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スキーマによってBigDecimal型数値の精度を設定

このタスクについて

スキーマで対応するカラムの精度を設定することで、BigDecimal型の数値を任意の精度(つまり小数点以下の桁数)で表示させることができます。スキーマカラムがBigDecimal型で精度が設定されている場合、カラム内の数値はHALF_UPモードで四捨五入されます。

次のジョブでは、同じ数値が異なる精度で表示されます。次のステップに従い、ジョブを設定して実行します。

手順

  1. Talend Studioを起動し、空の標準ジョブを作成します。
  2. [Palette] (パレット)からtFixedFlowInputとtLogrowをワークスペースにドラッグ&ドロップします。
  3. [Row] (行) > [Main] (メイン)接続を使用して2つのコンポーネントを接続します。
  4. tFixedFlowInputコンポーネントをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを開きます。
    1. [Edit schema] (スキーマを編集)の横にある[...]ボタンをクリックしてスキーマエディターを開き、異なる精度設定を持つBigDecimal型のカラムを4つ追加します。
    2. [Use Single Table] (単一テーブルを使用)オプションを選択し、4つのカラムに同じ値を入力します。この例ではnew BigDecimal("123456.9876")と入力します。
    3. 他のオプションはそのままにしておきます。
  5. tLogRowコンポーネントをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを開きます。
    1. [Sync columns] (カラムを同期)をクリックし、コンポーネントのスキーマをtFixedFlowInputコンポーネントのスキーマと同期させます。
    2. [Table (print values in cells of a table)] (テーブル(テーブルのセルの出力値))を選択します。
    3. 他のオプションはそのままにしておきます。
  6. F6を押してジョブを実行します。

    次の実行結果ではスキーマの精度設定に従って数値が四捨五入されているのがわかります。

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