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Data Stewardshipレゾリューションキャンペーンにデータを送信して問題を修正

このシナリオは、パイプラインでコネクターを簡単にセットアップして使用できるようにすることを目的としています。お使いの環境とユースケースに適応させてください。

以下の手順で作成されるパイプラインの例。

始める前に

  • ID、名前、メール、国などの観客に関するデータを含むテスト接続とデータセットが作成されていること。詳細については、Test接続プロパティをご覧ください。
  • Talend Cloud Data Stewardshipで空メールを使って顧客データを送信するレゾリューションキャンペーンが既に作成されていること。
  • Talend Cloud Pipeline Designerでキャンペーンを表示および取得できるキャンペーン所有者ロールを担っていること。詳細は、このドキュメンテーションをご参照ください。

手順

  1. [Pipelines] (パイプライン)ページで[Add pipeline] (パイプラインを追加)をクリックします。新しいパイプラインが開きます。
  2. パイプラインに意味のある名前を付けます。

    Send customers with empty emails to Data Stewardship resolution campaign
  3. [ADD SOURCE] (ソースを追加)をクリックし、パネルが開いたら、customersというソースデータセットを選択します。顧客情報が含まれているデータのサンプルをプレビューできます。
    顧客のデータサンプル。
  4. [Add Processor] (プロセッサーを追加)をクリックしてパイプラインにFilterプロセッサーを追加し、顧客をフィルタリングして空メールを含む顧客のみが残るようにします。設定パネルが開きます。
  5. プロセッサーに意味のある名前を付けます。

    filter on empty emails
  6. [FILTERS] (フィルター)エリアで次の操作を行います。
    1. [Input] (入力)リストで、メール情報を含むフィールドである.mailを選択します。
    2. メールフィールドの長さを測定する場合は、[Optionally select a function to apply] (適用する関数をオプションとして選択)リストから[LENGTH] (長さ)を選択します。
    3. 長さがゼロに等しいメールフィールド(いわゆる空メールフィールド)をフィルタリングする場合は、[Operator] (演算子)リストから[==]を選択し、[Value] (値)フィールドに[0]を入力します。
    4. [Save] (保存)をクリックして設定を保存します。
      データがフィルタリングされ、14件のレコードのうち2件がフィルタリング条件に一致します。
      [Output data] (出力データ)プレビューで、2件のレコードが基準にマッチしています。
  7. [Add Processor] (プロセッサーを追加)をクリックしてField Selectorプロセッサーをパイプラインに追加し、特定のフィールドを選択して小文字または大文字に変更して名前を簡略化できるようにします。設定パネルが開きます。
  8. プロセッサーに意味のある名前を付けます。

    select relevant fields
  9. [SELECTORS] (セレクター)エリアで次の操作を行います。
    1. 顧客の識別子に対応するフィールドを選択する場合は、[Input] (入力)リストで.idを選択し、[Output] (出力)リストにIDと入力します。
    2. 顧客のファーストネームに対応するフィールドを選択する場合は、[NEW ELEMENT] (新規エレメント)を追加し、[Input] (入力)リストで.customer_first_nameを選択して、[Output] (出力)フィールドにFIRST_NAMEと入力します。
    3. 顧客のラストネームに対応するフィールドを選択する場合は、[NEW ELEMENT] (新規エレメント)を追加し、[Input] (入力)リストで.customer_last_nameを選択して、[Output] (出力)フィールドにLAST_NAMEと入力します。
    4. 顧客の会社に対応するフィールドを選択する場合は、[NEW ELEMENT] (新規エレメント)を追加し、[Input] (入力)リストで.companyを選択して、[Output] (出力)フィールドにCOMPANYと入力します。
    5. 顧客のメールに対応するフィールドを選択する場合は、[NEW ELEMENT] (新規エレメント)を追加し、[Input] (入力)リストで.emailを選択して、[Output] (出力)フィールドにEMAILと入力します。
    6. [Save] (保存)をクリックして設定を保存します。
      選択されたフィールドは保持され、設定に応じて名前が変更されます。
      [Output data] (出力データ)プレビューで、選択されたフィールドのみ表示されています。
  10. [ADD DESTINATION] (デスティネーションを追加)アイテムをクリックし、[Campaigns] (キャンペーン)タブに移動し、空メールのフィールドが挿入されるレゾリューションキャンペーンを選択します。
    [Select a Destination] (デスティネーションを選択)メニューにある[Campaigns] (キャンペーン)タブ。
  11. デスティネーションに意味のある名前(たとえばinsert data into campaign)を付けます。
  12. デスティネーションの[Configuration] (設定)タブで[Main] (メイン)をクリックします:
    1. [Action] (アクション)リストから[Insert] (挿入)を選択し、パイプラインが実行中にデータをキャンペーンに挿入します。
    2. スキーマタイプが無効である(スキーマの入力検証が実行されない)場合でも、[Override enforcement of the data model] (スキーマの入力検証を実行しない)オプションを有効化し、Talend Cloud Data Stewardshipサーバーでデータを処理できるようにします。
    3. メールの問題を修正するデータスチュワードにこの新しいレゾリューションタスクを割り当てる場合は、[State] (状態)フィールドで[New] (新規)を選択し、[Assignee] (割り当て先)フィールドにお好みのユーザーメール(たとえばjane@talend.com)を入力します。
    4. 優先度の高いタスクなので、[Prirority] (優先度)リストで[High] (高)を選択します。
    5. [Save] (保存)をクリックして設定を保存します。
      デスティネーション項目の設定。
  13. Talend Cloud Pipeline Designerの上部ツールバーで[Run] (実行)ボタンをクリックするとパネルが開き、実行プロファイルを選択できるようになります。
  14. リストで実行プロファイルを選択し(詳細は実行プロファイルをご覧ください)、[Run] (実行)をクリックしてパイプラインを実行します。

タスクの結果

パイプラインは実行中となり、顧客のメールがフィルタリングされ、定義したData Stewardshipレゾリューションキャンペーンに出力フローが挿入されます。

次のタスク

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