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Talend Studioで接続を管理

Talend Studioでローカル接続を設定

Talend Studioでは、ローカル接続を作成して、ローカルにプロジェクトに取り組むことができます。

Procedure

  1. Talend Studioを起動します。
  2. Talend Studioログインウィンドウで[Manage Connections] (接続を管理)をクリックし、[Connections] (接続)ウィンドウを開きます。
  3. [Connections](接続設定)ウィンドウで[ + ]ボタンをクリックし、新しい接続を作成します。
  4. [Repository] (リポジトリー)リストから[Local] (ローカル)を選択します。
  5. [Name] (名前)フィールドに接続の名前を入力します。
  6. 必要であれば、[Description] (説明)フィールドに接続の説明を入力します。
  7. [User E-mail] (ユーザーメール)フィールドに自分のユーザーアカウントを入力します。
  8. [Workspace] (ワークスペース)フィールドに、自分のローカルワークスペースのディレクトリーを指定します。
    情報メモWarning: ワークスペースディレクトリーのパスにスペースまたは特殊文字が含まれていないことを確認してください。JVMの互換性の問題でTalend Studioが動作しなくなる可能性があります。
  9. Talend Studioの前のバージョンからエクスポートされたプロジェクトやプロジェクト項目をインポートするためには、[Set migration token] (移行トークンを設定)をクリックし、ポップアップダイアログボックスに移行トークンを入力します。
    移行トークンがまだ存在しない場合は、Talendサポートに連絡してリクエストしてください。
  10. 必要であれば、[Connections] (接続)をクリックし、開いた[Preferences] (環境設定)ダイアログボックスでネットワーク接続、タイムアウト設定、Talend Studioのアップデート設定を行います。
    アップデート設定の詳細は、アップデートリポジトリーを設定をご覧ください。
  11. OKをクリックします。
    以上で、Talend Studioログインウィンドウの[On connection] (接続時)ドロップダウンリストから新しく作成された接続を選択し、必要に応じて既存のプロジェクトを選択したり、新しいプロジェクトを作成したり、またはデモプロジェクトや既存のプロジェクトをインポートしたりできるようになります。

Talend Management Consoleへのリモート接続を設定

Talend StudioTalend Management Consoleへの接続を設定できます。

Procedure

  1. Talend Studioを起動します。
  2. Talend Studioログインウィンドウで[Manage connection] (接続を管理)をクリックし、[Connections] (接続)ウィンドウを開きます。
  3. [Connections](接続設定)ウィンドウで[ + ]ボタンをクリックし、新しい接続を作成します。
  4. [Repository] (リポジトリー)リストからTalend Cloudサーバーを選択します。Talend Management Consoleへのカスタム接続を設定する場合は、[Cloud - Custom] (クラウド - カスタム)を選択します。
  5. [Name] (名前)フィールドに接続の名前を入力します。
  6. 必要であれば、[Description] (説明)フィールドに接続の説明を入力します。
  7. [Token] (トークン)フィールドにパーソナルアクセストークンを入力します。

    ログイン認証情報では大文字と小文字が区別されます。

    ログイン名の確認やパーソナルアクセストークンの生成は、Talend Cloud内の[Profile Preferences] (プロファイル環境設定)で行います。セキュリティ上の理由から、60日以上前のトークンを使ってTalend Studioに接続することはできません。詳細は、パーソナルアクセストークンを生成をご覧ください。

  8. [Workspace] (ワークスペース)フィールドで、自分のワークスペースのディレクトリーを指定します。

    既存のローカルワークスペースをリモート接続で使用することはできません。必要であれば、Talend Studioでデフォルトのワークスペースフォルダーと一緒に別のフォルダーを作成できます。

    情報メモWarning: ワークスペースディレクトリーのパスにスペースまたは特殊文字が含まれていないことを確認してください。JVMの互換性の問題でTalend Studioが動作しなくなる可能性があります。
  9. [Repository] (リポジトリー)リストから[Cloud - Custom] (クラウド - カスタム)を選択した場合は、[Web-app URL] (WebアプリケーションのURL)フィールドにサーバーURLを入力します。
  10. [Check URL] (URLを確認)をクリックして、接続を確認します。
    情報メモTip:

