監査イベントにアクセス
どのイベントについても、完全なログがリポジトリーに保持されます。監査レポートは、ユーザー主導型とオブジェクト主導型のいずれかになります。
ユーザー主導型レポートは、[Manager users] (ユーザーを管理)ページで利用できます。
オブジェクト駆動型レポートは、任意のオブジェクトの[History] (履歴)タブで利用できます。また、リポジトリー全体にも[History] (履歴)タブがあります。
さらに、監査ログはREST APIを使ってダウンロードできます。
オブジェクトベースのUIログに含まれる項目は次のとおりです。
- 日時
- [User] (ユーザー)
- オブジェクトコンテキスト
- イベントタイプ
- IPアドレスを含む説明
次の表は、さまざまなイベントのタイプとその意味、そしてアクセス方法をまとめたものです。
イベントタイプ | イベントが追加される操作 | 監査イベントを確認できる場所 |
---|---|---|
[New / Created] (新規 / 作成済み) | リポジトリーオブジェクトやオブジェクトのバージョン(オブジェクトフォルダー、モデル、設定、用語集、物理データモデル、セマンティックマッピング、データマッピングなど)を作成した場合。 | 新規作成されたリポジトリーオブジェクトやバージョンの[History] (履歴)タブ |
用語集オブジェクト(カテゴリーや用語など)、または物理データモデルのオブジェクト(スキーマ、テーブル、ビュー、カラム、プライマリキーなど)を作成した場合。 | 用語集モデル、物理データモデル、新しく作成されたオブジェクトの[History] (履歴)タブ | |
ユーザー、グループ、データクラス、カスタム属性、コレクション、ワークシート、ダッシュボードを作成した場合。 | [Manage Users] (ユーザーを管理)でユーザーを選択して[Download user audit log] (ユーザー監視ログをダウンロード)をクリックすれば、CSVを生成できます。 | |
[Add / Added child] (子を追加 / 追加された子) | リポジトリーオブジェクト(フォルダーやモデルコンテンツなど)を作成した場合。
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リポジトリーオブジェクト(フォルダーやモデルコンテンツなど)を、1つのフォルダーから<f1>別のフォルダーに<f2>移動させた場合。このリポジトリーオブジェクトが<f2>の子になります。 | デスティネーションフォルダー<f2>の[History] (履歴)タブ | |
[Delete / Deleted] (削除 / 削除済み) | リポジトリーオブジェクト(フォルダー、モデルコンテンツ、バージョンなど)を削除した場合。 | 削除されたフォルダーやモデルコンテンツが含まれているフォルダーの[History] (履歴)タブ 削除されたバージョンが属していたモデルコンテンツの[History] (履歴)タブ |
フォルダーやモデルを設定から削除した場合。 | [Repository Manager]にある設定バージョンの[History] (履歴)タブ | |
用語集オブジェクト(カテゴリーや用語など)、または物理データモデルのオブジェクト(スキーマ、テーブル、ビューなど)を削除した場合。 | 用語集モデルや物理データモデルの[History] (履歴)タブ | |
ユーザー、グループ、データクラス、カスタム属性、コレクション、ワークシート、ダッシュボードを削除した場合。 | [Manage Users] (ユーザーを管理)でユーザーを選択して[Download user audit log] (ユーザー監視ログをダウンロード)をクリックすれば、CSVを生成できます。 | |
[Delete / Removed child] (子を削除 / 削除された子) | リポジトリーオブジェクト(フォルダー、またはフォルダーからのモデルコンテンツ)を削除したり、モデルコンテンツからバージョンを削除した場合。 | 削除されたフォルダーやモデルコンテンツが含まれているフォルダーの[History] (履歴)タブ 削除されたバージョンが属していたモデルコンテンツの[History] (履歴)タブ |
リポジトリーオブジェクト(フォルダーやモデルコンテンツなど)を、1つのフォルダーから<f1>別のフォルダーに<f2>移動させた場合。 | ソースフォルダー<f1>の[History] (履歴)タブ | |
[Move] (移動) | リポジトリーオブジェクト(フォルダーやモデルコンテンツなど)を、1つのフォルダーから<f1>別のフォルダーに<f2>移動させた場合。 | 移動中であるリポジトリーオブジェクトの[History] (履歴)タブ |
[Set attribute] (属性を設定) | リポジトリーオブジェクトの属性(フォルダー、モデルコンテンツ、バージョンなど)をアップデートした場合。名前、説明、インポートオプション、命名基準が該当します。 | アップデート中であるリポジトリーオブジェクトの[History] (履歴)タブ |
オブジェクトの属性(名前、説明、ビジネス名など)をアップデートした場合。 | アップデート中のオブジェクト、またはオブジェクトが属しているモデルの[History] (履歴)タブ | |
ユーザーやグループをアップデートした場合。 | [Manage Users] (ユーザーを管理)でユーザーを選択して[Download user audit log] (ユーザー監視ログをダウンロード)をクリックすれば、CSVを生成できます。 | |
[Set custom attribute] (カスタム属性を設定) | カスタム属性やオブジェクトを設定した場合。 | オブジェクトの[History] (履歴)タブ |
コメント | 別のイベント中(ワークフローの移行や属性の設定など)にコメントを入力した場合。 | オブジェクトの[History] (履歴)タブ |
[Link] (リンク) | 新しいモデルバージョンをインポートし、そのバージョンをモデルコンテンツのデフォルトバージョンとして設定した場合。 | 外部コンテンツの[History] (履歴)タブ |
