カスタム プロパティのある負荷分散ルールを作成する
所属先の会社には複数のマルチ ノード Qlik Sense が設置されており、あらゆるノードを対象とした負荷分散ルールを作成する必要があります。個々のノードで負荷分散ルールを設定できます。ただし、マルチノードのシナリオでは、ノードをグループ化すると負荷分散を管理しやすくなります。
以下の例では、機能別にノードをグループ化する方法を示しています。セントラル ノードで、該当する部門のストリームにアプリを公開している各サイト ノードの負荷を分散させる負荷分散ルールを作成すると想定してみましょう。
次の手順を実行します。
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「Departments」という名前のカスタム プロパティを作成します。
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このカスタム プロパティをリソース タイプ [ノード] および [ストリーム] に適用します。
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「Departments」カスタム プロパティの値: [ Sales]、[Development]、[Test] を作成します。
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カスタム プロパティ「Departments」をノードに追加します。
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[ノード] 概要で複数選択を使用して適切なノードを選択します。
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[編集] をクリックします。
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[カスタム プロパティ] セクションで、「Departments」カスタム プロパティを「Sales」に設定します。
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部門「Development」および「Test」に対して繰り返します。
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カスタム プロパティ「Departments」をストリームに追加します。
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[ストリーム] 概要で複数選択を使用して適切なストリームを選択します。
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[編集] をクリックします。
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[カスタム プロパティ] セクションで、「Departments」カスタム プロパティを「Sales」に設定します。
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部門「Development」および「Test」に対して繰り返します。
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- 負荷分散ルールを作成してセントラル ノード上の「Sales」ストリームで「Sales」ノードがアプリの負荷分散をできるようにします。
以下の条件を使用して、リソース「App_*」の負荷分散ルールを作成します ( [詳細設定] セクション)。
node.@Department= Sales and resource.stream.@Department = Sales
つまり、この負荷分散ルールは、「Departments」カスタム プロパティが「Sales」という値に設定されているストリームのアプリすべてに適用されます。
すべての部門に対して繰り返します。
これで部門を使用してノードの負荷分散を管理できるようになりました。