会話分析でのアプリの探索

Insight Advisor Chat は、会話分析用のチャットベースのインターフェイスです。Insight Advisor Chat を使用すると、アクセスできる任意のアプリでインサイトを検索できます。

Insight Advisor Chat は Insight Advisor Chat または Qlik Insight Bot ライセンスで利用できます。Qlik Sense ハブの [インサイト アドバイザーに質問する] をクリックすると、Insight Advisor Chat にアクセスできます。 Insight Advisor Chat には、Slack と Microsoft Teams からアクセスできます。

検索を入力するか、ブラウザーの音声からテキストへの機能が Insight Advisor Chat でサポートされている場合は、マイク アイコンをクリックできます。Insight Advisor Chat の質問は、保存する前に暗号化されます。Insight Advisor Chat は関連する結果を含むアプリを返します。アプリを選択すると、Insight Advisor Chat はテキスト応答またはビジュアライゼーションを提供します。Insight Advisor Chat はさまざまなビジュアライゼーションを作成するクエリのさらなる分析を提案する場合があります。ドイツや 2019 年など、フォローアップの質問をすることもできます。Insight Advisor Chat は新しい結果を提供します。

アプリから何を検索して表示できるかは、アプリとアクセス権によって異なります。公開されているアプリからマスター アイテムを検索できます。公開されたアプリが論理モデルを使用している場合は、アプリの論理モデルから利用可能な項目とマスター アイテムを検索できます。 より具体的な情報については、Insight Advisor Chat でのアプリ コンテンツの可用性 を参照してください。

利用可能なオプションを表示して選択するには、[アプリ]、[軸]、または [メジャー] をクリックするか、[アプリの表示]、[軸の表示]、または [メジャーの表示] と入力します。軸とメジャーには、アプリの対応するマスター アイテムが表示されます。アプリにマスター アイテムがない場合は、代わりに軸項目とメジャー項目が表示されます。

[さらに詳しく探索] をクリックして、ソース アプリの Insight Advisor のビジュアライゼーションを表示できます。

アプリを Insight Advisor Chat に表示する場合は、インサイトを有効にする必要があります。詳細については、「Insight Advisor Chat でアプリを使用可能にする」を参照してください。 Insight Advisor Chat はマッシュアップに統合できます。 詳細については、[Insight Advisor Chat をマッシュアップに統合する (英語のみ)] を参照してください。

自然言語検索には、app のデータ モデルからの参照項目名または項目名の類義語が必要です。[アプリを表示] と入力すると、利用可能なアプリを表示できます。[軸を表示] と [メジャーを表示] を入力すると、使用可能な軸とメジャーを表示できます。軸をクリックすると、その軸の最初の 10 個の値が表示されます。メジャーをクリックすると、そのメジャーが適用されます。

自然言語クエリは、3 種類のフィルターに対応しています。

• 時間: 時間または日付の単位。例: Show me 2019 Sales。
• カテゴリ: 軸の 1 つからの値。例: Show me Sales by Product for Sweden。
• メジャー: メジャーからの値。例: Show me Sales for Sweden by Product under 1K。

ファクト、比較、およびランキングに関する検索クエリを表現することができます。ファクトは、「What are my sales」または「Show expenses over time for 2019」などのステートメントです。比較が必要な場合は、クエリに「vs」または「compare 」を追加します。例: Compare sales to expenses over time。クエリに「top」を追加すると、ランキングを求めることができます。例: Show me top 10 product by sales for 2020。

Insight Advisor Chat の言語サポートには、次の制限が適用されます。

• Insight Advisor Chat では英語での自然言語クエリに対応しています。

• スペイン語では、アクセント付きの文字 (á, é, í, ó, ú, ü, ñ, ) や反転された句読点 (¿, ¡) を含む項目名や値は、アクセントのない同じ値として扱われません。例:

  • 「México」の検索結果は「Mexico」を返しません。また、「Mexico 」の検索結果も「México」を返しません。
  • 「Categorias」の検索結果は「Categorías」を返しません。また、「Categorías」の検索結果も「Categorias」を返しません。

  用語を同じのものとして認識させたい場合は、アプリでシノニムとして追加します。詳しくは Insight Advisor への同義語の追加 を参照してください。

• 英語のストーリーの応答は、質問が 1 つの軸に 2 つ以上のフィルターまたは 2 つ以上のデータ値フィルターを含んでいる場合にのみ一般的なステートメントを提供します。ただし、使用されるフィルターは応答に含まれています。

多くのインターネット ブラウザでは、Insight Advisor の音声入力の検索機能は、音声入力データの外部処理に [ウェブ スピーチ API] を使用します。これは、Insight Advisor 検索 と Insight Advisor Chat の両方で使用されます。ユーザーのインターネット ブラウザは、ブラウザ API によって録音された音声を音声文字変換のために外部ソースに送信する場合があります。音声処理は、ユーザーのウェブ ブラウザによって選択されたウェブ サービスによって処理されます。その結果、キャプチャされた情報がサード パーティのサーバーに送信される可能性があります。Qlik は、このサード パーティによるデータ処理について責任を負いません。

ユーザーがこの情報フローを関連するサード パーティのブラウザーに制限したい場合 (音声入力機能をオフにする)、これは、選択したブラウザー内の設定やその他のセキュリティ構成など、特定の制御によって実現される場合があります。

Insight Advisor Chat には次の制限があります。

• ストーリーの応答は、複数の軸または 3 つ以上のメジャーを持つクエリでは利用できません。

• 自然言語クエリに音声入力を使用する場合、Insight Advisor 言語はデータで使用される言語と一致する必要があります。

• セクション アクセスを使用するアプリでは、サービス ユーザーがアプリを Insight Advisor Chat で使用できるようにするための追加の構成が必要です。詳細については、「セクションアクセスと Insight Advisor Chat の使用」を参照してください。セクション アクセスを使用するアプリには、次の制限があります。

  • クエリのアプリの提案には、アクセスできるストリームからのセクション アクセスを使用するアプリが含まれます。これらのアプリにアクセスできない場合、アプリを選択しても何も起こりません。

  • [軸] または [メジャー] をクリックしてクエリで利用可能なアイテムを表示すると、アプリのセクション アクセスでアクセスが許可されていない軸またはメジャーがリストされる場合があります。ただし、これらを選択してもデータは得られません。

• Insight Advisor Chat は、ハブでチャットが有効になっているアクセス可能なアプリを表示します。これらのアプリからビジュアライゼーションを表示するには、アプリの表示権限が必要です。
• 再公開によってアプリに追加された新しいマスター アイテムおよびビジネス ロジック語彙は、アプリがリロードされるまで Insight Advisor Chat で使用できません。
• 未公開のアプリに追加された新しいマスター アイテムとビジネス ロジックの語彙は、アプリがリロードされるか、[ハブのチャットの Insights] の設定がオフになってからオンになるまで、Insight Advisor Chat では使用できません。
• Qlik Sense Desktop では Insight Advisor Chat に対応していません。
• 音声入力クエリは、Slack または Microsoft Teams でサポートされていません。
• Slack および Microsoft Teams には、アプリ、軸、メジャーのボタンは含まれていません。

• 項目名に数値のみが含まれている場合、その項目は、最上位 (同じ数値の上位または下位など) ではなく、自然言語検索から結果を生成するときに使用されます。

  例えば、上位 3 件のサービス プロバイダーを検索し、項目の 1 つに 3 という名前が付けられた場合、クエリ結果では、サービス プロバイダーの上位 3 件の結果ではなく 3 が使用されます。