナから定期的に統計メッセージを受信します。
いずれかの信号が失われると、エンジンは使用不可となり、タスクのデプロイはできなくなります。

ハートビート間隔について

ハートビートの概念がよりわかりやすくなるよう、ハートビート間隔を狭くした場合の影響を以下に説明します。

デフォルトのハートビート間隔を変更することはお勧めできません。
  • 間隔が狭くなれば、短期的な接続問題が発生した時にTalend Cloudがハートビートを見逃す可能性もそれだけ低くなります。たとえば間隔を30秒にすると送信されるハートビートは2倍になるので、ネットワーク障害が30秒未満続いた時にTalend Cloudがハートビートを見逃す可能性が50%低くなります。
  • また、間隔が狭くなることで、Talend Cloudがエンジンの利用可能な状態をより早く認識できるようにもなります。たとえば30秒の間隔であれば、Talend Cloudは新しいハートビートを60秒の間隔よりも30秒早く受信することになります。
情報メモヒント: コンテナ統計の更新はエンジンによって自動的に送信され、設定はできません。

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