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SAP HANAデータベース(JDBC経由) - インポート

Availability-note AWS

ブリッジの要件

このブリッジ:
  • ドライバーを<TDC_HOME>/data/download/MIMB/にダウンロードするためには、https://repo.maven.apache.org/maven2/ やその他のツールサイトへのインターネットアクセスが必要です。

ブリッジの仕様

ベンダー SAP
ツール名 HANAデータベース
ツールバージョン 15
ツールのWebサイト http://www.sap.com/pc/tech/database/software/adaptive-server-enterprise/index.html
サポートされている方法論 [リレーショナルデータベース] マルチモデル、JDBC API経由のデータストア(物理データモデル、ストアドプロシージャー式解析)
データプロファイリング
増分収集
マルチモデル収集
モデル選択のためのリモートリポジトリーの参照

仕様
ツール: JDBC API経由のSAP / HANA データベースバージョン15
http://www.sap.com/pc/tech/database/software/adaptive-server-enterprise/index.htmlをご覧ください。
メタデータ: [リレーショナルデータベース] マルチモデル、データストア(物理データモデル、ストアドプロシージャー式解析)
このブリッジではインターネットに接続して次のサードパーティライブラリーコンポーネント: JdbcSAPHanaバージョン11.2.0

免責事項
このインポートブリッジではインターネットに接続して次のサードパーティライブラリーをダウンロードする必要があります。
- オープンソースのサードパーティライブラリーのダウンロードはhttps://repo.maven.apache.org/maven2/などへ
- その他のサードパーティソフトウェア(データベース特定のJDBCドライバーなど)は該当するサイトへ

ダウンロードされたサードパーティライブラリーは、$HOME/data/download/MIMB/に格納されています。
HTTPSが失敗した場合、インポートブリッジはHTTPを試します。
- インターネットへのアクセスにプロキシを使用している場合は、JREでそのプロキシを設定する必要があります(Miscellaneousパラメーターで -j オプションをご覧ください。)。
- インポートブリッジではインターネットにフルにアクセスできない場合は、インターネットアクセスがある別のサーバーから$HOME/data/download/MIMB/ディレクトリーをコピーします。$HOME/bin/MIMB.sh (または.bat) -dというコマンドを使えば、すべてのブリッジで使用される全サードパーティライブラリーを一度にダウンロードできます。

このインポートブリッジを実行すると、ライセンス規約の責任、およびダウンロードしたサードパーティソフトウェアライブラリーによって生じる潜在的なセキュリティの脆弱性を受け入れることになります。

概要
このインポートブリッジは、SAP HANAデータベースサーバーへのJDBC接続を使ってそのメタデータ(スキーマ、テーブル、カラム、データ型など)をすべて抽出し、SQL (ビュー、ストアドプロシージャーなど)を解析してデータフロー来歴を生成します。

このインポートブリッジは、データベースインスタンスごとにSAP HANAデータベースサーバーのメタデータを(スキーマレベルではなく)1つのモデルを持つマルチモデルとしてインポートします。追加のインポート(増分収集)では、データベース内の変更が検出され、変更されたデータベースのみがインポートされます(収集済みで変更のないデータベースを再利用)。

要件
JDBCドライバーの要件については、[ドライバーの位置]パラメーターをご覧ください。
下の「権限」セクションをご覧ください。

認証
該当なし

権限
どのインポートブリッジも読み取り専用でメタデータのみ抽出することが保証されています。したがって、このインポートブリッジのユーザーは、データの読み書きを必要とするクラシックユーザーよりもはるかに必要な権限が少ないです。

SAP HANAデータベースの場合:
このインポートブリッジは、メタデータへのインポート時にSAP HANA環境に存在するsysテーブルに接続します。

指定されたユーザーは、インポートされたスキーマのメタデータのSELECT権限を持っている必要があります。
CREATE USER user1 PASSWORD password1 NO FORCE_FIRST_PASSWORD_CHANGE;
GRANT SELECT METADATA ON SCHEMA schema1 TO user1;
GRANT SELECT METADATA ON SCHEMA schema2 TO user1;

また、指定するユーザー名には、システムテーブル_SYS_REPO.ACTIVE_OBJECT上およびシステムスキーマ_SYS_BI and _SYS_BIC上でSELECTを行う権限が必要です。
GRANT SELECT ON _SYS_REPO.ACTIVE_OBJECT TO user1;
GRANT SELECT ON SCHEMA _SYS_BI TO user1;
GRANT SELECT ON SCHEMA _SYS_BIC TO user1;

