1つがベースタイプ、もう1つがそのベースタイプから派生したタイプである時、この2つのタイプに基づくエンティティを作成することはできません。
その場合はまず独自の複合型を実装する上位レベル(例、Media)を定義し、そのエンティティのすべての共通エレメントを定義します。次に、別の複合型エレメント(例、MediaSpecifics)を定義することにより、Mediaに拡張したり、拡張されたりできます。この例では、[MediaSpecifics] (メディアの詳細)を拡張して[Books] (本)に固有のエレメントを追加し、[Audio] (オーディオ)に固有のエレメントを追加できます。
この時点で、Browse_item_Media#Booksビューを作成して@xsi: type - equals - Booksでフィルタリングし(where節を使用)、Browse_item_Media#Audioビューを作成して@xsi: type - equals - Audioでフィルタリングできます。標準の[Browse_item_Media]ビューでは、メディアがすべて返されます。
ビューの作成の詳細は、ビューをご覧ください。
再利用可能タイプとは、1つ(または複数)のエンティティで使用できる属性のセットのことをいいます。
複合型リストを使用すると、データモデルで作成したすべての複合型にアクセスできます。新しいエンティティを定義する場合、新しいビジネスエンティティにエレメントを継承する複合型をこのリストから選択できます。定義する複合型はそれぞれ別の複合型のベースとして使用できます。詳細は、データモデルの継承とポリモーフィズムをご覧ください。
抽象複合型は、エンティティの主要タイプとして直接使用することはできません。その代わり、この抽象複合型から派生した複合型を使用できます。
新しいビジネスエンティティを作成するすると、エンティティ名とサフィックス[Id]で名前が付けられたデフォルトのプライマリキーレコード、およびエンティティと同じ名前の固有キーレコードが自動的に作成されます。たとえば、新しいビジネスエンティティを作成してAgencyという名前を付けると、プライマリキーレコードAgencyIdが自動的に作成されます。
プライマリキーには整数を指定できますが、外部キーは常に文字列にする必要があります。サーバーでは、複合キーをサポートするために、外部キーが角かっこで囲まれます。
キーに属性を1つ以上追加すると、複合キーを定義できます。ドット文字(".")は、複合キー内にある属性の値の分割に使用されており、複合キー内にある属性の値の定義に使えません。
データモデルでのビジネスエンティティの定義を完了するには、これらのビジネスエンティティに属性を作成する必要があります。これらの属性で各ビジネスエンティティの特性を表します。
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