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監視で利用できるメトリクス

次のメトリクスはTalend Remote Engineを介してTalend Management Consoleで提供されており、アプリケーションパフォーマンス監視ツール(APM)に統合してジョブの監視に使用できます。

以下のメトリクスは、Talend Management Consoleでジョブ実行が開始された時のみキャプチャーされます。

プロセスメトリクスはデフォルトでPrometheusから送信されます。

オペレーティングシステムのメトリクス

次のテーブルは、デフォルトで有効になっており、無効にはできないメトリクスを示しています
パラメーター 説明
os_cpu_cores_total 利用できる論理CPUの数
os_cpu_usage オペレーティングシステムによるリアルタイムのCPU使用
os_system_load_average 一定期間に計算されたCPによって実行される平均プロセス数
os_memory_bytes_total 実際の物理メモリの量(バイト)
os_memory_bytes_available 現在利用できる物理メモリの量(バイト)
os_filestore_bytes_total 実際の物理ファイルストアの量(バイト)
os_filestore_bytes_available 現在利用できる物理ファイルストアの量(バイト)

ビジネスメトリクス

次のテーブルは、デフォルトで有効になっており、無効にはできないメトリクスを示しています
パラメーター カテゴリー 説明
component_error コンポーネント このコンポーネントでジョブが失敗した場合のエラー情報
情報メモ注: 最低要件はTalend Studio 8.0.1-2022-04パッチとTalend Remote Engine v2.12.1以降です。
component_connection_rows_total コンポーネント ジョブのコンポーネントによって処理される行の合計数(行を管理しているコンポーネント用に生成)
component_start_time_seconds コンポーネント コンポーネント(ジョブ内のあらゆるコンポーネント)の開始時刻を示すタイムスタンプ
情報メモ注: 最小要件はTalend Studio 7.3 R2020-11パッチとTalend Remote Engine v2.9.4 (またはそれ以降のバージョン)です。
component_execution_duration_milliseconds コンポーネント ジョブコンポーネントの実行にかかる時間(行を管理しているコンポーネント用に生成)
job_execution_duration_seconds ジョブ ジョブの実行にかかる時間
job_start_time_seconds ジョブ 実行開始時刻を示すタイムスタンプ
re_execution_count_max Remote Engine Remote Engineが並列実行できるタスクの最大数
re_execution_count_current Remote Engine Remote Engineによって現在デプロイおよび実行されているタスクの数
re_logs_directory_bytes_used Remote Engine Remote Engineのログディレクトリーのサイズ
re_jobserver_directory_bytes_used Remote Engine Remote EngineにあるJobServerディレクトリーのサイズ

ジョブ実行の終了時間を決定するには、job_execution_duration_secondsパラメーターとjob_start_time_secondsパラメーターの値を追加します。同様に、コンポーネント実行の終了時間を決定するには、component_start_time_secondscomponent_execution_duration_millesecondsの値を追加します。

JMXメトリクス

デフォルトのJMXメトリクス
パラメーター 説明
jvm_memory_bytes_used 指定されたJVMメモリエリアの使用バイト
jvm_memory_bytes_committed 指定されたJVMメモリエリアのコミット(バイト)
jvm_memory_bytes_max 指定されたJVMメモリエリアの最大(バイト)
jvm_memory_bytes_init 指定されたJVMメモリエリアの初期バイト
jvm_start_time_milliseconds 処理開始時刻を示すタイムスタンプ
jvm_process_cpu_time ユーザーとシステムのCPU使用合計時間(秒)
jvm_process_cpu_load 最近のCPU使用

omc.jvm.allowlist=パラメーターを使い、デフォルトで設定されていないJVM引数をコンマで区切って、手動で<RemoteEngineInstallationDirectory>/etc/org.talend.ipaas.rt.observability.cfgに追加できます。

オプションのJMXメトリクス
パラメーター 説明
jvm_memory_pool_allocated_bytes_total 指定されたJVMメモリプールに割り当てられている合計バイト(GC後に非継続的にアップデートされたもののみ)
jvm_buffer_pool_used_bytes 指定されたJVMバッファープールの使用バイト
jvm_buffer_pool_capacity_bytes 指定されたJVMバッファープールのバイト容量
jvm_buffer_pool_used_buffers 指定されたJVMバッファープールの使用バッファー
jvm_memory_pool_bytes_used 指定されたJVMメモリプールの使用バイト
jvm_memory_pool_bytes_committed 指定されたJVMメモリプールのコミットバイト
jvm_memory_pool_bytes_max 指定されたJVMメモリプールの最大バイト
jvm_memory_pool_bytes_init 指定されたJVMメモリプールの初期バイト
jvm_threads_current JVMの現在のスレッドカウント
jvm_threads_daemon JVMのデーモンスレッドカウント
jvm_threads_peak JVMのピークスレッドカウント
jvm_threads_started_total JVMの開始スレッドカウント
jvm_threads_deadlocked オブジェクトモニターや所有可能なシンクロナイザーの取得を待っている、デッドロック状態にあるJVMスレッドのサイクル
jvm_threads_deadlocked_monitor オブジェクトモニターの取得を待っている、デッドロック状態にあるJVMスレッドのサイクル
jvm_threads_state 状態別によるスレッドの現在のカウント
jvm_info JVMバージョン情報
jvm_classes_loaded 現在JVMにロードされているクラスの数
jvm_classes_loaded_total JVMによる実行開始以降にロードされたクラスの合計数
jvm_classes_unloaded_total JVMによる実行開始以降にアンロードされたクラスの合計数
jvm_gc_collection_seconds 指定されたJVMガベージコレクターでの使用時間(秒)

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