ログイン アクセス: トークン使用数の例
トークンベースの Qlik Sense ライセンスによって、トークンを購入し、トークンの割り当てや再割り当てを行って、時間の経過とともに変化する使用ニーズに適合させることができます。トークンは、システムへの頻繁なアクセスが必要な、特定の個人に対して、またはシステムの使用頻度が頻繁ではないユーザー グループに対して割り当てます。
トークンの割り当て
トークンの割り当てには、ユーザー アクセスとログイン アクセスの 2 種類があります。
トークンの割り当て | アクセス パスの説明 |
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1 トークン= 1 ユーザー アクセス パス
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組織のセキュリティ ポリシーとルールによる認証に基づく の使用制限がない、一意の、識別された特定のユーザーに対して割り当てられます。Qlik Sense |
1トークン=10ログイン アクセス パス
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アクセスが頻繁ではない場合、または匿名アクセスに使用します。ログイン アクセス パスは、 へのフル アクセスが提供されますが、時間に制限があります。Qlik Sense |
ログイン アクセス パス
ユーザー アクセス パスは、その言葉が表すように、専用のユーザーに対してトークンを使用します。ログイン アクセス パスは異なるユーザーどうしで共有することができます。そのため、より多くのシナリオが考えられ、説明が必要な場合があります。次の例は、ログインアクセス パスの使用および新規使用のためプールへの返却がどのように行われるかを示しています。
# 日目 | ログイン アクセス パスの使用 | 説明 |
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0 日目 | 1 個のトークンを 1 つのグループに割り当てると仮定します。 グループは、10 のログイン アクセス パスが利用可能となります。 | |
1 日目 | そのグループに割り当てられたユーザーが Qlik Sense にログインします。直ちに 1 個のログイン アクセス パスが使用されます。 | |
1 日目 |
ユーザーのアクティブな状態が 60 分間続き、2 個目のログイン アクセス パスが使用されました。 この 1 時間単位のプロセスはセッションの終了まで続きます。セッションは次の 3 つのいずれかで終了します。
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15 日目 | 2 週間後、同じユーザーが再びログイン。今回は、1 時間に満たない時間 を使用し、プレゼンテーション スクリーンに接続されたタブレットとラップトップの両方を使用してプレゼンテーションを実施しました。Qlik Sense このユーザーは指定されたユーザー、つまり匿名ではないため、今回のログインでは 1 個のログイン アクセス パスのみを使用しています。 実際、指定されたユーザーは、追加のログイン アクセス パスを使用しなくてもセッション時に最大 5 台のデバイスで にアクセスできます。Qlik Sense これは、その性質上匿名ユーザーの場合には当てはまらず、セッションをリンクさせることはできません。 | |
25 日目 | さらに 1 週間後、同じユーザーがログインし、4 個目のパスを使用します。 ただし、同じユーザーは今回、ログインしてから 30 分経過後ログアウトし、数分後再びログインして、何らかの情報を確認してすぐにログアウトしています。 サーバーへの接続は同じ 1 時間以内に発生しているため、1 個のログイン アクセス パスのみが使用されています。 |
この例では、このユーザーにとってユーザー アクセスではなく、ログイン アクセスが適していることは明らかです。約 1 か月が経過し、4 個のログイン アクセス パスのみが使用されました。そのため、このプロファイルの 2 人のユーザーを、トークン 1 個というコストでサポートできます。
セッション プールへのログイン アクセス パスの返却
このセクションでは、ログイン アクセス パスをプールに返却する方法を説明します。各ログイン アクセス パスは、最初に使用されてから 28 日後に再び利用可能になります。
# 日目 | ログイン アクセス パスの使用 | 説明 |
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29 日目 | このシナリオの開始から 28 日が経過し、最初の 2 つのログイン アクセス パスが再び使用できる状態になりました。 | |
43 日目 | 上記ユーザーの 2 度目のログインから 28 日が経過し、その時のログイン アクセス パスが再び使用できる状態になりました。 | |
54 日目 |
最後のログインから 28 日が経過し、すべてのログイン アクセス パスが使用できるようになりました。 |
必要なトークン数の予測
適切なトークン数を予測するには、さまざまなユーザーのニーズを特定する必要があります。フロント ライン マネージャー、ビジネス アナリスト、管理職、データ エンジニア、そして一般の知識労働者それぞれに異なるニーズが存在します。
話をわかりやすくするため、この例のユーザーは、1 か月あたり平均で 4 個のログイン アクセス パスを使用すると仮定します。さらに、ユーザーが実際に毎月ログインする正確な回数がわからないため、バッファが必要です。この例では、バッファは 20% です。
前述したように、1 トークンは 10 ログイン アクセス パスです。必要なトークン数は次のように計算することができます。
[ユーザー数] * [1 人あたりのログイン アクセス パスの予測数] * [バッファ] /10 = 必要なトークン数
ユーザー数は 103 人と仮定します。計算は次のようになります。
103 * 4 * 1,2 /10 = 49.4
トークンを部分的に購入することはできないため、繰り上げて 50 個のトークンが必要と計算されます。