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Qlik Sense November 2024 の新機能

このセクションでは、Qlik Sense のビジネス ユーザー、分析クリエーター、データ統合者に、Qlik Sense Enterprise on Windows で利用可能な機能と改善点の概要を示します。

情報メモ

Qlik Sense 管理者は、Qlik Sense の管理者向けドキュメント セットの [新機能] セクションを確認する必要があります。

Qlik Sense 開発者は、Qlik Sense の開発者向けドキュメント セットの [新機能 (英語のみ)] セクションを確認する必要があります。

ビジュアライゼーションとダッシュボード

アクティブなサイクリック軸項目を設定するアクション

サイクリック軸を制御するための別のアクションがボタンに追加されました。グループ内の特定の項目に移動するには、 [アクティブな項目を設定] を使用します。

ボタンの作成

テーブルの画像

ビジュアライゼーション バンドルの新しいストレート テーブルとピボット テーブルに画像を埋め込むことができるようになりました。画像はメディア ライブラリまたは URL から取得できます。

ストレート テーブル (Visualization bundle)

ピボット テーブル (Visualization bundle)

シート ナビゲーション、相互作用、左側のアセット パネルの改善

シートとアセット パネルに 3 つの優れた機能が追加されました。

  1. シート ナビゲーションは、ブックマークやメモとともに、左側のアセット パネルに移動され、ナビゲーションが簡単になりました。

  2. シートをグループ化すると、シートの整理や検索が容易になります。

  3. 左側のアセット パネルを固定してサイズ変更すると、パネルの読みやすさと柔軟性が向上します。

シート表示

ナビゲーション メニュー

アプリ エクスペリエンスで大部分を占めるのは、シート間のナビゲーションです。新しいナビゲーション メニューでは、好みに応じてスタイルを指定できます。上部メニュー、サイド パネル、またはポップアップ ドロワーとして設定します。希望する色およびフォントを選択します。

ナビゲーション メニュー

新しい UI 設定

アプリの設定に、アプリのナビゲーション バー、ツール バー、シート ヘッダーの各項目とボタンを切り替えるオプションが追加され、エンド ユーザー エクスペリエンスをより細かくカスタマイズできるようになりました。

ツール バー、シート ヘッダー、アプリのナビゲーション バー オプションを非表示にする

タブ付きコンテナ

新しいタブ コンテナは古いコンテナ オブジェクトが改良されたもので、ラベル、タブ、アイコンのスタイル指定と名称が新しくなっています。主な機能は次のとおりです。

  • ラベル フォントのスタイル: ファミリ、サイズ、色、配置。

  • ラベル アイコンのサイズ、色、配置。

  • タブの背景色、選択済みの色、ホバー色の設定。固定色または数式による色分け。

  • コンテナ全体とタブごとのラベル、タブ、アイコンのスタイル指定。

  • ピクセルまたはパーセント表示によるラベル幅のサポート。

  • 長いラベルのサポート。

  • 垂直タブまたは水平タブの設定。

  • メニュー エクスペリエンスの改善。

タブ付きコンテナ

選択バーの改善

ラベル

選択のラベルの動作方法を改善しました。ユーザーがマスター 軸にラベルを指定した場合、基礎となるデータ モデルの項目名ではなく、そのラベルが使用されます。これにより、使いやすさが向上し、多言語アプリケーションの作成が容易になります。

選択による探索

カスタム テーマを使用したスタイル指定

カスタム テーマを使用して、選択バーをスタイル指定できるようになりました。dataColors プロパティのカスタム定義を使用して、選択バーとリストボックスのスタイルを指定します。これらのプロパティは、トップ レベルのテーマ定義と、listBox オブジェクトのチャート レベルで構成できます。

カスタム テーマの JSON プロパティ (英語のみ)

カスタム テーマを使用したアプリの基本的なスタイル指定 (英語のみ)

拡張オブジェクト スタイル (英語のみ)

ビジュアライゼーションのホバー メニュー

Qlik Sense に新しいビジュアライゼーションのコンテキスト メニューが導入され、アプリ プロパティ内でコンテキスト メニューの表示を柔軟に制御できるようになり、アプリのカスタマイズとユーザー エクスペリエンスが向上します。

アプリのスタイル設定

ストレート テーブルのスタイルの改善

新しいスタイル設定には次が含まれます。

  • 背景色と画像

  • フォント ファミリ、太さ、サイズ、前景色、背景色を備えたヘッダー、軸、メジャー、合計のフォント スタイル

  • 高さ、境界線、区切り線の色、ホバー色のオプションを備えたグリッド スタイル。

  • フォントの太さ、前景色、背景色を備えた Null 値のフォント スタイル

ストレート テーブル (Visualization bundle)

