CentOSディストリビューションで実行スクリプトが失敗する
最小構成でインストールしたCentOSディストリビューションを使っている場合、実行スクリプトの起動に失敗することがあります。
現象1: ホストが見つからない
CentOSの最小バージョンでは、DNS関連のコマンド(host、dig、nslookupなど)の一部が不足している場合があります。実行スクリプトを使用するにはOS内にhostコマンドが必要です。このコマンドがない場合、実行スクリプトは失敗し、次のエラーが発生します:
[centos@ip-XXX-XX-X-XX remote-engine]$ ./remote-engine.sh start -r eu -k <YourKey>
Checking docker status
Docker is up and running now!
############################################################################################################
To run the Remote Engine Gen2 on your machine, your Docker environment needs at least 8GB of memory
############################################################################################################
Starting the Remote Engine Gen2
./remote-engine.sh: ligne229: host : command not found
Dns name 'pair.us/eu/ap.cloud.talend.com' is invalid
Unable to start the Remote Engine Gen2
そのようなコマンドはbind-utilsというパッケージの一部であり、このパッケージはOSにデフォルトでインストールされていない場合があります。
現象2: リージョンが見つからない
実行スクリプトはお使いのTalend Cloudアカウントに対応するリージョンの値も探す必要もありますが、これが見つからないとエラーが発生します。使用可能なリージョンは、Remote Engine Gen2のインストールディレクトリーにあるregions.txtファイルにリスト表示されています。
両方の現象のソリューション: bind-utilsをインストールする
手順
現象2の代替ソリューション2: regions.txtにリージョンを追加する
手順
- Remote Engine Gen2のインストールディレクトリーに移動します。
- お住まいのリージョンがリストにあるかどうか確認し、ない場合はファイルに追加します。
- 変更を保存します。
- 実行スクリプトをもう一度起動します。