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テンプレートからジョブを作成

このタスクについて

Talend Studioでは、以下の異なるテンプレートを使用して、すぐに実行できるジョブを作成できます:

デフォルトで、この機能はTalend Studioと共には出荷されていません。機能マネージャーを使ってインストールする必要があります。 詳細は、機能マネージャーを使って機能をインストールをご覧ください。

ファイルからデータベーステーブルにデータを出力(またはその逆)

About this task

ファイルからデータベーステーブルに、またはデータベーステーブルからファイルにデータを書き込むジョブを作成する場合は、さまざまなテンプレートを使用できます。以下のようにします:

Procedure

  1. Integrationパースペクティブの[Repository] (リポジトリー)ツリービューで[Job Designs] (ジョブデザイン)を開き、[Standard] (標準)を右クリックして、ドロップダウンリストから[Create job from templates] (テンプレートからジョブを作成)を選択します。新しいジョブのメインプロパティを定義できるジョブ作成ウィザードが表示されます。
    [Job creation] (ジョブの作成)ウィザード。
  2. [Simple Template] (簡単なテンプレート)オプションを選択し、[Next] (次へ)をクリックして、ウィザードで新しいビューを開きます。
    [Job creation] (ジョブの作成)ウィザード。
  3. 次のフィールドに適切な情報を入力します。
    フィールド 説明
    名前 新しいジョブの名前を入力します。禁止文字を入力すると、メッセージが表示されます。
    目的 ジョブの目的、またはジョブの使用に役立つ情報を入力します。
    説明 必要に応じて、作成したジョブの説明を入力します。
    作成者 [Author] (作成者)フィールドは、デフォルトで現在のユーザーログインを表示する読み取り専用のフィールドです。
    ロック保持者 [Locker] (ロック保持者)フィールドは、デフォルトで現在のロックを表示する読み取り専用のフィールドです。
    バージョン [Version] (バージョン)フィールドは読み取り専用です。Mボタンとmボタンを使って、手動でバージョンを高くできます。詳細は、ジョブやルートのバージョンを管理をご覧ください。
    ステータス 環境設定でジョブのステータスを定義できます。デフォルトでは、何も定義されていません。これらを定義するには、 [Window] (ウィンドウ) > [Preferences] (環境設定) > Talend > [Status] (ステータス)に移動します。
    パス ジョブを作成するフォルダーを選択します。
  4. ジョブの情報を入力したら、[Next] (次へ)をクリックして確定し、ウィザードで新しいビューを開きます。
    [Job creation] (ジョブの作成)ウィザード。
  5. ジョブの作成に使用するテンプレートを選択し、[Next] (次へ)をクリックします。
    [Job creation] (ジョブの作成)ウィザード。
  6. [Type Selection] (タイプ選択)エリアで、使用する出力ファイル(tFileInputDelimitedなど)をドロップダウンリストから選択します。
  7. [Main properties of the component] (コンポーネントのメインプロパティ)エリアで[...]ボタンをクリックし、使用するプロパティを持つファイルを参照します。このファイルは[Repository] (リポジトリー)ツリービューで一元化されています。続く[Detail settings] (詳細設定)エリアのフィールドには、選択されたファイルのプロパティが自動的に入力されます。必要に応じて、[Detail setting] (詳細設定)エリアでファイルパスや他のすべてのプロパティフィールドを手動で設定できます。
    その後、[Next] (次へ)をクリックして確定し、ウィザードで新しいビューを開きます。
    [Job creation] (ジョブの作成)ウィザード。
  8. [Metadata] (メタデータ)エリアで[...]ボタンをクリックし、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ダイアログボックスを開いてスキーマを選択します。さらに、ツールバーを使って手動でスキーマをインポートし、カラムを追加することもできます。その後、[Next] (次へ)をクリックして確定し、ウィザードで新しいビューを開きます。
    [Job creation] (ジョブの作成)ウィザード。
  9. [Type Selection] (タイプ選択)エリアで、出力データベースのタイプをドロップダウンリストから選択します。
  10. [Main properties of the component] (コンポーネントのメインプロパティ)エリアで[...]ボタンをクリックし、プロパティを使用する接続を参照します。このデータベース接続は[Repository] (リポジトリー)ツリービューに一元化されています。続く[Detail settings] (詳細設定)エリアのフィールドには、選択された接続のプロパティが自動的に入力されます。必要に応じて、[Detail setting] (詳細設定)エリアでデータベースの詳細や他のすべてのプロパティフィールドを手動で設定できます。
    その後、[Finish] (終了)をクリックしてウィザードを閉じます。
    実行可能なジョブが作成され、[Repository] (リポジトリー)ツリービューの[Job Designs] (ジョブデザイン)ノードの下にリストされます。
    デザインワークスペース。