制限ユーザーは次のように作成されます
CREATE RESTRICTED USER restricteduser2 PASSWORD password2 NO FORCE_FIRST_PASSWORD_CHANGE;
上記の権限に加えて、以下の追加権限も必要です:
GRANT RESTRICTED_USER_JDBC_ACCESS TO restricteduser2;
ALTER USER restricteduser2 ENABLE CLIENT CONNECT;
GRANT SELECT ON SYS.SEQUENCES TO restricteduser2;
GRANT SELECT ON SYS.TRIGGERS TO restricteduser2;
GRANT SELECT ON SYS.REMOTE_SOURCES TO restricteduser2;
GRANT SELECT ON SYS.VIRTUAL_TABLES TO restricteduser2;
GRANT SELECT ON SYS.VIRTUAL_COLUMNS TO restricteduser2;
GRANT SELECT ON SYS.CDS_ARTIFACT_NAMES TO restricteduser2;
GRANT SELECT ON SYS.FUNCTION_PARAMETER_COLUMNS TO restricteduser2;

ドライバーの詳細:
- ドライブ名: SAP (com.sap.db.jdbc.Driver)
- ドライバーバージョン2.2.33.1510080117
- ファイル: ngdbc.jar (788,596 bytes)

よくある質問
Q: インポート中、"SQL error (SAP DBTech JDBC: [258]: 不十分な権限: Not authorized) occurred when executing the query"というエラーが表示されます:
A: HANA Calculated Views (CV)のサポートを改善するために方法が変更されたため、_SYS_RT.CDS_ARTIFACTにSELECT権限を追加する必要があります。

制限事項
現在判明している一般的な制限事項は、https://metaintegration.com/Products/MIMB/Help/#!Documents/mimbknownlimitations.htmlをご覧ください。

このインポートブリッジはHANA Calculation Viewを解析して、機能/カラムレベルのデータフロー来歴を生成します。
ただし、このインポートブリッジはHANA Attribute ViewとAnalytical Viewからの来歴をサポートしません。これらはSAPが非推奨としているためです。

スクリプトベースの計算ビューはSAPによって非推奨とされ、サポートされていません。

https://archive.sap.com/documents/docs/DOC-73509

サポート
トラブルシューティングパッケージを次の項目と共に提供してください。
- デバッグログ(UIまたはconf/conf.propertiesでMIR_LOG_LEVEL=6を使って設定可能)
- 利用できる場合はメタデータバックアップ(技術的理由によりこの共通オプションが実装されていないブリッジがあるものの、Miscellaneousパラメーターで-backupオプションを使って設定可能)


ブリッジパラメーター

パラメーター名 説明 タイプ デフォルト 範囲
ドライバーの位置 JDBCドライバーファイルが配置されているファイルディレクトリー値が空(デフォルト)である場合、ブリッジはMavenからドライバーファイルをダウンロードしようとします。

デフォルトのドライバークラス名は、com.sap.db.jdbc.Driverです。

指定されたドライバーのクラス名が異なる場合は、Miscellaneousブリッジパラメーターの-driver.classNameオプションを使ってその名前を指定します。
DIRECTORY      
ホスト データベースサーバー(デフォルトではローカルホスト)に接続するためにJDBCによって使用されるホスト名。例:
MyDatabaseServer.com

、またはそのIPアドレス。例:
192.169.1.2

、またはその完全修飾JDBC接続文字列。例:
jdbc:sap://COMPUTER_NAME_OR_IP:DATABASE_TUNNEL_PORT/?autocommit=false
STRING   localhost 必須
ポート データベースサーバーに接続するためにJDBCによって使用されるポート(SAP HANAではデフォルトで39013)。
ポートが含まれている完全修飾JDBC接続文字列に[ホスト]パラメーターが基づいている場合、このパラメーターは無視されます。
数値   39013  
データベース インポートするデータベースインスタンスのサブセット。コンマ( , )、またはセミコロン( : )で区切られたデータベース名のリストとして表現されたものです。例:
database1; database2

