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接続設定を定義

このタスクについて

接続のプロパティを表示するには、それを選択して[Component] (コンポーネント)ビュータブをクリックするか、接続を右クリックしてコンテキストメニューから[Settings] (設定)を選択します。このセクションでは、接続のプロパティ設定についてまとめています。

行接続の設定

About this task

接続の[Component] (コンポーネント)ビューの縦に並んだタブの[Basic settings] (基本設定)に、接続で処理されるデータフローのスキーマが表示されます。スキーマは[Edit schema] (スキーマを編集)ボタンをクリックして変更できます。詳細は、ジョブに組み込みスキーマを設定をご覧ください。

コンポーネントの[基本設定]ビュー。

縦に並んだタブの[Advanced settings] (詳細設定)では、別個のtFlowMeterコンポーネントを使うことなく、ジョブの接続を通過するデータフローを監視できます。

計測情報が解析され、Talend Activity Monitoring Consoleに表示されます。詳細は、Introduction to Talend Activity Monitoring Consoleをご覧ください。

コンポーネントの[Advanced settings] (詳細設定)ビュー。

接続でデータを監視するには、縦に並んだタブの[Advanced settings] (詳細設定)で次のように設定します。

Procedure

  1. [Monitor this connection] (この接続を監視)チェックボックスをオンにします。
    このオプションはSparkジョブではサポートされていません。
  2. [Mode] (モード)リストで、接続を通過する実際の行数をログに記録する場合は[Absolute] (絶対)を選択し、この接続を通過する行数と参照接続の行数の比率(%)をログに記録する場合は[Relative] (相対)を選択します。[Relative] (相対)を選択した場合は、[Connections List] (接続リスト)から参照接続を選択する必要があります。
  3. [+]ボタンをクリックし、[Thresholds] (しきい値)テーブルに行を追加して、ログに記録する行数の範囲を定義します。

反復接続設定

About this task

反復接続を設定すると、並列反復も有効になります。詳細は、データ読み取りの並列繰り返しを起動をご覧ください。

トリガー接続設定

OnSubjobOK接続設定

About this task

リモートプロジェクトで作業している場合、[OnSubjobOK]トリガー接続にチェックポイントを定義できます。これにより、ジョブの実行が失敗した場合にTalend Administration Center[Error Recovery Management] (エラーリカバリーマネジメント)ページにアクセスして、エラー発生以前の最終チェックポイントからジョブを回復できます。

コンポーネントの[Error recovery] (エラーリカバリー)ビュー。

サブジョブのトリガー接続にチェックポイントを定義するには、 [Component] (コンポーネント)ビューの縦に並んだタブの[Error Recovery] (エラーリカバリー)で以下のように設定します:

Procedure

  1. [Recovery Checkpoint] (リカバリーチェックポイント)チェックボックスをオンにします。
  2. [Label] (ラベル)フィールドに、チェックポイントの名前を入力します。
  3. [Failure instructions] (失敗の説明)テキストフィールドに、失敗を説明するテキストを入力します。

Results

詳細は、トリガー接続にチェックポイントを設定をご覧ください。

条件付き実行接続の設定

About this task

[Run if] (条件付き実行)接続の[Basic settings] (基本設定)ビューでは、Javaのサブジョブに条件を設定できます。

条件に変数が使用できます。Ctrl + スペースを押すと、どのグローバル変数やコンテキスト変数にもアクセスできます。詳細は、ジョブまたはルートで変数を使用をご覧ください。

情報メモWarning: 条件の後ろにコメントを追加する場合は、単一行のコメントであっても必ず/*と*/で囲みます。

次の例では、入力ファイルに0行のデータが含まれている場合にメッセージがトリガーされます。

接続の[Basic settings] (基本設定)ビュー。

Procedure

  1. ジョブを作成し、そのデザインワークスペースに3つのコンポーネントをドロップします:tFileInputDelimitedtLogRowtMsgBox
  2. コンポーネントを次のように接続します。
    • tFileInputDelimitedコンポーネントを右クリックし、コンテキストメニューから[Row] (行) > [Main] (メイン)を選択して、tLogRowコンポーネントをクリックします。
    • tFileInputDelimitedコンポーネントを右クリックし、コンテキストメニューから[Trigger] (トリガー) > [Run if]を選択して、tMsgBoxコンポーネントをクリックします。
  3. データ行が含まれていないファイルを読み取るようにtFileInputDelimitedコンポーネントを設定します。
  4. tFileInputDelimitedコンポーネントとtMsgBoxコンポーネントの間に[Run if]接続を選択し、[Component] (コンポーネント)ビューをクリックします。[Basic settings] (基本設定)タブの[Condition] (条件)フィールドでCtrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、tFileInputDelimitedコンポーネントのNB_LINE変数を選択します。条件を次のよう編集します。
    ((Integer)globalMap.get("tFileInputDelimited_1_NB_LINE"))==0
  5. tMsgBoxコンポーネントの[Component] (ビュー)に移動し、[Message] (メッセージ)フィールドにたとえば"No data is read from the file"(ファイルから読み込まれたデータがありません)というメッセージを入力します。
  6. 保存してジョブを実行します。tMsgBoxコンポーネントで定義したメッセージが表示されます。

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