Results

ジョブの作成後は、必要に応じてジョブのコンポーネントのプロパティを変更できます。

データベーステーブルから別のデータベースにデータを出力

About this task

データベーステーブルから別のデータベーステーブルに、またはデータベーステーブルからファイルにデータを書き込むジョブを作成する場合は、さまざまなテンプレートを使用できます。

データベーステーブルから別のデータベースにデータを出力するには、以下のようにします:

Procedure

  1. Integrationパースペクティブの[Repository] (リポジトリー)ツリービューで[Job Designs] (ジョブデザイン)を右クリックし、ドロップダウンリストから[Create job from templates] (テンプレートからジョブを作成)をクリックします。新しいジョブのメインプロパティを定義できるジョブ作成ウィザードが表示されます。
    [Job creation] (ジョブの作成)ウィザード。
  2. [From Table List] (テーブルリストから)オプションを選択し、[Next] (次へ)をクリックして、ウィザードで新しいビューを開きます。
    [Job creation] (ジョブの作成)ウィザード。
  3. ジョブの作成に使用するテンプレートを選択し、[Next] (次へ)をクリックします。この例では[TableToTable]が選択されています。
    [Job creation] (ジョブの作成)ウィザード。
  4. [Main properties of the component] (コンポーネントのメインプロパティ)エリアで[...]ボタンをクリックし、プロパティを使用する接続を参照します。このデータベース接続は[Repository] (リポジトリー)ツリービューに一元化されています。続く[Detail settings] (詳細設定)エリアのフィールドには、選択されたデータベーステーブルのプロパティが自動的に入力されます。必要に応じて、[Detail setting] (詳細設定)エリアでデータベースパラメーターを手動で設定することもできます。
    その後、[Next] (次へ)をクリックして確定し、ウィザードで新しいビューを開きます。
    [Job creation] (ジョブの作成)ウィザード。
  5. [Select Schema to create] (作成するスキーマの選択)エリアで、使用するテーブルのチェックボックスをオンにし、[Next] (次へ)をクリックして確定して、ウィザードで新しいビューを開きます。その後、[Next] (次へ)をクリックして確定し、ウィザードで新しいビューを開きます。
    [Job creation] (ジョブの作成)ウィザード。
  6. [Type Selection] (タイプ選択)エリアで、出力データベースのタイプをドロップダウンリストから選択します。
  7. [Main properties of the component] (コンポーネントのメインプロパティ)エリアで[...]ボタンをクリックし、プロパティを使用する接続を参照します。このデータベース接続は[Repository] (リポジトリー)ツリービューに一元化されています。続く[Detail settings] (詳細設定)エリアのフィールドには、選択された接続のプロパティが自動的に入力されます。必要に応じて、[Detail setting] (詳細設定)エリアの出力エリアでデータベースの詳細や他のすべてのプロパティフィールドを手動で設定できます。
    その後、[Next] (次へ)をクリックして確定し、ウィザードで新しいビューを開きます。
    [Job creation] (ジョブの作成)ウィザード。
  8. [Check Availability] (利用可能チェック)エリアで、必要に応じて利用可能なオプションのチェックボックスをオンにします。この例では、出力スキーマを[Repository] (リポジトリー)ツリービューに保存し、作成したジョブの出力コンポーネントと入力コンポーネントの間にtMapコンポーネントを挿入します。
  9. [Jobname] (ジョブ名)フィールドにジョブ名を入力し、[check] (チェック)ボタンをクリックして、ジョブに選んだ名前が利用可能かどうか調べます。ダイアログボックスが開き、そのジョブ名が使用可能かどうか示されます。OKをクリックしてダイアログボックスを閉じます。
  10. [Finish] (終了)をクリックし、確定してウィザードを閉じます。実行可能なジョブが作成され、[Repository] (リポジトリー)ツリービューの[Job Designs] (ジョブデザイン)ノードの下にリストされます。
    デザインワークスペース。