    Talend Studioがリモートサーバーへの接続に失敗すると、ダイアログボックスが表示され、そこで次の処理が可能になります。

    • リモートサーバーへの接続を再試行する。
    • 接続タイムアウト時間を変更して、再試行回数を増やす。値0は、接続タイムアウトが存在しないことを意味します。

    必要に応じて、[Cancel](キャンセル)をクリックしてダイアログボックスを閉じ、接続の詳細を確認します。

  11. Talend Studioの前のバージョンからエクスポートされたプロジェクトやプロジェクト項目をインポートするためには、[Set migration token] (移行トークンを設定)をクリックし、ポップアップダイアログボックスに移行トークンを入力します。
    移行トークンがまだ存在しない場合は、Talendサポートに連絡してリクエストしてください。
  12. 必要であれば、[Connections] (接続)をクリックし、開いた[Preferences] (環境設定)ダイアログボックスでネットワーク接続、タイムアウト設定、Talend Studioのアップデート設定を行います。
    アップデート設定の詳細は、アップデートリポジトリーを設定をご覧ください。
  13. OKをクリックします。

    後は、Talend Studioログインウィンドウの[On connection] (接続時)ドロップダウンリストで新しく作成した接続を選択すれば、共同プロジェクトに接続できるようになります。

    Talend Management Consoleでホストされているリモートプロジェクトに接続すると、Talend StudioTalend Cloudに自動的に接続します。これにより、Talend StudioでデザインされたアーティファクトをTalend Cloudに公開できるようになります。接続が確立されると、Talend StudioからのアーティファクトのアップデートはTalend Cloudにすぐにプッシュできます。

    ローカルプロジェクトに接続する場合は、Talend Cloudへの接続を手動で設定する必要があります。詳細は、Talend StudioをTalend Cloudに接続をご覧ください。

Talend Administration Centerへのリモート接続を設定

Talend StudioTalend Administration Centerへの接続を設定できます。

Procedure

  1. Talend Studioを起動します。
  2. Talend Studioログインウィンドウで[Manage Connections] (接続を管理)をクリックし、[Connections] (接続)ウィンドウを開きます。
  3. [Connections](接続設定)ウィンドウで[ + ]ボタンをクリックし、新しい接続を作成します。
  4. [Repository] (リポジトリー)リストから[Remote TAC] (リモートTAC)を選択します。
  5. [Name] (名前)フィールドに接続の名前を入力します。
  6. 必要であれば、[Description] (説明)フィールドに接続の説明を入力します。
  7. 対応する[User name] (ユーザー名)フィールドと[User password] (ユーザーパスワード)フィールドに、Talend Administration Centerで作成したログイン認証情報を入力します。

    ログイン認証情報では大文字と小文字が区別されます。

    Talend Administration CenterでSSOが有効になっている場合は、SSOユーザー名とパスワードを[User name] (ユーザー名)フィールドと[User Password] (ユーザーパスワード)フィールドにそれぞれ入力する必要があります。詳細は、システム管理者にお問い合わせください。

  8. [Workspace] (ワークスペース)フィールドで、自分のワークスペースのディレクトリーを指定します。

    既存のローカルワークスペースをリモート接続で使用することはできません。必要であれば、Talend Studioでデフォルトのワークスペースフォルダーと一緒に別のフォルダーを作成できます。

    情報メモWarning: ワークスペースディレクトリーのパスにスペースまたは特殊文字が含まれていないことを確認してください。JVMの互換性の問題でTalend Studioが動作しなくなる可能性があります。
  9. [Web-app Url] (WebアプリケーションのURL)フィールドにTalend Administration CenterのURLを入力します。
  10. [Check URL] (URLを確認)をクリックして、接続を確認します。
    情報メモTip:

    Talend Studioがリモートサーバーへの接続に失敗すると、ダイアログボックスが表示され、そこで次の処理が可能になります。

    • リモートサーバーへの接続を再試行する。
    • 接続タイムアウト時間を変更して、再試行回数を増やす。値0は、接続タイムアウトが存在しないことを意味します。

