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データドキュメンテーションを使って作業

データドキュメンテーションは、テクニカルデータを誰もが理解できるビジネス用語で定義するのに役立ちます。

Talend Data Catalogでは、あらゆるオブジェクトをドキュメント化できます。

データドキュメンテーションのカテゴリーは以下のとおりです。
  • ビジネスドキュメンテーションはビジネス名とビジネスディスクリプションを提供します。用語ドキュメンテーションの代替品として使うことで、理解の助けとなります。
  • 用語ドキュメンテーション(以前は用語の分類と呼ばれていました)は、インポートされたオブジェクトを用語集からの用語を使ってドキュメント化できるようにします。現在では、[Is Defined By] (定義者)リレーションシップが作成されるようになりました。
  • マッピングされたドキュメンテーションは、概念的または論理的データエレメント(用語集やデータモデルのデータエレメントなど)からのセマンティックマッピングに基づいてドキュメント化されます。
  • その他のドキュメンテーションは、インポートされたオブジェクトに関するデータドキュメンテーションを提供します。これは、そのオブジェクトのデータフローパススルー来歴およびインパクト、データ分類やセマンティックリレーションシップに関連付けられている用語に含まれる他のオブジェクトから自動的に生成されます。この機能により、自動データドキュメンテーションでカバーする範囲が拡大され、多くのデータストアに対応できます。

Talend Data Catalogでは、命名基準と教師あり学習機能を使うことにより、テクニカル名に基づいてビジネス名を提案できます。また、推測済みドキュメンテーションからビジネスディスクリプションを提案することもできます。

ユーザーはREST APIやMQL、ワークシート、ダッシュボードで利用できるデータドキュメンテーション属性を使い、データドキュメンテーションがカバーする範囲について報告できます。

オブジェクトのデータドキュメンテーションを編集

インポートされたオブジェクトのビジネス名とビジネスディスクリプションは、以下の場所で編集できます。
  • オブジェクトページの[Overview] (概観)タブから。

    オブジェクトページの[Overview] (概観)タブでは、[Documentation] (ドキュメンテーション)エリア内に[Business] (ビジネス)または[Term Documentation] (用語ドキュメンテーション)セクションが見つかります。

  • オブジェクト詳細ページの[Semantic Flow] (セマンティックフロー)タブから。

    [Semantic Flow] (セマンティックフロー)タブでは、オブジェクトに対する異なる種類のデータドキュメンテーションが見つかります。優先順位は、[Defined] (定義済み)、[Classified] (分類済み)、[Mapped] (マッピング済み)、[Inferred] (推測済み)タイプの順です。

  • ワークシートで適切なカラムを使用。

    [Business Name] (ビジネス名)、[Business Description] (ビジネスディスクリプション)、[Term Documentation] (用語ドキュメンテーション)、[Mapped Documentation] (マッピング済みドキュメンテーション)、[Inferred Documentation] (推測済みドキュメンテーション)、[Documentation] (ドキュメンテーション)属性を使うことができます。

手動でデータドキュメンテーションを編集

[Business Documentation Editing] (ビジネスドキュメンテーションの編集)機能を持つオブジェクトロールが割り当てられていること。

用語集の用語から再利用されたビジネス名とビジネスディスクリプションはオーバーライドできます。

  • ユーザーはオブジェクトページの[Overview] (概観)タブから、ローカルのビジネス名とビジネスディスクリプションを[Documentation] (ドキュメンテーション)エリアに手動で追加する必要があります。
  • データベースモデルの場合、データベースドキュメンテーションをCSVファイルにエクスポートし、ファイルを手動で編集した後に[Import Database Documentation] (データベースドキュメンテーションをインポート)機能を使って再インポートすることにより、ビジネス名とビジネスディスクリプションを編集することもできます。

用語集の用語を使ってデータドキュメンテーションを編集

[Business Documentation Editing] (ビジネスドキュメンテーションの編集)機能と[Term Documentation Editing] (用語ドキュメンテーションの編集)機能を持つオブジェクトロールが割り当てられていること。

既存の用語集の用語または新しい用語から、ビジネス名とビジネスディスクリプションを再利用できます。

  • [Overview] (概観)タブから、[Documentation] (ドキュメンテーション)エリアの[Term Documentation] (用語ドキュメンテーション)セクションを編集できます。
  • [Semantic Flow] (セマンティックフロー)タブから、新しい[is Defined By] (定義者)リレーションシップを追加できます。

    用語の分類に関する詳細は、オブジェクトを用語で分類をご覧ください。

セマンティックリンクを使ってデータドキュメンテーションを編集

[Business Documentation Editing] (ビジネスドキュメンテーションの編集)機能と[Metadata Editing] (メタデータの編集)機能を持つオブジェクトロールが割り当てられていること。

セマンティックマッピングの一部としてセマンティックリンクを使うことにより、オブジェクトの名前と定義を再利用できます。

推測済みのセマンティックリレーションシップを使ってデータドキュメンテーションを編集

[Business Documentation Editing] (ビジネスドキュメンテーションの編集)機能と[Metadata Editing] (メタデータの編集)機能を持つオブジェクトロールが割り当てられていること。

推測済みのセマンティックリレーションシップを使って、ビジネス名とビジネスディスクリプションを編集できます。
  • [Overview] (概観)タブから、[Documentation] (ドキュメンテーション)エリアの[Inferred Documentation] (推測済みドキュメンテーション)セクションを編集できます。
  • [Semantic Flow] (セマンティックフロー)タブから、[Map] (マップ)機能を使って新しいセマンティックリンクを追加できます。

    マッピング済みの分類に関する詳細は、オブジェクトをセマンティックにマッピングをご参照ください。

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