Results

ジョブの作成後は、必要に応じてジョブのコンポーネントのプロパティを変更できます。

ファイルからのデータを特定の形式でジョブレットに出力

About this task

このテンプレートを使って、ファイルからデータを取得し特定の形式でジョブレットに書き込むジョブを作成できます。

情報メモNote:

テンプレートを使用する場合、データを書き込むターゲットのジョブレットが既に存在し、読み取るメタデータが中央リポジトリーに作成されている必要があります。

ファイルからジョブレットにデータを出力するには、以下のようにします:

Procedure

  1. Integrationパースペクティブの[Repository] (リポジトリー)ツリービューで[Job Designs] (ジョブデザイン)を右クリックし、ドロップダウンリストから[Create job from templates] (テンプレートからジョブを作成)をクリックします。新しいジョブのメインプロパティを定義できるジョブ作成ウィザードが表示されます。
    [Job creation] (ジョブの作成)ウィザード。
  2. [Migrate data from file to joblet] (ファイルからジョブレットにデータを移行)オプションを選択し、[Next] (次へ)をクリックして、ウィザードで新しいビューを開きます。
    [Job creation] (ジョブの作成)ウィザード。
  3. [FileToJoblet]テンプレートを選択し、ジョブを作成して[Next] (次へ)をクリックします。
    [Job creation] (ジョブの作成)ウィザード。
  4. [Select Schema to create] (作成するスキーマの選択)エリアで、データを取得してターゲットのジョブレットに書き込むパラメーターとして使用するメタデータを選択します。
    この例ではCSVファイルを使用します。
  5. [Next] (次へ)をクリックして続行します。
    [Job creation] (ジョブの作成)ウィザード。
  6. [Type Selection] (タイプ選択)エリアで、取得したデータを書き込むターゲットのジョブレットを選択し、[Next] (次へ)をクリックして確定して、ウィザードで新しいビューを開きます。
    [Job creation] (ジョブの作成)ウィザード。
  7. [Jobname] (ジョブ名)フィールドに追加して完全なジョブ名を入力します。デフォルトのジョブ名はJob_{CURRENT_TABLE}です。これに example という文字列を入力してジョブ名をJob_example_{CURRENT_TABLE}にした後、[check] (チェック)ボタンをクリックしてこのジョブ名が既に使用されているかどうか調べます。ジョブ名が存在する場合は、[Jobname] (ジョブ名)フィールドに他の名前を入力する必要があります。存在しない場合は、[Success] (成功)ダイアログボックスが表示され、続行するよう求められます。OKをクリックします。
    情報メモWarning: ジョブ名の入力時に、{CURRENT_TABLE}を置換したり削除したりしないでください。
  8. 複数のメタデータファイルを選択し、データを取得してターゲットのジョブレットに書き込む場合、また1つのジョブのサブジョブでファイルを処理する場合は、[Create subjobs in a single job] (1つのジョブにサブジョブを作成)チェックボックスをオンにします。
    ファイルを複数のジョブに分けて処理する場合は、チェックボックスをオフにします。

Results

ジョブの作成後は、必要に応じてジョブのコンポーネントのプロパティを変更できます。

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