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トリガーモードでCDCを設定する

以下は、特定のパブリッシャー/サブスクライバーシナリオの場合に1回だけ実行する必要のある設定手順です。

ステップ1: パブリッシャーの設定

Procedure

  1. CDC専用のデータベース接続を設定。
  2. データが置かれているデータベースへの接続を設定。

Results

データベース接続を設定する方法は、データベースメタデータを一元管理をご覧ください。
情報メモNote: MS SQL Serverで作業している場合は、2つの接続を同じデータベースに設定する必要がありますが、2つの異なるスキーマを使用します。
MS SQL Serverでの同じデータベースへの2つの接続の例。

ステップ2: ソーステーブルの識別

データ変更をキャプチャーするテーブルを識別するには、新たに作成したデータ接続を右クリックしてソーステーブルのスキーマを取得し、それをリポジトリーファイルシステムにロードします。この例では、ソーステーブルはpersonです。

接続からのpersonソーステーブルの例。

ステップ3: サブスクライバーテーブルの作成

Procedure

  1. データ接続ノードの下でCDC Foundationフォルダーを右クリックし、コンテキストメニューから[Create CDC] (CDCを作成)を選択します。[Create Change Data Capture] (CDCを作成)ダイアログボックスが開きます。
  2. [Create Change Data Capture] (CDCを作成)ダイアログボックスで、[Set Link Connection] (リンク接続を設定)フィールドの横の[...]ボタンをクリックして、CDC専用のデータベース接続を選択します。
    他のCDCモードもサポートするOracleなどのデータベースの場合は、このステップでデータ変更をキャプチャーするオプションとして[Trigger mode] (トリガーモード)を必ず選択してください。
    Oracleデータベース用の[Trigger mode] (トリガーモード)オプションと[XStream mode] (XStreamモード)オプション。
  3. [Create Subscriber] (サブスクライバーの作成)をクリックし、[Create Subscriber and Execute SQL Script] (サブスクライバーの作成とSQLスクリプトの実行)ダイアログボックスを開きます。
  4. [Execute] (実行)をクリックして表示されているSQLスクリプトを実行し、[Close] (閉じる)をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
  5. [Create Change Data Capture] (CDCを作成)ダイアログボックスで[Finish] (終了)をクリックします。
    [CDC Foundation]フォルダーに、CDCのデータベース接続とサブスクライバーテーブルスキーマが表示されます。

ステップ4: ソーステーブルにサブスクライブし、サブスクリプションを有効にする

About this task

サブスクライバーがサブスクライブするテーブルを指定してから、サブスクリプションを有効にする必要があります。

Procedure

  1. ソーステーブルに関連スキーマを右クリックし、[add CDC] (CDCの追加)を選択します。[Create Subscriber and Execute SQL Script] (サブスクライバーの作成とSQLスクリプトの実行)ダイアログボックスが表示されます。
    情報メモWarning: CDCシステムで変更が加えられた行を識別できるよう、監視対象のソーステーブルにはプライマリキーが必要です。ソーステーブルスキーマにプライマリキーがない場合は、CDC環境を設定できません。
    情報メモNote: Oracleデータベースの場合、CDCシステムは監視対象ソーステーブルのエイリアスを作成します。これは、変更テーブルと関連付けられているビューの作成時に、識別子の長さに起因する問題を回避するために役立ちます。設定済みのCDCシステムの場合、テーブル名は保持されます。
  2. [Create Subscriber and Execute SQL Script] (サブスクライバーの作成とSQLスクリプトの実行)ダイアログボックスで、キャッチするイベントを確認します: [Insert] (挿入)[Update] (アップデート)、または[Delete] (削除)
  3. [Execute] (実行)をクリックして表示されているSQLスクリプトを実行し、[Close] (閉じる)をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
    CDC Foundationフォルダーに、キャッチテーブルスキーマと対応するビュースキーマが表示されます。
  4. ソーステーブルに加えられた変更を表示するには、[Table schemas] (テーブルスキーマ)フォルダーでテーブルを右クリックし、[View All Changes] (すべての変更を表示)を選択して[View All Changes] (すべての変更を表示)ダイアログボックスを開きます。
    [View All Changes] (変更をすべて表示)ダイアログボックスの概要。
  5. [Finish] (終了)をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

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