メトリクス内のコンテキストパラメーター
メトリクスはnameフィールドとcontextフィールドによって一意識別されます。コンテキストパラメーターには、メトリックのカテゴリーや名前に応じたメトリクスの機能的意味を把握しやすくなる追加情報が表示されます。
コンテキストパラメーターによっては、<RemoteEngineInstallationDirectory>/etc/org.talend.ipaas.rt.observability.jobContextConfig.cfgファイルで値をtrueに設定すれば有効に、falseに設定すれば無効にできます。
Exampleカラムの値は、コンテキストパラメーターの例セクションにあるスクリーンショット例で使われているラベルに相当します。
JMXメトリックコンテキストパラメーター
パラメーター | デフォルトステータス | 編集の可否 | 例 |
---|---|---|---|
area | 有効 | 不可 | heap / noheap |
ビジネスコンテキストパラメーター
特に表記がない限り、次のコンテキストパラメーターは[Business] (ビジネス)メトリックカテゴリーの全メトリックパラメーターに適用されます。デフォルトですべて有効になっており、無効にはできません。
コンテキストパラメーター | メトリックカテゴリー/名前 | 例 |
---|---|---|
stacktrace | component_error | "NullPointer"Exception |
job_id | コンポーネント、ジョブ | "_Wbd_QKHmEeuqob1gixsx-Q" |
/JobName | コンポーネント、ジョブ | - |
job_version | コンポーネント、ジョブ | - |
connector_id | component_start_time_seconds component_execution_duration_milliseconds |
"tMongoDBInput_2" |
connector_label | "tMongoDBInput_2" | |
connector_type | "tJavaRow" | |
connection_name | component_connection_rows_total | "row1" |
component_execution_duration_milliseconds | ||
source_connector_type | component_connection_rows_total | "tRowGenerator" |
source_label | "tRowGenerator_1" | |
target_connector_type | "tLogRow" | |
target_id | "tLogRow_1" | |
target_label | "tLogRow_1" | |
connection_type | component_execution_duration_milliseconds | "output" |
共通コンテキストパラメーター
次のコンテキストパラメーターは、デフォルトで存在するか、以下のカテゴリーのメトリクスに追加できるものです。
- ビジネス - コンポーネント
- ビジネス - ジョブ
- JMX (ジョブのみ)
次のコンテキストパラメーターはデフォルトで有効になっており、無効にはできません。
パラメーター | 詳細 | 例 |
---|---|---|
account_id | 該当せず | 該当せず |
operator | ユーザーIDまたはサービスアカウントID | 該当せず |
operator_type | オペレーターがユーザーかサービスアカウントかを示します | ユーザーであれば"HUMAN"、サービスアカウントであれば"SERVICE" |
deprecated_id |
(同様のコンテキストを持つ)ジョブとサブジョブのメトリクスを区別するための一時的ソリューション
情報メモ注: Talend Studio 7.3 R2021-05パッチとTalend Remote Engine v2.10.3 (およびそれ以降のバージョン)から削除されました。
|
該当せず |
father_pid | 最初の直系親ジョブの一意識別子 情報メモ注: 最小要件はTalend Studio 7.3 R2021-02パッチとTalend Remote Engine v2.10.3です。
|
"20210601200408_aMgz4" |
pid | 現在の実行の一意ジョブ識別子 情報メモ注: 最小要件はTalend Studio 7.3 R2021-02パッチとTalend Remote Engine v2.10.3です。
|
|
process_id | JVMのUUID | "0fc8c24d-133b-36c7-b917-5e171cc28201" |
remote_engine_id | 該当せず | 該当せず |
remote_engine_name | 該当せず | 該当せず |
root_pid | 複数のサブジョブがある場合は最初のルートジョブの一意識別子 情報メモ注: 最小要件はTalend Studio 7.3 R2021-02パッチとTalend Remote Engine v2.10.3です。
|
“20210601200408_aMgz4” |
source |
remote-engine/idまたはremote-engine/id/task/id/execution/id |
/remote-engine/bb733f36-f6ce-4771-8b46-86f7f77539ac/task/5f6cd065c3e872694f45c550/execution/eca2de79-5294-44e6-a573-3b8a6c33db70 |
step_execution_id | プランにのみ適用 | 該当せず |
task_execution_id | 該当せず | 該当せず |
task_id | 該当せず | 該当せず |
thread_id | JVMのいずれかのスレッドUUID | "40bd2dfa-47cd-4856-a96e-9784aa93a531" |
workspace_id | 該当せず | 該当せず |
次のコンテキストパラメーターはデフォルトでは無効になっていますが、必要であれば有効にできます。
- artifact_version
- artifact_name
- cluster_id
- cluster_name
- compatibility_version (Talend Studioの互換性)
- environment_id
- environment_name
- environment_version
- plan_execution_id
- plan_id
- plan_name
- plan_step_id
- plan_step_name
- run_type
- task_name
- task_version
- trigger_timestamp
- workspace_name