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カスタムレイアウトをデザイン

Talend Studioには、選択したビジネスエンティティに関連付けるレイアウトを簡単に作成できるウィザードが提供されています。同じビジネスエンティティに複数のレイアウトを作成し、各フォームを特定のロールに関連付けることができます。

始める前に

データモデル、ビジネスエンティティおよびデータモデルの属性が作成済みであること。詳細は、データモデルの作成データモデルにビジネスエンティティを作成ビジネスエンティティに属性を追加をご覧ください。

このタスクについて

特定のビジネスエンティティにカスタムレイアウトをデザインするには、以下のようにします:

手順

  1. [MDM Repository] (MDMリポジトリー)ツリービューで[Custom Layout] (カスタムレイアウト)を右クリックします。
  2. [New] (新規)を選択して、[New Custom Layout] (新規カスタムレイアウト)ウィザードを表示します。このウィザードでは、特定のビジネスエンティティのレイアウトをステップに従ってデザインできます。
  3. カスタムレイアウトの名前を入力します。
  4. [...]ボタンをクリックしてダイアログボックスを開きます。
  5. [Data Models] (データモデル)フィールドで、レイアウトを作成するエンティティが含まれているデータモデルを選択し、リストが表示されたら、レイアウトを作成するエンティティを選択します。
    情報メモ注: 同じエンティティに複数のカスタムレイアウトを作成し、同じロールまたは異なるロールに関連付けることができます。
  6. [Add] (追加)をクリックしてダイアログボックスを閉じます。選択したエンティティのパスが、[New Custom Layout] (新規カスタムレイアウト)ウィザードの対応するフィールドに表示されます。
  7. [New Custom Layout] (新規カスタムレイアウト)ウィザードで[Next] (次へ)をクリックし、次のステップへ進みます。
  8. エンティティのエレメントまたは属性を選択して、1つ、2つ、または3つのカラムに表示し、[Finish] (終了)をクリックしてウィザードを閉じます。この例では、カラム2つのオプションを選択しています。
    情報メモ注: [Column] (カラム)エレメントを[Palette] (パレット)からドラッグして、カラムを既存のレイアウトに追加できます。

タスクの結果

カスタムレイアウトがStudioのワークスペースに表示され、[Properties] (プロパティ)パネルがワークスペースの下部に開き、新しいカスタムレイアウトのノードが[MDM Repository] (MDMリポジトリー)ツリービューの[Custom Layout] (カスタムレイアウト)の下に表示されます。

カスタムレイアウトには、前のステップで選択した2つのカラムが表示されます。最初のカラムには、選択したビジネスエンティティ内で定義したすべてのエレメント(属性)がリスト表示されます。単純型エレメントはフィールドとして、複合型エレメントはパネルとして表されます。

情報メモ注: カスタムレイアウト内の階層は、データモデルのストラクチャーに従います。複合型エレメントの親パネルの外にパネルを移動することはできません。

フォームの下にある[Properties] (プロパティ)パネルには、フォーム内で選択するエレメントのプロパティが表示されます。データモデルに外部キーがあっても、カスタムレイアウト内には表示されません。

次のタスク

カスタムレイアウトを作成すると、次はエレメントをカスタムレイアウト内のカラムの間に配布し、デザインを確定します。

  1. カラムの間にフィールドとパネルを配布するには、ドラッグ&ドロップのオペレーションを使用します。

    情報メモ注: パネルを移動するには、最初にパネルの境界線をクリックしてパネルを選択し、目的のカラムにドラッグします。
  2. [Palette] (パレット)から[Filler] (フィラー)エレメントをレイアウトにドラッグすることもできます。このエレメントは、空白のままにしてレイアウト内にスペースを挿入できるようにしておくか、イメージや水平線などのカスタムHTMLコードのプレースホルダーとして使用することもできます。

    カスタムHTMLコードを追加するには、[Filler] (フィラー)エレメントを選択し、追加するコードを[Properties] (プロパティ)パネルに入力します。

  3. [Element] (エレメント)エレメントを[Palette] (パレット)からレイアウトにドラッグすることもできます。ダイアログボックスが表示され、そこで目的のエレメントを選択できます。

    [Data Models] (データモデル)リストと[Filter] (フィルター)フィールドには、選択した内容が自動的に入力されます。Xpathフィールドは、選択するエレメントに応じて異なります。

    目的のエレメントを選択したら、[Add] (追加)をクリックしてエレメントをレイアウトに追加します。

    追加できないエレメントもあります。具体的には次のとおりです。
    • 追加できるのは、現在のエンティティに属していて、現在のレイアウトにないエレメントのみです。

    • 親エレメントを現在のレイアウトに追加すると(レイアウト内でパネルとして表示されます)、パネル内に追加できるのは、その子エレメントのみです。

    追加できるエレメントは太字で表示され、その他は選択不可となっています。ノードが選択不可となっていても、そのノードを展開して、追加すべきエレメントがあるかどうかを確認しなければならない場合もあります。

  4. レイアウトを保存します。
    情報メモ注: [MDM Repository] (MDMリポジトリー)ツリービューで特定のビジネスエンティティのレイアウトを作成したら、MDM環境で定義したMDMサーバーの1つにデプロイする必要があります。そうしておけば、Talend MDM Web UIは、デプロイされたレイアウトに従ってマスターデータをWebページ内にレンダリングできます。項目をMDMサーバーにデプロイする方法の詳細は、リポジトリー項目のMDMサーバーへのデプロイをご覧ください。

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