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Oracle再実行/アーカイブログモードのCDCの設定

以下は、特定のパブリッシャー/サブスクライバーシナリオの場合に1回だけ設定する必要のある設定手順です。

ステップ1: Oracleの再実行/アーカイブログモードによるパブリッシャーの設定

Procedure

  1. Talend Studioで新しいジョブを作成します。
  2. すべての必要な権限を持つ"publisher"ユーザーを使用して、CDC専用のデータベース接続を設定します。
  3. データベース接続を監視対象のデータベースに設定します。

Results

Metadataノードでの2つの接続の例。

ステップ2: Oracleの再実行/アーカイブログモードによるソーステーブルの識別

キャッチするテーブルを識別するには、監視対象のデータベースのデータベース接続を右クリックして[Retrieve schema] (スキーマを取得)を選択し、リポジトリー内のソーステーブルスキーマを取得しロードします。

この例では、ソーステーブルはidnameageという3つのカラムを含むclientです。

'client'ソーステーブルの例。

ステップ3: Oracleの再実行/アーカイブログモードで変更を取得して処理

About this task

変更されたデータを取得するには、次の手順を実行してCDCとデータ間の接続を定義します。

Procedure

  1. 関連するCDC Foundationフォルダーを右クリックし、監視対象のOracleデータベースとの接続に進みます。
    CDC Foundationノードのコンテキストメニュー。
  2. [Create CDC] (CDCを作成)を選択して、[Create Change Data Capture] (CDCを作成)ダイアログボックスを開きます。
  3. [Set Link Connection] (接続リンクの設定)フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、CDCに対応する接続を選択します。その後、Oracleのユーザー、この例ではpublisherを定義します。このユーザーは変更を保存する変更テーブルを作成し、ソーステーブルの変更キャプチャーを有効にします。
  4. [Options] (オプション)エリアで、変更をキャプチャーするためのオプションとして[Log mode] (ログモード)を選択します。
  5. [Create Subscriber] (サブスクライバーの作成)をクリックします。[Create Subscriber and Execute SQL Script] (サブスクライバーの作成とSQLスクリプトの実行)ダイアログボックスが表示されます。
  6. [Execute] (実行)をクリックし、さらに[Close] (閉じる)をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
  7. [Create Change Data Capture] (CDCを作成)ダイアログボックスで[Finish] (終了)をクリックします。

Results

CDC Foundationフォルダーに、サブスクリプションテーブルスキーマが表示されます。また、ソーステーブルの変更キャプチャーが有効であることを示すアイコンも表示されます。

ステップ4: 変更テーブルを作成しソーステーブルにサブスクライブしてサブスクリプションを有効化

About this task

サブスクライバーがサブスクライブするテーブルを指定してから、サブスクリプションを有効にする必要があります。

Procedure

  1. ソーステーブルに対応するスキーマを右クリックし、[Add CDC] (CDCの追加)を選択します。[Create Subscriber and Execute SQL Script] (サブスクライバーの作成とSQLスクリプトの実行)ダイアログボックスが表示されます。
    情報メモNote: OracleデータベースとTalend Studioバージョン3.2以降との組み合わせの場合、CDCシステムは監視対象ソーステーブルのエイリアスを作成します。これは、変更テーブルと関連付けられているビューの作成時に、識別子の長さに起因する問題を回避するために役立ちます。設定済みのCDCシステムの場合、テーブル名は保持されます。

    options_stringの値(たとえば、以下のダイアログボックスではtablespace users)は、使用しているデフォルトテーブルスペースになっているべきです。

  2. [Execute] (実行)をクリックして、ソーステーブルへのサブスクリプションを有効にし、その後、[Close] (閉じる)をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
    CDC Foundationフォルダーに、変更されたデータを保持するテーブルと関連付けられたビュースキーマが表示されます。
    接続でのテーブルスキーマの例。
  3. データに加えられた変更を表示するには、Table schemas (テーブルスキーマ)フォルダーで対応するテーブルを右クリックし、[View All Changes] (すべての変更を表示)を選択して該当するダイアログボックスを開きます。
    [View All Changes] (変更をすべて表示)ダイアログボックスの概要。

    [View All Changes] (すべての変更を表示)ダイアログボックスのTALEND_CDC_TYPEカラムにキャッチされた異なる変更が示されます。

    変更は次のようにキャッチされます: Iはデータが挿入されたこと、UNはデータがアップデートされたこと、Dはデータが削除されたことを示します。

    ソーステーブルのカラムとそれらの値も表示されます。

  4. [Finish] (終了)をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

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