認証に使うデータベース名を指定するためには、このパラメーターでその名前を指定するか、SQLのLIKEパターンを使ってインポートするデータベース名を特定します。詳細は、スキーマパラメーターのドキュメンテーションをご覧ください。

2番目のケースでは、インポートするユーザーには"SYSTEMDB"システムデータベースへのアクセス権限が必要です。
STRING      
ユーザー データベースサーバーに接続するためにJDBCが使用するユーザー名。

ユーザー名が含まれている完全修飾JDBC接続文字列に[ホスト]パラメーターが基づいている場合、このパラメーターは無視されます。

このインポートブリッジのメインドキュメンテーションで「権限」のセクションをご覧ください。
STRING      
パスワード データベースサーバーに接続するためにJDBCが使用するユーザーパスワード。 パスワード      
スキーマ インポートするスキーマのサブセットを、スキーマ名のセミコロン区切りリストとして表します。例:
schema1; schema2

このパラメーターは、.注釈と*ワイルドカードの組み合わせもサポートしているので、インポートするオブジェクトのグループの仕様を指定できます。例:
database1.schema1; database2.*;

このリストが空の場合、アクセス可能なユーザースキーマがすべてインポートされます。

デフォルトでは、システムスキーマ(例: SysAdmin)とオブジェクトがすべて無視されます。システムスキーマが必要である場合は、Miscellaneousパラメーターオプションである-system.objects.importを使用します。

SQLのLIKE演算子で使われる構文規則を使ったスキーマ名パターン:

- 包含構文
%または*を使用。例:
A%; %B; %C%; D
- Aで開始、または
- Bで終了、または
- Cを含む、または
- Dに等しい

- 除外構文:
NOTを使用。例:
A%; %B; NOT %SYS; NOT 'SYS%'
- where (A%のような名前または%Bのような名前)
- and (%SYSとは異なる名前)
- and ('SYS%'とは異なる名前)

- 特殊文字:
^ $ * + ? | \ ( ) [ ] { } 空白
この名前を角括弧で囲み、特殊文字をエスケープします。例:
OneWord%; [Two\sWords.*]; [Dollar\$]
REPOSITORY_SUBSET      
テーブル インポートする「テーブル」のサブセットを、テーブル、ビュー、ファンクションなど、スキーマ内のオブジェクトのセミコロン区切りリストとして表します。例:
table1; table2; view1; function1

このパラメーターは、[データベース.][スキーマ.]テーブル.注釈と*ワイルドカードの組み合わせもサポートしているので、インポートするオブジェクトのグループを指定できます。例:
database1.schema1.table1; database1.*.table2; database1.schema3.*;

このリストが空の場合、ブリッジがサポートするユーザーオブジェクトがすべてインポートされます。

デフォルトでは、システムテーブル(例: SysAdmin)とオブジェクトがすべて無視されます。システムテーブルが必要である場合は、Miscellaneousパラメーターオプションである-system.objects.importを使用します。

SQLのLIKE式構文を使用するテーブル名パターン:

- 包含構文:
%または*を使用。例:
A%; %B; %C%; D
- Aで開始、または
- Bで終了、または
- Cを含む、または
- Dに等しい

- 除外構文:
NOTを使用。例:
A%; %B; NOT %SYS; NOT 'SYS%'
- where (A%のような名前または%Bのような名前)
- and (%SYSとは異なる名前)
- and ('SYS%'とは異なる名前)

- 特殊文字:
^ $ * + ? | \ ( ) [ ] { } 空白
この名前を角括弧で囲み、特殊文字をエスケープします。例:
OneWord%; [Two\sWords.*]; [Dollar\$]

- 計算ビュー:
このパラメーターで説明されているものと同じ式パターンを使ってデータベース名とスキーマ名を指定した場合、ブリッジはテーブルと計算ビューのインポートを一緒にサポートします。

パッケージ'package1.subpackage1'内のすべての計算ビューをインポートする場合は、'Tables'フィルターをたとえば次のようにします:
h11._SYS_BIC.[package1.subpackage1/.*]

パッケージ'package1.subpackage1'内のすべての計算ビューをインポートする場合は、'Tables'フィルターをたとえば次のようにします:
h11._SYS_BIC.[package1.subpackage1/P.*]

