Talend ESB Containerを実行
Talend ESBをインストールした後は、<TalendESBPath>/containerディレクトリーにあるTalend ESBにアクセスできるようになります。
Talend ESB ContainerはApache KarafをベースとするOSGIコンテナーで、これによって<TalendESBPath>/container/deployフォルダーに各種コンポーネントやアプリケーションをデプロイして実行できるようになります。
手順
- <TalendESBPath>/container/binディレクトリーを参照します。
- trun.batファイルを実行します。
タスクの結果
Talend ESB Containerを起動した後は、初期化が完了し、コマンドを入力できるようになるまで数秒間待つ必要があります。Talend ESB Containerが組み込まれているKarafでは、バックグラウンドで非コアバンドルが起動されます。そのため、コンソールが既に使用可能でもコマンドが使用できない場合があります。
Talend ESB Containerをインストールして起動した後は、Talend ESBパッケージで利用可能な他の全コンポーネントを機能としてコンテナー内に直接インストールできるようになります。そのため、Talend ESB Containerを起動すると、他のすべてのコンポーネントが同時に起動します。
これらのコンポーネントをスタンドアロンでインストールすることもできます。
この実装ではTalend ESBの管理を簡素化できますが、クラスター環境を作成する場合、適切なコンポーネントが機能としてインストールされたコンテナーを複数使用するには、コンテナーを複製する必要があります。一方、異なるコンポーネントをスタンドアロンとして使用する場合は、該当するインスタンスを複製するだけで済みます。
いくつかの基本的なコンテナーのみを使用する場合は、 Talend Runtimeを使用することもできます。 Talend RuntimeはTalend ESBで提供されるコンテナーフォルダーに該当します。 Talend Runtimeのインストールの詳細は、Talend Runtimeのインストールを参照してください。