ある用語集の用語<term1>から別の用語集の用語<term2>へのリレーションシップを作成した場合。 | 用語集の用語<term1>の[History] (履歴)タブ | |
ユーザーをグループに追加したり、グループにデフォルト設定を行った場合。 | [Manage Users] (ユーザーを管理)でユーザーを選択して[Download user audit log] (ユーザー監視ログをダウンロード)をクリックすれば、CSVを生成できます。 | |
[Unlink] (リンク解除) | ある用語集の用語<term1>から別の用語集の用語<term2>へのリレーションシップを削除した場合。 | 用語集の用語<term1>の[History] (履歴)タブ |
ユーザーをグループから削除したり、グループでのデフォルト設定を解除した場合。 | [Manage Users] (ユーザーを管理)でユーザーを選択して[Download user audit log] (ユーザー監視ログをダウンロード)をクリックすれば、CSVを生成できます。 | |
[Workflow transition] (ワークフローの移行) | 用語のステータスが変更されるワークフローアクションを実行した場合。 | 用語集の用語の[History] (履歴)タブ |
[Authentication] (認証) | ログインに成功、ログインに失敗、ログアウトに成功、または非アクティブ状態のためにセッションが終了した場合。 | [Manage Users] (ユーザーを管理)でユーザーを選択して[Download user audit log] (ユーザー監視ログをダウンロード)をクリックすれば、CSVを生成できます。 |
[Operation] (操作) | 操作を開始した場合。 | [Manage Users] (ユーザーを管理)でユーザーを選択して[Download user audit log] (ユーザー監視ログをダウンロード)をクリックすれば、CSVを生成できます。 |
[Configuration] (設定) | 設定コンテンツをリスト表示したり、設定で来歴をトレースした場合。 | 設定バージョンの[History] (履歴)タブ |
[Remove / Removed custom attribute] (カスタム属性を削除 / 削除されたカスタム属性) | カスタム属性やオブジェクトを削除した場合。 | オブジェクトの[History] (履歴)タブ |
[Assign / Assigned] (割り当て / 割り当て済み) | ドメインを物理データモデルのカラムに割り当てた場合。 | カラムの[History] (履歴)タブ |
[Unassign / Unassigned] (割り当て / 割り当て済み) | 物理データモデルのカラムにあるドメインを解除した場合。 | カラムの[History] (履歴)タブ |
[Granted security role] (付与されたセキュリティロール) | カスタム属性やリポジトリーオブジェクトにセキュリティロールを割り当てたり、用語集カテゴリーにワークフローロールを割り当てた場合。 | リポジトリーオブジェクトまたはカテゴリーの[History] (履歴)タブ また、[Manage Users] (ユーザーを管理)でユーザーを選択して[Download user audit log] (ユーザー監視ログをダウンロード)をクリックすれば、CSVを生成できます。 |
[Revoked security role] (取り消されたセキュリティロール) | カスタム属性やリポジトリーオブジェクトからセキュリティロールを削除したり、用語集カテゴリーからワークフローロールを削除した場合。 | リポジトリーオブジェクトまたはカテゴリーの[History] (履歴)タブ また、[Manage Users] (ユーザーを管理)でユーザーを選択して[Download user audit log] (ユーザー監視ログをダウンロード)をクリックすれば、CSVを生成できます。 |
[Added steward] (追加されたスチュワード) | リポジトリーオブジェクトや用語集の用語にスチュワードを割り当てた場合。 | リポジトリーオブジェクトや用語集の用語の[History] (履歴)タブ |
[Removed steward] (削除されたスチュワード) | リポジトリーオブジェクトや用語集の用語からスチュワードを削除した場合。 | リポジトリーオブジェクトや用語集の用語の[History] (履歴)タブ |
[Added attachment] (追加された添付ファイル) | オブジェクトに添付ファイルを追加した場合。 | オブジェクトの[History] (履歴)タブ |
[Removed attachment] (削除された添付ファイル) | オブジェクトから添付ファイルを削除した場合。 | オブジェクトの[History] (履歴)タブ |
[Edited] (編集済み) | データクラス、コレクション、ワークシート、ダッシュボードをアップデートした場合。 | [Manage Users] (ユーザーを管理)でユーザーを選択して[Download user audit log] (ユーザー監視ログをダウンロード)をクリックすれば、CSVを生成できます。 |
メタデータエレメントの認証、推薦、警告、コメントをアップデートした場合。 | オブジェクトの[History] (履歴)タブ | |
[Added] (追加済み) | ラベル、データクラス、認証、推薦、警告、コメントをオブジェクトに追加した場合。 | オブジェクトの[History] (履歴)タブ |
[Removed] (削除済み) | ラベル、データクラス、認証、推薦、警告、コメントをオブジェクトから削除した場合。 | オブジェクトの[History] (履歴)タブ |
[History] (履歴)タブや[Manage Users] (ユーザーを管理)ページへのアクセスは、所有するライセンスとロールによります。