すべてのパッケージのすべての計算ビューをインポートする場合は、名前が'P'で始まる'Tables'フィルターを次のようにします:
h11._SYS_BIC.[.*/P.*]
STRING      
ストアドプロシージャーの詳細 ストアドプロシージャーからインポートされる詳細の量を制御します。

[シグナチャー]
ストアドプロシージャーの名前とパラメーター

[コード、シグナチャー]
上記のプラスコード

[来歴、コード、シグナチャー]
コードから派生した上記のプラスデータ来歴

[なし]
ストアドプロシージャーの詳細は含まれていません。
ENUMERATED
[None] (なし)
署名
コード、署名
来歴、コード、署名
署名  
インデックスをインポート インデックスのインポートを制御します。

'False'
インデックスはインポートされません

'True'
インデックスはインポートされます
BOOLEAN
False
True
False  
Miscellaneous
はじめに
ダッシュで始まるMiscellaneousオプションを指定し、必要であればその後にパラメーターを追加できます。例:
- connection.cast MyDatabase1="MICROSOFT SQL SERVER"
該当する場合は複数回使用できるオプションもあります。例:
- connection.rename NewConnection1=OldConnection1 -connection.rename NewConnection2=OldConnection2;
オプションのリストは長い文字列になるため、${MODEL_BRIDGE_HOME}\data\MIMB\parametersにあり拡張子が.txtであるファイルからロードすることもできます。その場合、オプションはすべて、このパラメーターの唯一の値としてそのファイル内で定義されることが必要です。例:
ETL/Miscellaneous.txt

JAVA環境のオプション
-java.memory <Javaメモリの最大サイズ> (以前の-m)

64ビットJREではデフォルトで1G、またはconf/conf.properties内の設定に従います。例:
-java.memory 8G
-java.memory 8000M

-java.parameters <Javaランタイム環境コマンドラインオプション> (以前の-j)


-java.parameters -Dname=value -Xms1G
のように、-java.parametersの後ろのテキストはすべてそのままJREに渡されるため、このオプションはMiscellaneousパラメーター内の最後に来る必要があります。インターネットへのアクセスにプロキシを使用している場合は、必要なサードパーティのソフトウェアライブラリーをダウンロードできるよう、次のオプションを設定する必要があります(このオプションはhttps://repo.maven.apache.org/maven2/にアクセスするため、そして例外的にいくつかの他のツールサイトにアクセスするために不可欠です)。
注: プロキシは、(会社の)外部トラフィックをHTTPSで暗号化しながら、HTTPでプロキシにアクセスできる内部トラフィックを信頼しているものがほとんどです。この場合、HTTPSリクエストはHTTPでプロキシに到達し、プロキシはそれをHTTPSで暗号化します。
-java.parameters -java.parameters -Dhttp.proxyHost=127.0.0.1 -Dhttp.proxyPort=3128 -Dhttp.proxyUser=user -Dhttp.proxyPassword=pass

モデルインポートのオプション
-model.name <モデル名>

モデル名をオーバーライドをオーバーライドします。例:
-model.name "My Model Name"

-prescript <スクリプト名>

このオプションによって、ブリッジの実行前にスクリプトを実行できるようになります。
スクリプトはbinディレクトリー(またはconf/conf.propertiesのM_SCRIPT_PATHで指定)にあり、拡張子が.batか.shであることが必要です。
スクリプトのパスに親ディレクトリーの記号( .. )を含めることはできません。
スクリプトは、成功した場合は終了コードである0を、失敗した場合は別の値を返します。
例:
-prescript "script.bat arg1 arg2"

-postscript <スクリプト名>

このオプションによって、ブリッジが正しく実行された後にスクリプトを実行できるようになります。
スクリプトはbinディレクトリー(またはconf/conf.propertiesのM_SCRIPT_PATHで指定)にあり、拡張子が.batか.shであることが必要です。
スクリプトのパスに親ディレクトリーの記号( .. )を含めることはできません。
スクリプトは、成功した場合は終了コードである0を、失敗した場合は別の値を返します。
例:
-postscript "script.bat arg1 arg2"

-cache.clear

インポート前にキャッシュをクリアするため、増分収集せずにフルインポートを実行します。

モデルが変更されず、-cache.clearパラメーターが使われていない場合(増分収集)、新しいバージョンは作成されません。
モデルが変更されず、-cache.clearパラメーターが設定されている場合(増分ではなくフルソースインポート)、新しいバージョンが作成されます。

