外部メタデータファイルのディレクトリーから複数のモデルを収集
組織では一般的に、外部メタデータリポジトリーを使うことなく多数の外部メタデータファイルを所有しています。データカタログアプリケーションにファイルをバッチで自動的にインポートできます。
この場合、ファイルはTalend Data Catalogアプリケーションサーバーにアクセスできるファイルディレクトリーの下に保管されます。スクリプトは、特定の外部メタデータタイプのファイルについてディレクトリーとそのサブディレクトリーをスキャンし、アプリケーションの特定のフォルダーの下で一致するモデルを見つけます。Talend Data Catalogリポジトリーのフォルダーとモデルストラクチャーは、ファイルシステムにあるファイルとそのディレクトリーのストラクチャーとマッチングさせます。必要なモデルが存在しない場合、スクリプトはモデルを作成してファイルをインポートします。コンテンツが存在する場合、ファイルのバージョンがまだ収集されていなければ、スクリプトはそれを再インポートします。
定期的にスクリプトを実行するようにTalend Data Catalogをスケジュールできるので、ディレクトリーの下にファイルを配置した後、Talend Data Catalogはそれらを自動的にインポートします。これは、単一モデルファイルベースのどのブリッジでも機能します。
ファイルがどのようにインポートされるか(どのソースツールとどのブリッジパラメーターか)を制御できるよう、Settingsという特別なモデルも定義する必要があります。
[Metadata Management] (メタデータの管理)機能を持つオブジェクトロールが割り当てられていること。
必要に応じて設定を作成
ツリーでは、メタデータ(モデルの内容)の作成、採取、分析が可能です。ただし一般的には、作業するための設定を作成し(そして分析と検索の範囲を定義し)、 に移動して作成と収集を行うのが最善です。
フォルダーの作成
- に移動します。
- インポートの結果が含まれているフォルダーを置きたいリポジトリツリーのフォルダーを右クリックし、 をクリックします。
- 必要に応じてフォルダーに名前を付けます。
モデルのインポートを制御する設定ファイルを作成
- リポジトリーツリーで新しいフォルダーを右クリックし、 をクリックします。
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[Name] (名前)フィールドにSettingsと入力します。
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[Import Server] (インポートサーバー)ドロップダウンリストで、インポートサーバーを選択します。
- [Import Bridge] (インポートブリッジ)ドロップダウンリストで、正しいソース形式を選択します。
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OKをクリックします。
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[Import Setup] (インポートの設定)タブをクリックします。
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各パラメーターの行をクリックし、[Help] (ヘルプ)パネルに表示されているドキュメンテーションに基づいて情報を入力します。特に[File] (ファイル)パラメーターの場合は、参照アイコンをクリックし、ファイルシステムにあるディレクトリーストラクチャー内のファイルに移動します。
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パスがファイルシステムにあるディレクトリーストラクチャーのトップレベルのみを参照するよう、[File] (ファイル)パラメーターをアップデート(たとえばファイル名とサブディレクトリー名を削除)します。
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[Import Options] (インポートオプション)タブをクリックします。
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新しくインポートされたバージョンをデフォルトバージョンとして自動的に設定する場合は、[Set new versions as default] (新バージョンをデフォルトに設定)チェックボックスをオンにします。
オンデマンドでモデルを取得
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リポジトリーパネルで新しいフォルダーを右クリックし、
を選択します。 -
[Run operation] (操作を実行)ボタンをクリックします。
- この操作を監視する場合は、ヘッダーにあるギアアイコンをクリックするか、 に移動します。
-
ログを開く場合は、操作を右クリックし、[Show log] (ログを表示)をクリックします。
- [Operation Succeeded] (操作成功)という結果が返されたら、モデルを開くことができます。
- [Operation failed] (操作失敗)という結果が返されたら、ログメッセージを調べてソースモデルファイルを修正してください。
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設定に新しいモデルが必ず含まれるようにします。
これでモデルを参照できるようになります。