API によるデータ製品の利用
API エンドポイントをアクティブにして、ツールやエコシステム全体でデータのクエリ、フィルタリング、利用を行います。エンドポイントがアクティブになると、OData 準拠 API を通じてデータにアクセスできます。
API エンドポイントをアクティブ化
- [データ製品] メニューから、API エンドポイントをアクティブにするデータ製品をクリックします。
- [概要] タブで、[編集] > [API エンドポイント] をクリックします。
[データ製品の編集] ウィンドウが開きます。
- API エンドポイントをアクティブにするデータセットを選択します。
- [保存] をクリックします。
[概要] タブに戻り、右上の [アクション] メニューで [API エンドポイント] オプションが利用できます。
API エンドポイントが作成され、それらを設定することができます。
データ製品がマーケットプレイス上でアクティブになると、API エンドポイントもマーケットプレイス上のアクティブ バージョンでアクティブになります。
API エンドポイントの設定
API エンドポイントをアクティブにした後、データセットを利用するために使用する接続を設定することができます。
ファイルベースのエンドポイントは、データセットと同じストレージで消費されます。
- [概要] タブで、
> [編集] > [API エンドポイント] をクリックします。 [API エンドポイント] ウィンドウが開きます。
- 必要であれば、別の接続を選択します。
変更した内容はすべて自動的に保存されます。
API の使用
API エンドポイントがアクティブになると、クエリを使用して他のツールでデータを利用することができます。
OData プロトコルが使用されています。詳細については、Microsoft のドキュメントを参照してください。
Power Query または PowerBI のクエリの形式は次のとおりです。= OData.Feed("url-of-the-dataset", null, [Headers = [Authorization = "Bearer your-api-key"]])
以下は用途に合わせて適応型にしてください。
url-of-the-datasetこの部分を API エンドポイント ウィンドウの URL で置き換えてください。
your-api-keyこの部分を API キーに置き換えてください。
- API エンドポイントをアクティブ化。上記の手順を参照してください。
- API キーをお持ちでない場合は、API キーを生成してください。詳細は、「API キーの生成と管理」をご覧ください。
- お好きなツールを開いてデータを取得してください。この例では PowerBI を使用しています。
- [データの取得] > [空白のクエリ] をクリックします。
- クエリを入力してください。
以下は、1 つのデータセットからデータを取得するために、Power Query または PowerBI で適応型にして使用できるクエリの例です。
= OData.Feed("https://qcs.us.qlikcloud.com/api/data-governance/data-access/data-products/687e50d58d4773120e843007/datasets/687e508ee636a966d6a6f9e4/connections/9d0d8a52-33a8-4d46-be28-068b4fd06282", null, [Headers = [Authorization = "Bearer your-api-key"]]) - 他のデータセットからデータを取得したい場合は、データセットごとにクエリを作成してください。
- [閉じて適用] をクリックしてクエリを適用します。
- データがインポートされたら、テーブル間のリレーションシップを定義します。
- [リレーションシップの管理] > [新しいリレーションシップ] をクリックします。
- テーブルを選択して保存します。
- 必要なだけリレーションシップを構築してください。
リレーションシップが設定されると、データをチャートで見ることができます。