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Sum - チャート関数

Sum() は、集計データ全体の数式や項目による値の合計を計算します。

構文:  

Sum([{SetExpression}] [DISTINCT] [TOTAL [<fld {,fld}>]] expr)

戻り値データ型: 数値

引数:  

  • expr: メジャーの対象となるデータが含まれている数式または項目。
  • SetExpression: デフォルトでは、集計関数は選択されたレコード セットに対して集計を行います。Set 分析数式でレコード セットを定義することも可能です。
  • DISTINCT: 関数の引数の前に DISTINCT という用語が付いている場合、関数の引数の評価から生じる重複は無視されます。
    情報メモDISTINCT 修飾子はサポート対象ですが、一部のデータが省略されていても総額が表示されていると誤解を招く可能性があるため、使用する場合は細心の注意が必要です。
  • TOTAL: 関数の引数の前に TOTAL の文字が配置されている場合、現在の軸の値に関連しているものだけでなく、現在の選択範囲内にあるすべての可能な値に対して計算が実行されます。つまりチャート軸は無視されます。 TOTAL 修飾子の後には、山括弧 <fld> で囲んだ 1 つ以上の項目名のリストを続けることができます。これらの項目名は、チャート軸の変数のサブセットにする必要があります。

    集計範囲の定義

 

例と結果
結果

Sum(UnitSales)

38. (UnitSales の値の合計)

Sum(UnitSales*UnitPrice)

505. (UnitPriceUnitSales の集計値を乗じた合計)

Sum(TOTAL UnitSales*UnitPrice)

TOTAL 修飾子はチャート軸に関わらず、合計が 505 であることを意味するため、テーブルのすべての行と合計が 505 になります。

Customer B を選択します。

Sum({1} TOTAL UnitSales*UnitPrice)

505 (選択に関係なく、Set Analysis の数式 {1} では ALL として評価されるレコード セットが定義されるため)

例で使用されているデータ:

ProductData:

LOAD * inline [

Customer|Product|UnitSales|UnitPrice

Astrida|AA|4|16

Astrida|AA|10|15

Astrida|BB|9|9

Betacab|BB|5|10

Betacab|CC|2|20

Betacab|DD||25

Canutility|AA|8|15

Canutility|CC||19

] (delimiter is '|');

 

テーブル形式のデータ例
Customer Product UnitSales UnitPrice
Astrida AA 4 16
Astrida AA 10 15
Astrida BB 9 9
Betacab BB 5 10
Betacab CC 2 20
Betacab DD - 25
Canutility AA 8 15
Canutility CC - 19

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