-backup <directory>

さらなるトラブルシューティングのため、入力メタデータを保存できるようにします。指定された<directory>は空であることが必要です。

-restore <ディレクトリー>

復元するバックアップ<ディレクトリー>を指定します。

データ接続オプション
使用するソースとターゲットのデータストアを参照するよう、通常はETL/DIツールとBIツールのインポートブリッジによってデータ接続が生成されます。これらのデータ接続はメタデータ管理ツールによって実際のデータストア(データベースやファイルシステムなど)への接続(メタデータスティッチング)に使われ、完全なエンドツーエンドのデータフローの来歴とインパクト分析が行われます。各データ接続の名前はインポートモデルごとに一意です。DI/BIデザインツールで使われているデータ接続名を可能な限り使用します。そうでない場合は、データベース/スキーマ名、ファイルシステムのパス、Uniform Resource Identifier (URI)など、短くても意味のある接続名が生成されます。次のオプションを使えば、接続を操作できます。これらのオプションによって、レガシーオプションである-c、-cd、-csが置き換えられます。

-connection.cast ConnectionName=ConnectionType

SQL解析のためにジェネリックデータベース接続(ODBCやJDBCなど)を正確なデータベースタイプ(ORACLEなど)にキャストします。例:
-connection.cast "My Database"="MICROSOFT SQL SERVER"
サポートされているデータストア接続タイプのリストは次のとおりです。
ACCESS
APACHE CASSANDRA
DB2/UDB
DENODO
GOOGLE BIGQUERY
HIVE
MYSQL
NETEZZA
ORACLE
POSTGRESQL
PRESTO
REDSHIFT
SALESFORCE
SAP HANA
SNOWFLAKE
MICROSOFT SQL AZURE
MICROSOFT SQL SERVER
SYBASE SQL SERVER
SYBASE AS ENTERPRISE
TERADATA
VECTORWISE
HP VERTICA

-connection.rename OldConnection=NewConnection

既存の接続を新しい名前に変更します。例:
-connection.rename OldConnectionName=NewConnectionName
既存の複数のデータベース接続の名前を変更し、新しい1つのデータベース接続に統合できます。例:
-connection.rename MySchema1=MyDatabase -connection.rename MySchema2=MyDatabase

-connection.split oldConnection.Schema1=newConnection

データベース接続を1つまたは複数のデータベース接続に分割します。
1つのデータベース接続をスキーマごとの1つの接続に分割できます。例:
-connection.split MyDatabase
すべてのデータベース接続をスキーマごとの1つの接続に分割できます。例:
-connection.split *
データベースにスキーマ名を追加することで、データベース接続を明示的に分割し、新しいデータベース接続を作成できます。例:
-connection.split MyDatabase.schema1=MySchema1

-connection.map SourcePath=DestinationPath

ソースパスをデスティネーションパスにマッピングします。これは、異なるパスが同じオブジェクト(ディレクトリーまたはファイル)をポイントしている場合にファイルシステム接続にとって便利です。
Hadoopでは、あるプロセスがHDFSの完全パスで指定されたCSVファイルに書き込む一方、別のプロセスが、デフォルトのファイル名と拡張子を持つ相対パスで指定されている同じファイルによって実装されたHiveテーブル(外部)から読み取ります。例:
-connection.map /user1/folder=hdfs://host:8020/users/user1/folder/file.csv
Linuxでは、/users/johnや/users/paulといった複数のシンボリックリンクによって、/dataのような特定のディレクトリー(またはファイル)が参照されます。例:
-connection.map /data=/users/John -connection.map /data=/users/paul
Windowsでは、M:やN:といった複数のネットワークドライブによって、C:\dataのような特定のディレクトリーが参照されます。例:
-connection.map C:\data=M:\ -connection.map C:\data=N:\

-connection.casesensitive ConnectionName...

検出されたデータストアのタイプがこの設定(Microsoft SQL ServerやMySqlなど)をサポートしている場合は、指定された接続内のオブジェクト識別子に対し、大文字と小文字を区別しないデフォルトのマッチングルールがオーバーライドされます。例:
-connection.casesensitive "My Database"

-connection.caseinsensitive ConnectionName...

