秘密度ラベルを管理
Talend Data Catalogでは、リポジトリーオブジェクトに適用される秘密度ラベルが提供されており、オブジェクトの秘密度のレベルを規定できます。
各ラベルにはデフォルトで、定義、[データを非表示]プロパティ(カラムまたはフィールドへの適用時のみ使用)、色があります。[Manage sensitivity labels] (秘密度ラベルを管理)ページで、秘密度ラベルのリストが順序指定されたフラットリストとして表示されます。
ラベルやそのプロパティ、秘密度をカスタマイズして、自社のシステムに適合させることができます。
これらのラベルをワークシートで使ったり、UIまたはREST APIからMQLを介してラベルをクエリーしたりすることもできます。
秘密度ラベルを追加
[Application Administration] (アプリケーション管理)機能を持つグローバルロールに割り当てられていること。
秘密度ラベルのリストが順序指定されたフラットリストとして表示されます。
に移動します。- [Add] (追加)をクリックします。
- 名前と定義を入力します。
- 色を選択します。
- [OK]をクリックします。
- 必要に応じて[Hide Data] (データを非表示)チェックボックスをオンにすれば、この秘密度ラベルに関連付けられているオブジェクトのプロファイルとサンプルデータを自動的に非表示にできます。
このオプションはデフォルトで無効になっています。
インポート済みオブジェクトの[Hide Data] (データを非表示)属性がTrueに設定されている場合、秘密度ラベルの[Hide Data] (データを非表示)フラグは無視されます。
- 変更を保存します。
秘密度ラベルを削除
[Application Administration] (アプリケーション管理)機能を持つグローバルロールに割り当てられていること。
- に移動します。
- リストでラベルを右クリックします。
- [Delete] (削除)をクリックし、削除を確定します。
秘密度ラベルを適用
- 各リポジトリーオブジェクトに手動でタグ付けします。
親オブジェクトに適用されたラベルは、子オブジェクトには継承されません。
- 一括編集機能を使ってラベルを追加します。
複数のオブジェクトを同時に編集し、ワークシートから秘密度ラベルを追加できます。
- データ分類の自動検出を通じて、ラベルを自動的に適用します。
ユーザーはデータクラスのプロパティで、データクラスを秘密度ラベルに関連付けることができます。Talend Data Catalogは自動データ分類プロセスにより、オブジェクトに対するデータクラスを提案します。データクラスが承認されたら、ラベルも自動的に承認され、適用されます。
たとえば、SSNデータクラスを[Confidential] (社外秘)秘密度ラベルに関連付けます。Talend Data Catalogは、SSNとして検出されたカラムに対してSSNデータクラスを提案します。ユーザーがデータクラスの提案を承認したら、関連付けられた[Confidential] (社外秘)秘密度ラベルもカラムに適用されます。
- データフロー来歴を通じて推測された秘密度ラベルを使って自動的にタグ付けします。
インポート済みオブジェクトに秘密度ラベルを適用すると、後続のデータフローにも自動的に適用できます。これは推測された秘密度ラベルと呼ばれます。
- 既に秘密度ラベルがタグ付け済みモデルに新たにインポート済みコンテンツに、ラベルを自動的に適用します。
自動的なタグ付けが可能なのは、新たにインポート済みコンテンツのみです。既存のコンテンツは変更されません。