    必要に応じて、[Cancel](キャンセル)をクリックしてダイアログボックスを閉じ、接続の詳細を確認します。

  11. Optional: Talend Administration Centerの認証情報をTalend Studioに保存したくない場合は、[Don't save TAC credentials in Studio] (StudioにTAC認証情報を保存しない)チェックボックスをオンにします。
    次回のTalend Studio起動時に、Talend Administration Center認証情報の入力を求めるメッセージが表示されます。
  12. Talend Studioの前のバージョンからエクスポートされたプロジェクトやプロジェクト項目をインポートするためには、[Set migration token] (移行トークンを設定)をクリックし、ポップアップダイアログボックスに移行トークンを入力します。
    移行トークンがまだ存在しない場合は、Talendサポートに連絡してリクエストしてください。
  13. 必要であれば、[Connections] (接続)をクリックし、開いた[Preferences] (環境設定)ダイアログボックスでネットワーク接続、タイムアウト設定、Talend Studioのアップデート設定を行います。
    アップデート設定の詳細は、アップデートリポジトリーを設定をご覧ください。
  14. OKをクリックします。

    後は、Talend Studioログインウィンドウの[On connection] (接続時)ドロップダウンリストで新しく作成した接続を選択すれば、共同プロジェクトに接続できるようになります。

スクリプトを使ってTalend Studioで複数接続を設定

Talend Studioでは、スクリプトを使って一度に複数の接続を作成できます。

次の例で、スクリプトを使ってローカル接続とTalend Administration Center接続を一度に作成する方法を示します。

Procedure

  1. JSON形式で接続の詳細を定義するスクリプトファイルを作成します。

    この例では、スクリプトにmyConnections.jsonという名前を付けてTalend Studioインストールディレクトリーに配置します。

    [
                                {
                                "name": "localConnection",
                                "description": "My local connection",
                                "local": true,
                                "user": "doc@company.com",
                                "workSpace": "D:\\Talend\\workspacelocal"
                                },
                                {
                                "name": "remoteConnection",
                                "description": "My remote connection",
                                "local": false,
                                "user": "dev@company.com",
                                "password": "mypassword",
                                "workSpace": "D:\\Talend\\workspaceremote",
                                "url": "http://192.128.8.88:8081/org.talend.administrator"
                                }
                                ]
    情報メモWarning: ワークスペースディレクトリーのパスにスペースまたは特殊文字が含まれていないことを確認してください。JVMの互換性の問題でTalend Studioが動作しなくなる可能性があります。
  2. Talend Studioインストールディレクトリーで、次のコマンドを実行します。
    Talend-Studio-win-x86_64.exe -nosplash -application org.talend.commandline.GenerateConnection -consoleLog -data commandline-workspace -f myConnections.json
    情報メモNote: この例では、Talend StudioをMicrosoft Windowsで使用しているものと仮定しています。別のオペレーティングシステムを使用している場合は、そのオペレーティングシステムに対応するTalend Studioの実行可能ファイルを使用します。
  3. Talend Studioを起動します。
  4. Talend Studioログインウィンドウで[Manage Connections] (接続を管理)をクリックし、[Connections] (接続)ウィンドウを開いて接続をチェックします。
    スクリプトファイルで定義されている接続が作成され、[Connections] (接続)ウィンドウに表示されます。

Talend StudioTalend Cloudに接続

ホストされているリモートプロジェクトに接続済みであれば、Talend StudioTalend Cloudに自動的に接続します。ローカルプロジェクトしか設定していない場合は、この手順に従ってクラウド接続を確立します。それ以外の場合はこのセクションを無視して構いません。

組織内のWebユーザーがTalend Studioでデザインされたアーティファクトで作業できるようにするためには、Talend Cloudに公開する必要があります。接続が確立されると、Talend Studioからのシナリオのアップデートはすぐにクラウドにプッシュできます。

Procedure

  1. Talend Studioメニューバーで、[Window] (ウィンドウ) > [Preferences] (環境設定)と選択します。
  2. 環境設定リストで、 Talend > Talend Cloud を選択します。
  3. アクセストークンを入力します。
    アクセストークンは、Talend Cloud内のプロファイル環境設定で生成できます。詳細は、パーソナルアクセストークンを生成をご覧ください。

    Talend Cloud URLはhttps://<env>.cloud.talend.com (<env>はお使いのクラウドリージョンの名前)です。リージョン名がわからない場合は、Talend CloudのリージョンとURLをご覧ください。