検出されたデータストアのタイプがこの設定(Microsoft SQL ServerやMySqlなど)をサポートしている場合は、指定された接続内のオブジェクト識別子に対し、大文字と小文字を区別するデフォルトのマッチングルールがオーバーライドされます。例:
-connection.caseinsensitive "My Database"

-connection.level AggregationLevel

外部接続の集計レベルを指定します。例: -connection.level catalog
サポートされている値のリスト:
server
catalog
schema (デフォルト)

JDBCデータベースのオプション
-system.objects.import (以前の-s)

(デフォルトでスキップされる)システムオブジェクトをすべてインポートします。

-synonyms.ignore (以前の-synonyms)

インポート中にシノニムを無視します。これにより、シノニムが多数存在する場合はモデルのサイズが縮小されます。

-data.dictionary.server <データベース識別名> (以前の-server.name)

テーブルの抽出および定義の表示に使うデータディクショナリーのサーバー名を設定します。
マルチテナントコンテナーデータベース(CDB)の場合、データディクショナリーテーブルとビュー定義のメタデータはルートレベルにのみ保存されます。ただし、各プラグ可能データベース(PDB)には、PDBに含まれているデータベースオブジェクトに関するデータディクショナリーテーブルとビューの独自のセットが存在します。dba_viewsによっては、適用不可のため使用できないものもあります。

-driver.fetch.size <行数> (以前の-f)

行数におけるデータベースドライバーのフェッチサイズ。例:
-driver.fetch.size 100

-model.split (以前の-multiModel)

大型データベースモデルをマルチモデル(例: モデルごとに1つのスキーマ)に分割します。
警告: これはこのインポートブリッジを呼び出すアプリケーションによって管理されるシステムオプションであり、ユーザーが設定するものではありません。

-driver.className

JDBCドライバーのインターフェイスを実装するJavaクラスのフルネーム(パッケージ名を含む)。

-synonyms.public.old

は、すべてのスキームでパブリックシノニムを複製します。
STRING      

 

ブリッジのマッピング

Meta Integration Repository (MIR)
メタモデル
(OMG CWM標準に基づく)
"SAP HANAデータベース(JDBC経由)"
メタモデル
Jdbc
マッピングのコメント
     
名前 名前  
属性 テーブルカラム  
コメント カラムへのコメント JDBCドライバーがサポートしている場合
InitialValue デフォルト値  
名前 名前  
オプション Null可能なプロパティに基づく Accessデータベースの場合は属性が一意のインデックスにある場合のみFalseに設定
PhysicalName 名前  
位置 位置 位置が指定されていない場合は属性の取得順序が使用されます。
BaseType タイプ  
データ型 データ型 データ型変換配列をご覧ください。
長さ サイズ  
名前   名前はデータ型から計算されます
PhysicalName 名前  
スケール 最大スケール  
クラス テーブル TABLEタイプ
コメント テーブルへのコメント JDBCドライバーがサポートしている場合
CppClassType   ENTITYに設定
CppPersistent   Trueに設定
名前 名前  
PhysicalName 名前  
ClassDiagram スキーマ パッケージごとにクラス図が作成され、パッケージのエレメントがすべて含まれます
DerivedType カラム テーブルカラム、ストアドプロシージャーカラムSQL Viewカラムまたはタイプ
データ型 データ型 データ型変換配列をご覧ください。
長さ サイズ  
名前   名前はデータ型から計算されます
PhysicalName 名前  
スケール 10進数  
UserDefined   タイプの場合はTrue
DesignPackage スキーマ 取得されたスキーマごとにパッケージが作成されます。スキーマがない場合はデフォルトのパッケージが作成されます。
名前 名前 スキーマがない場合、またはスキーマに名前がない場合は、[スキーマ]に設定されます。
SQLViewAttribute カラムを表示  
コメント カラムへのコメント JDBCドライバーがサポートしている場合
名前 名前  
PhysicalName 名前  
位置 序数位置  
SQLViewEntity テーブル [ビュー]タイプ
コメント テーブルへのコメント JDBCドライバーがサポートしている場合
名前 名前  
PhysicalName 名前  
StoreModel カタログ カタログに含まれているエレメント(MS SQL Serverのデータベースなど)を使ってモデルがビルドされます。
名前 名前 カタログに名前がない場合は、[カタログ]に設定されます。
シノニム テーブルのシノニム JDBCドライバーがサポートしている場合
名前 名前  

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