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ジョブに組み込みスキーマを設定

組み込みとして作成されたスキーマの使用はジョブで1回のみと想定されているため、他のジョブでは再使用できません。

手順

  1. [Basic settings] (基本設定)ビューの[Property Type] (プロパティタイプ)リストで[Built-in] (組み込み)を選択します。
  2. [Edit Schema] (スキーマを編集)ボタンをクリックしてカラムを追加し、入力ファイルの定義に従ってそのコンテンツを説明して、組み込みスキーマを作成します。
    情報メモ警告: Java予約語はスキーマのカラム名には使用しないようにしてください。
    Typeカラムのデータ型が正しく定義されていることを確認します。
    日付パターンを含むJavaデータ型の詳細は、Java API Specificationをご覧ください。
    以下は、一般的に使用されているTalendデータ型です。
    • オブジェクト内容に関係なくデータの処理を可能にするジェネリックのTalendデータ型です。たとえば、他の方法ではサポートされないデータファイルも、オブジェクトのデータ型を持つと指定することにより、tFileInputRawコンポーネントによって処理できます。

    • リスト: xsd:リストエレメントを使用して定義したXMLスキーマ定義におけるプリミティブな型エレメントの、スペースで区切られたリスト。

    • ダイナミック: ダイナミック: ‘Column<X>’と名付けられたVARCHAR(100)カラムか、入力にヘッダーが含まれる場合はヘッダーに表示されるカラム名から名付けられた名前で、フィールドを処理することを許可するよう、スキーマ末尾の単一のカラムに設定できるデータ型。詳細は、ダイナミックスキーマをご覧ください。

    • ドキュメント: 内容に関係なく、XMLドキュメント全体の処理を許可するデータ型。

    出力プロパティでは出力スキーマを定義する必要もあります。入力スキーマで定義されたスキーマを取得するには、[Basic settings] (基本設定)ビューで[Sync columns] (カラムを同期)タブをクリックします。

    情報メモ警告:

    データベーステーブルを作成する時は、使用されるコンポーネントのスキーマで、[String] (文字列)、[Integer] (整数)、[Long] (長整数型)の全カラムについては[Length] (長さ)フィールドを指定し、[Double] (倍精度)、[Float] (浮動小数点)、[BigDecimal] (第十進数)の全カラムについては[Precision] (精度)フィールドを指定することをお勧めします。指定しない場合、予測しないエラーが発生することがあります。

    Talendが提供しているR2021-06以降のStudioマンスリーアップデートをインストールしている場合は、データベースコンポーネントのスキーマエディターの下部で、[Db Columns] (Dbカラム)名を編集するための以下の2つのボタンが使用できます:

    • : 選択された各カラムの[Db Column] (Dbカラム)名を大文字または小文字に変換します。
    • : [Add quote] (引用を追加)または[Remove quote] (引用を削除)を選択し、ポップアップダイアログボックス内のフィールドに引用文字を入力すると、選択された各カラムの[Db Column] (Dbカラム)名に/から引用文字を追加または削除します。
      情報メモ注:
      • [Db Column] (Dbカラム)名に引用文字が追加された場合は、データベース入力コンポーネント用のクエリーの推測関数が動作しません。
      • スペース文字を含む[Db Column] (Dbカラム)名への引用文字の追加は、Talendが提供するR2021-07以降のStudioマンスリーアップデートをインストールしている場合のみ動作します。

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