QlikView Publisher のリポジトリ
概要
実行可能ファイル | - |
---|---|
データ | %ProgramData%\QlikTech\ManagementService\QVPR |
リッスン ポート | - |
使用/コントロール | - |
利用者 | QMS |
ファイル
デフォルトでは、QlikView Publisher Repository (QVPR) は XML ファイルのセットです。このファイルは、.zip ファイルとして %ProgramData%\QlikTech\ManagementService\QVPR\Backups にバック アップされます。
「セキュリティ グループ」
QlikView Server/Publisher をインストールすると、2 つのセキュリティ グループが作成されます。
QlikView Server/Publisher のサービスは、QlikView Administrators セキュリティ グループに属するアカウントで実行する必要があります。QMC に接続するユーザーはこのグループに属している必要があります。リモート サービスに接続するユーザーも QlikView Administrators に属している必要があります。
API を介して接続するユーザーは、QlikView Management API セキュリティ グループに属している必要があります。グループはインストールにより作成されないため、手動で追加およびデータの投入 (QlikView Administrators グループのメンバーなど) を実行する必要があります。別の QlikView Server/Publisher からタスクをインポートするには、このグループのメンバーシップが必要です。
QlikView EDX セキュリティ グループはインストールにより作成されないため、ユーザーが EDX タスクを実行するには手動で追加 (およびデータを投入) する必要があります。
ドキュメント管理者
QlikView Administrators グループに属さないユーザーにタスク作成の責任を委譲する場合、ユーザーをドキュメント管理者に指定できます。ドキュメント管理者に指定されたユーザーは、ユーザー ドキュメントまたはソース ドキュメントのいずれかに関連する QMC のタブにのみアクセスできます。
ドキュメント管理者の指定に関する詳細は、QMC オンライン ヘルプを参照してください。
設定ファイル
QlikView Management Service – QVManagementService.exe.config
このファイルは、デフォルトでは %ProgramFiles%\QlikView\Management Service にインストールされます。このファイルには自動生成された修正不可のタグが多数含まれますが、次の設定は修正可能です。
構成 | 説明 |
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ApplicationDataFolder | ログ フォルダやその他のすべてのファイル/フォルダが作成されるフォルダ。既定値は %ProgramData%\QlikTech\ManagementService です。このフォルダには、XML 版の QVPR と LEF 情報が保存されます。 |
UseHTTPS | True に設定すると、https を介して通信が行われます。この設定を有効化するには、ウェブ サイトの証明書が必要です。 |
Trace | デバッグのログ取得に使用されます。 |
QMSBackendListenPort | バックエンドで Management Service が通信を行うポート。既定値は 4799 です。 |
QMSFrontendWebServicePort | フロント エンドで Management Service が通信を行うポート。既定値は 4780 です。 |
MaxLogRecords | そのタスクで取得されるべきログの最大レコード数。 |
EnableAuditLogging | True に設定すると、a) システム内で行われるタスクおよび設定の変更、b) 変更の実行者、c) 変更の実行日を記録します。 |
AuditLogFolder | 監査ログを保存するフォルダへのパス。 |
AuditLogKeepMaxDays | それぞれのログが保存される最大日数。 |
ServiceFailureAlertEmailAddresses |
セミコロンで区切られたメール アドレスのリスト。サービス障害が発生した場合、リストされた受信者にメールを送信します。ServiceFailureAlertEmailAddresses タグにメール アドレスを追加すると、機能が有効になります。変更を適用するには、Management Service を再起動する必要があります。この機能には、QMC 内で構成されたメール サーバーが必要です。詳細は、「メール サーバー設定」を参照してください。 メールの件名と本文は、ServiceFailureAlertEmailSubject と ServiceFailureAlertEmailBody を使用してカスタマイズできます。 |
ServiceFailureAlertEmailBody | サービス障害の場合に送信されるメールの本文 (プレーン テキスト)。 |
ServiceFailureAlertEmailSubject | サービス障害の場合に送信されるメールの件名。 |
詳細を見る
QlikView Distribution Service – QVDistributionService.exe.config
このファイルは、デフォルトでは %ProgramFiles%\QlikView\Distribution Service にインストールされます。appSettings は修正可能なタグです。設定ファイルの設定内容を以下に記載します。
構成 | 説明 |
---|---|
ApplicationDataFolder | ログ フォルダやその他のすべてのファイル/フォルダが作成されるフォルダ。既定値は %ProgramData%\QlikTech\DistributionService です。このフォルダには、XML 版の QVPR と LEF 情報が保存されます。 |
WebservicePort | QlikView Distribution Service が通信に使用するポート。既定値は 4720 です。 |
UseHTTPS | True に設定すると、https を介して通信が行われます。 |
DSCAddress | Directory Service Connector サービスが通信に使用するポート。既定値は 4730 です。値を変更する場合は、QVDirectoryServiceConnector.exe.config ファイル内の「DSCAddress」タグも同様に変更する必要があります。 |
DSCTimeoutSeconds | Directory Service Connector の呼び出しのタイムアウト。 |
DSCCacheSeconds | Directory Service Connector からの応答をサービスがキャッシュする時間。 |
QlikViewEngineQuarantineTimeInms | 許可される QlikView Engine の起動頻度 (ミリ秒単位)。 |
OpenDocumentAttempts | 配信時にドキュメントを開く試行回数。これを過ぎるとエラーとして記録されます。 |
DebugLog | True に設定すると、「Error」ログでメモリ使用量やスタック トレースのログが有効になります。 |
Trace | True に設定するとデバッグのログが有効になります。 |
EnableBatchMode |
この設定を有効にすると、バッチが QlikView Distribution Service を呼び出すよう設定できます。 |
ServiceStopGracetimeInSeconds |
QMC から QDS に停止要求が出されたときに、QlikView Distribution Service (QDS) で実行中のタスクを完了させるための猶予時間 (秒)。 既定値は 1800 です。 |
詳細を見る
Directory Service Connector – QVDirectoryServiceConnector.exe.config
このファイルは、デフォルトでは %ProgramFiles%\QlikView\Directory Service Connector\QVDirectoryServiceConnector.exe.config に格納されています。最も一般的に変更される設定は以下の通りです。
構成 | 説明 |
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ApplicationDataFolder | ログ フォルダやその他のすべてのファイル/フォルダが作成されるフォルダ。既定値は %ProgramData%\QlikTech\DirectoryServiceConnector です。 |
WebservicePort | Directory Service Connector サービスが通信に使用するポート。既定値は 4730 です。値を変更する場合は、QVDistributionService.exe.config ファイル内の「DSCAddress」タグも同様に変更する必要があります。 |
UseHTTPS | True に設定すると http ではなく SSL/TSL を介して通信が行われます。この設定を有効化するには、ウェブ サイトの証明書が必要です。 |
PluginPath | Directory Service Connector が利用可能な DSP プラグインを探すためのパス。既定値は %ProgramFiles%\QlikView\Directory Service Connector\DSPlugins です。 |
Trace | True に設定するとデバッグのログが有効になります。 |
DisableCompress | この設定を有効にすると、http 通信の圧縮が無効化されます。 |