主なパターン
コンテナー化 / サーバーレスプラットフォームに関連するデプロイメントの基本パターンには、次の3つがあります。
- カスタマーマネージド型 - Dockerイメージ
Talendジョブ(実行可能なjar)とデータサービス / メディエーションルート(マイクロサービス - Sprint Boot)をTalend Dockerイメージとして公開し、そのイメージをオーケストレーション化と計算用のコンテナー管理プラットフォームにデプロイします。標準のDockerイメージの設定(イメージ名、タグ、など)は、必要に応じてカスタマイズできます。詳細は、Dockerイメージビルドの設定をカスタマイズをご覧ください。
- カスタマーマネージド型 - バイナリ
Talendジョブ(実行可能なjar)とデータサービス / メディエーションルート(マイクロサービス - Sprint Boot)をスタンドアロン実行ファイルとして、アーティファクトリポジトリー(NexusやArtifactoryなど)およびオンプレミスのコンテナー化またはクラウドサーバーレスプラットフォーム(AWS FargateやAzure Container Instancesなど)に公開して実行できます。サーバーレスプラットフォーム自体には、お客様のプロジェクト要件に応じた環境設定(セキュリティ、ネットワーク、ロギング、監視、レポーティング、オーケストレーション化機能など)が必要になります。
- Talendマネージド型 - Dockerイメージとしてのサーバー
Talendインフラストラクチャーのアプリケーションイメージ(Talend Remote Engineなど)を、コンテナー / サーバーレスアーキテクチャーにデプロイします。このアプローチでは、TalendのインフラストラクチャーサービスAPIを活用することでインフラストラクチャーの自動スケーリング、自動キーペアリング、自動コードデプロイメントなどを実現できます。このパターンによる一般的なアーキテクチャーの青写真は、Talendが管理するリファレンスアーキテクチャーガイドラインに引き続き従うことになります。
3番目のパターンはサーバーアプリケーションをコンテナー化 / サーバーレスアーキテクチャーに戻すため、Talendは最初の2つのアプローチパターンをお勧めします。Talendはまた、個々のお客様のデータ管理要件、環境の準備状況、ITコンテナー化 / サーバーレスの成熟度に基づいて最適な実装アプローチをよりよくサポートして提供できるよう、Qlikプロフェッショナルサービスの利用をお客様にお勧めしています。