GetPossibleCount
GetPossibleCount() は、特定した項目に含まれる絞込値 (白) の数を返します。識別された項目に選択が含まれている場合は、選択された項目 (緑) もカウントされます。
選択が含まれている項目の場合、GetPossibleCount() を使用すると選択した項目 (緑色) の数が返されます。
戻り値データ型: 整数
構文:
GetPossibleCount (field_name)
引数:
- field_name: メジャー対象となるデータ範囲が含まれている項目です。
次の表には、この関数に関連するその他の関数が示されています。
| 関数 | 相互作用 |
|---|---|
| GetStateCounts | GetStateCounts() を使用すると、単一の関数呼び出しを使用して、次の個数の計算を組み合わせることができます。
|
| GetSelectedCount | 選択された含められた値の個数を返します。 |
| GetNotSelectedCount | 選択解除された値の個数 (項目が AND モードの場合のみ有効) を返します。 |
| GetAlternativeCount | 代替値の個数を返します。 |
| GetPossibleCount | 代替値と選択された除外値を含まない、除外値の個数を返します。 |
リスト ボックスの選択状態の色
このページのすべての情報は、リスト ボックスの選択状態の色について言及しています。
次の表は、この設定によるリスト ボックスの各選択状態の配色の概要を示しています。
| 状態 | セルの色 | テキスト カラー |
|---|---|---|
| 代替値 | 白色 | 灰色 |
| 選択解除 | 赤色 | 黒 |
| 除外値 | 灰色 | 白色 |
| 可能 | 白色 | 黒 |
| 選択済み | 緑色 | 黒 |
| 選択除外値 | 灰色 | 緑色 |
例
以下の例では、異なるリスト ボックスにロードされた 2 つの項目を使用しています (1 つは First name 名のもの、もう 1 つは Initials のもの)。
例1: First name で John が選択されている場合
GetPossibleCount ([Initials])
1 を返します。(Initials には、John という First name に関連付けられている値が 1 つ存在するため)
例2: First name で John が選択されている場合
GetPossibleCount ([First name])
1 を返します。(John という First name の選択項目が 1 つ存在するため)
例3: Peter が First name で選択されている場合
GetPossibleCount ([Initials])
2 を返します。(Peter は Initials の 2 つの値に関連付けられているため)
例4: First name に選択された値がない場合
GetPossibleCount ([First name])
5 を返します。(何も選択されていないが、First name に固有の値が 5 つ存在するため)
例5: First name に選択された値がない場合
GetPossibleCount ([Initials])
6 を返します。(何も選択されていないが、Initials に固有の値が 6 つ存在するため)
例で使用されているデータ:
Names:
LOAD * inline [
"First name"|"Last name"|Initials|"Has cellphone"
John|Anderson|JA|Yes
Sue|Brown|SB|Yes
Mark|Carr|MC |No
Peter|Devonshire|PD|No
Jane|Elliot|JE|Yes
Peter|Franc|PF|Yes ] (delimiter is '|');