Data Service Runnerを設定
ルートとデータサービスのデプロイメントは、Fall '18のリリースからTalend Remote Engineでサポートされています。
OSGiタイプのデプロイメントでは、 Talend Runtime 7.1.1以降のバージョンをRemote Engineと同じマシンにインストールし、実行している必要があります。マイクロサービスがルートとRESTデータサービスのデプロイで必要とするアプリケーションは、Remote Engine内のData Service Runnerモジュール以外にはありません。
Talend Runtimeは1つのTalend Remote Engineにのみリンクできます。
Talend ESBインフラストラクチャーサービスの使用は、ESBインフラストラクチャーサービスがオンプレミスサブスクリプションの一部として設定されており、Talend Administration Centerをそれらのサービスの設定として使用している場合にのみサポートされます。
Apache ActiveMQ Brokerは、クラウド限定のサブスクリプションでも、 Talend Runtimeと同梱の製品としてサポートされています。
Data Service Runnerには、データサービスとルートをモデルとするアーティファクトという新しいデプロイ機能が追加されています。
- OSGiデプロイ(kar)
ルート、SOAP、およびRESTデータサービスでサポートされています。Talend Remote Engineおよび Talend Runtimeが同じマシンで実行されている必要があります。
- マイクロサービスデプロイ(zip)
ルートおよびRESTデータサービスでサポートされています。Talend Remote EngineとData Service Runnerのみ必要とします。
Talend Remote Engineでは、<RemoteEngineInstallationDirectory>/etcに次のData Service Runner設定ファイルが含まれています:
- org.talend.ipaas.rt.dsrunner.cfg - マイクロサービスとOSGiを実行するためのコアプロパティ
- org.talend.ipaas.rt.dsrunner.log4jsocket.collector.cfg - ログコレクターのプロパティ
- org.talend.ipaas.rt.dsrunner.metrics.collector.cfg - メトリクスコレクターのプロパティ
- org.talend.ipaas.rt.dsrunner.microservice.client.cfg - マイクロサービスクライアントのプロパティ
- org.talend.ipaas.rt.dsrunner.talendruntime.client.cfg - Talend Runtime クライアントのプロパティ
各プロパティは、Data Service Runnerの開始時に反映されます。プロパティのアップデートには、Talend Remote EngineまたはData Service Runnerの停止/開始が必要です。