  4. ジョブ、ルート、データサービスをTalend Cloudに公開する時に、そのジョブ、ルート、データサービスで以下の問題のチェックを停止したい場合は、[Stop checking issues when publishing to Talend Cloud] (Talend Cloudへの公開時の問題チェックを停止)チェックボックスを選択します。
    • リモートのGitリポジトリーにプッシュされていない変更が、ジョブ、ルート、データサービスに含まれています。
    • 任意の数値データ型のコンテキスト変数がジョブまたはルートに含まれており、その値が型と一致しません。

    このチェックボックスは、デフォルトでオフになっています。ジョブ、ルート、データサービスで上記の問題がある場合は、Talend Cloudへの公開時にダイアログボックスで警告メッセージを表示されます。詳細は、Talend Cloudに公開をご覧ください。

    ジョブ、ルート、データサービスをTalend Cloudに公開する場合、Talend StudioがチェックするのはGitのコミットやプッシュのステータスのみです。

  5. [Advanced] (詳細)チェックボックスをオンにし、[Service URL] (サービスURL)ドロップダウンリストからデータセンターを選択します。

    Example

    [Preferences] (環境設定)ダイアログボックスでTalend Cloudタブが開かれている状態。

    クラウドへのアーティファクトの公開時にパフォーマンスを最適化するために、[Accelerate publish] (公開の高速化)チェックボックスがデフォルトでオンになっています。

  6. [Test Connection] (テスト接続)をクリックしてTalend Management Console Webアプリケーションへの接続をテストします。
  7. [Apply] (適用)をクリックして設定を保存します。
  8. 環境設定リストで、 Talend > [Performance] (パフォーマンス)を選択します。
  9. [Default connection timeout (seconds)] (デフォルト接続タイムアウト(秒))を調整します。
    タイムアウト値はデフォルトで5秒に設定されています。ただし、遅いネットワークの場合にはこれでは十分でない可能性があります。値は300秒に設定することをお勧めします。
    [Preferences] (環境設定)ダイアログボックスで[パフォーマンス]タブが開かれている状態。
  10. [Apply] (適用)をクリックして設定を保存し、[Preferences] (環境設定)ウィンドウを閉じます。
    接続が確立され、これでアーティファクトをTalend Management Consoleに公開できるようになりました。

プロキシサーバーで基本認証を使ってTalend Administration Centerとの接続を有効化

プロキシサーバーで基本認証を使ってリモートプロジェクトの作業をしている場合は、Talend Studioで特定の設定を行い、Talend Administration Centerとのセキュアな接続を有効にする必要があります。

このトピックでは、HTTPとHTTPSの両方のプロキシサーバーの設定が提供されています。使用するプロキシサーバーのタイプに応じた選択が可能です。

SSLを使ったTalend Administration Centerとのセキュアな接続詳しい設定方法は、ルート認証局の証明書チェーンを設定Talend StudioTalend Administration Centerの間に双方向のセキュアな接続を設定する方法をご覧ください。

Procedure

  1. メニューバーで、[Window] (ウィンドウ) > [Preferences] (環境設定)とクリックし、[Preferences] (環境設定)ダイアログボックスを開きます。
  2. [Preferences] (環境設定)ダイアログボックスのツリービューで[General] (一般設定) > [Network Connections] (ネットワーク接続)を展開し、該当するビューを表示させます。
  3. プロキシ設定を指定します。
    または、Talend CommandLineを使用している場合は、Talend Studioインストールディレクトリーの下にある.iniファイルに次の行を追加すればプロキシを設定できます。
    -Dhttp.proxySet=true
                                -Dhttp.proxyHost=<proxy_server_host>
                                -Dhttp.proxyPort=<proxy_server_port>
                                -Dhttp.nonProxyHosts=localhost
                                -Dhttp.proxyUser=<proxy_server_user>
                                -Dhttp.proxyPassword=<proxy_server_password>
                                -Dhttps.proxyHost=<proxy_server_host>
                                -Dhttps.proxyPort=<proxy_server_port>
                                -Dhttps.proxyUser=<proxy_server_user>
                                -Dhttps.proxyPassword=<proxy_server_password>
  4. .gitconfigファイルを以下のようにアップデートします:
    git config --global http.proxy http://<git_username>:<git_password>@<proxy_server_host>
                                git config --global https.proxy http://<git_username>:<git_password>@<proxy_server_host>

Results

Talend Studioを再起動すると、プロキシサーバーで基本認証を使ってTalend Administration Centerに接続できるようになります。

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