新しいストレート テーブルにおける修飾子と数式ベースのテキスト スタイル

ビジュアライゼーション バンドルの新しいストレート テーブルには、2 つの機能強化が加えられています。1 つ目は、数式によるテキスト スタイル設定です。タグ <b>、<i>、<u>、<s> を含む 2 番目の数式を使用して、軸またはメジャーを太字、斜体、下線、取り消し線の任意の組み合わせに設定します。2 つ目は修飾子です。単一のドロップダウンを使用して、メジャーを累積、移動平均、差、または相対数に変換します。

ストレート テーブル (Visualization bundle)

レイアウトとタブ コンテナに埋め込まれたストレート テーブルのチャート探索

新しいストレート テーブルでのチャート探索が、レイアウト コンテナと新しいタブ コンテナでサポートされるようになりました。

ストレート テーブル (Visualization bundle)

コンボ チャートの改善

コンボ チャートに次の改良が加えられました。

  • お客様からのフィードバックに基づき、コンボ チャートを改善し、マーカーにラベルを追加し、グリッドを切り替える設定を追加しました。

  • 積み上げメジャー セグメントにラベルを表示するオプションが追加されました。

  • チャート アニメーションがサポートされるようになりました。

コンボ チャート

URL によるチャートの背景画像

URL によるチャートの背景は小さいように見えるかもしれませんが、非常に動的でスタイリッシュなアプリをスタイル設定して構築する大きな可能性を秘めています。

便利なユース ケースは次のとおりです。

  • 外部ソースからの画像をリンクする。

  • インライン SVG をデータ URI として使用する数式を使用して、動的な画像を構築する。

  • 数式と API を使用してメディア ライブラリから画像を取得する。

URL による画像は以下で使用できます。

  • チャートの背景

  • ストレート テーブルのセル

  • ピボット テーブルのセル

  • マッピング ポイント レイヤーのアイコン

  • マッピング チャート背景レイヤー

バンドル チャートの一般的なスタイル

ビジュアライゼーションとダッシュボード バンドルの残りのチャートは、タイトルのフォント スタイル、背景色と画像のオプション、境界線と影の設定を含む、一般的なスタイルが適用されます。

この変更により、次のチャートが影響を受けます

  • マルチ KPI

  • ネットワーク

  • PL ピボット

  • レーダー

  • トレリス

  • 分散ウォーターフォール

  • ワード クラウド

  • アニメーター

  • 日付範囲ピッカー

  • 変数入力

  • ビデオ プレーヤー

ビジュアライゼーション バンドル

ダッシュボード バンドル

データとプラットフォーム

スクリプトおよび数式エディターでオートコンプリートを有効または無効にする

ユーザーは、スクリプト エディター、データ ロード エディター、および数式エディターで Qlik スクリプトを記述するときに、オートコンプリート ヒントを有効または無効にできるようになりました。

項目ラベルの数式

ドリルダウン軸とサイクリック軸の項目ラベルに数式を使用できるようになりました。これにより、多言語アプリでラベルの翻訳を有効にすることなどができます。

ドリルダウン軸の作成

サイクリック軸の作成

データ ロード エディターの使いやすさの向上

データ ロード エディターでのスクリプト編集エクスペリエンスが改善されました。

エディターにデータ プレビュー機能が追加され、スクリプトを記述してデータをロードする際に、Qlik Sense ユーザーはより適切な洞察を得ることができるようになりました。Store ステートメントを簡単に作成したり、QVS ファイルを含めたりできるように、ビジュアル ウィザードが追加されました。このエディターには、サイズ変更可能なパネルや、含まれている QVS ファイルのコンテンツをプレビューできる機能など、使いやすさの向上も追加されています。

データ ロード エディターの使用

使いやすさと QVS スクリプト ファイルのサポートの向上

Qlik Sense は、ロード スクリプトで QVS ファイルを表示し、含める機能をサポートするようになりました。QVS ファイルのサポートが強化され、使いやすさが向上することで、スクリプトの再利用やモジュール化などのスクリプトのベスト プラクティスが促進されます。QVS ファイルには、サブルーチン、変数、カラー パレット、カレンダーなどの再利用可能なコンテンツが含まれる場合があります。

QVS ファイルを使用した再利用可能なロード スクリプトの作成

数式エディターでの検索と置換

スクリプト エディターやデータ ロード エディターと同様に、Qlik Senseアプリの数式エディター内でテキストの検索と置換ができるようになりました。この機能には「すべて置換」オプションが含まれており、1つの複雑な数式を素早く一括編集できます。

変更を保存せずに閉じるときに確認ダイアログが追加されたことで、数式エディターの使いやすさも向上しました。

数式エディターでの作業

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