タスク チェーンの作成
タスクは任意のパターンで連動できます。この例では、3 つの異なるアプリでデータを再読み込みするタスクチェーンを作成する方法について説明しますが、タスクチェーンは外部プログラムタスクと配布タスクにも使用できます。
例: 3 つのタスクを含むタスク チェーンを作成する
- タスク 1 はアプリ A を毎時間リロードします。
- タスク 2 はアプリ B を毎日リロードします。
- タスク 3 はタスク 1 とタスク 2 が 120 分以内に実行されている場合、アプリ C をリロードします。
次の手順を実行します。
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アプリ A の新規リロードタスクを作成します。
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QMC を開く:https://<QPS サーバー名>/qmc
- QMCスタート ページから、あるいは [Start (スタート)]
ドロップダウン メニューから [Tasks (タスク)] を選択して、概要を表示します。
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操作バーの [
新規作成] をクリックします。
[リロード タスク編集] ページが表示されます。
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[名前] 項目に 「Task 1」 と入力します。
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[アプリ名] 項目で [アプリ選択] をクリックします。開くダイアログでアプリ A をダブルクリックします。
ダイアログが閉じ、[アプリ名] 項目にアプリ A が表示されます。
- [実行] プロパティはそのままにします。
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[トリガー] 表見出しで [アクション]
をクリックして [時間ベースのトリガーを新規作成] を選択します。
トリガーが [トリガー] 表に追加されます。トリガーの開始値は作成時には 5 分に設定されます。
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[適用] をクリックします。
[追加されました] と表示されます。
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次のステップではアプリ B のリロード タスクを作成します。
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左側の選択パネルで
[タスク] をクリックします。
[タスク] の概要が表示されます。
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操作バーの [
新規作成] をクリックします。
[リロード タスク編集] ページが表示されます。
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[名前] 項目に 「Task 2」 と入力します。
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[アプリ名] 項目で [アプリ選択] をクリックします。開くダイアログでアプリ B をダブルクリックします。
ダイアログが閉じ、[アプリ名] 項目にアプリ B が表示されます。
- [実行] プロパティはそのままにします。
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[トリガー] 表見出しで [アクション]
をクリックして [日単位のトリガーを新規作成] を選択します。
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トリガーをダブルクリックし、[開始時間] を 「12:00」 に設定して [OK] をクリックします。
ダイアログが閉じます。
- [適用] をクリックします。
[追加されました] と表示されます。
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次のステップではアプリ C のリロード タスクを作成します。
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左側の選択パネルで
[タスク] をクリックします。
[タスク] の概要が表示されます。
-
操作バーの [
新規作成] をクリックします。
[リロード タスク編集] ページが表示されます。
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[名前] 項目に 「Task 3」 と入力します。
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[アプリ名] 項目で [アプリ選択] をクリックします。開くダイアログでアプリ C をダブルクリックします。
ダイアログが閉じ、[アプリ名] 項目にアプリ C が表示されます。
- [実行] プロパティはそのままにします。
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[トリガー] 表見出しで [アクション]
をクリックして [タスク イベント トリガーを新規作成] を選択します。
[他のタスクの開始によりトリガー] ダイアログが表示されます。
- [トリガー名] 項目で、たとえば 「My trigger」 と入力します。
- このトリガーは、既定では [有効] になっています。
- [時間制約] を 120 分に設定します。
- [タスクの追加] をクリックします。表示される空の項目をクリックしてから、開いたダイアログでタスク 1 をダブルクリックし、ドロップダウンは [タスク成功] のままにします。
- [タスクの追加] をクリックします。表示される空の項目をクリックしてから、開いたダイアログでタスク 2 をダブルクリックし、ドロップダウンは [タスク成功] のままにします。
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OKをクリックします。
トリガー ダイアログが閉じます。
- [適用] をクリックします。
[追加されました] と表示されます。
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これでタスク チェーンが作成され、タスクがタスクの概要に追加されました。 をクリックするとタスク チェーンを表示できます。
配布タスクの動作
タスク チェーンでは、後でアプリの配布が失敗した場合でも、配布タスクは [キューに登録済み] のステータスに達するとすぐに次のタスクをトリガーします。これは、 [成功] のステータスに達したときにのみ次のタスクをトリガーするリロード タスクなどの他のタスク タイプとは異なります。
この動作は、次のタスクが [タスク成功] でトリガーされるように設定されている場合にのみ適用されます。次のタスクが [タスク失敗] 時にトリガーされるように設定されている場合、配布タスクが [キューに登録済み] のステータスになってもトリガーされません。