メイン コンテンツをスキップする 補完的コンテンツへスキップ

now - スクリプトおよびチャート関数

この関数は、現在の時刻のタイムスタンプを返します。この関数は、TimeStamp システム変数形式の値を返します。既定の timer_mode 値は 1 です。

構文:  

now([ timer_mode])

戻り値データ型: dual

now() 関数は、ロード スクリプトまたはチャート オブジェクトのいずれかで使用できます。

引数
引数 説明
timer_mode

以下の値を取ることができます。

0 (最後にデータ ロードが終了した時刻)
1 (関数を呼び出した時刻)
2 (アプリを開いた時刻)

情報メモデータ ロード スクリプトでこの関数を使用する場合、timer_mode=0 を指定すると最後にデータ ロードが終了した時刻を取得でき、timer_mode=1 を指定すると現在のデータ ロードで関数を呼び出した時刻を取得できます。

使用に適しているケース

now() 関数は、数式内のコンポーネントとしてよく使用されます。例えば、製品のライフサイクルで残った時間を計算するのに使用できます。now() 関数は、数式に 1 日の端数を使用する場合に today() 関数の代わりに使用されます。

次のテーブルは、timer_mode 引数に異なる値を与えた場合に、now() 関数が返す結果についての説明を提供しています。

関数の例
timer_mode value ロード スクリプトで使用された場合の結果 チャート オブジェクトで使用された場合の結果
0 TimeStamp システム変数形式で、最新のデータ リロードの前に成功した前回のデータ リロードのタイムスタンプを返します。 TimeStamp システム変数形式で、最新のデータ リロードのタイムスタンプを返します。

1

TimeStamp システム変数形式で、最新のデータ リロードのタイムスタンプを返します。 TimeStamp システム変数形式で、関数呼び出しのタイムスタンプを返します。

2

TimeStamp システム変数形式で、アプリケーションでユーザーのセッションが開始されたときのタイムスタンプを返します。これは、ユーザーがスクリプトをリロードしない限り構成されます。 TimeStamp システム変数形式で、アプリケーションでユーザーのセッションが開始されたときのタイムスタンプを返します。これは、新しいセッションが開始されたり、アプリケーションのデータがリロードされたりすると、更新されます。

地域の設定

特に指定のない限り、このトピックの例では次の日付書式を使用しています: MM/DD/YYYY。日付書式は、データ ロード スクリプトの SET DateFormat ステートメントで指定されています。既定の日付書式は、地域の設定やその他の要因により、システムによって異なる場合があります。以下の例の書式は、要件に合わせて変更できます。または、これらの例に一致するようにロード スクリプトの書式を変更できます。

App の既定の地域設定は、Qlik Sense がインストールされているコンピューターまたはサーバーの地域システム設定に基づいています。アクセスしている Qlik Sense サーバーがスウェーデンに設定されてい場合、データ ロード エディターは、日付、時間、および通貨にスウェーデンの地域設定を使用します。これらの地域の書式設定は、Qlik Sense ユーザー インターフェースに表示される言語とは関係ありません。Qlik Sense は使用しているブラウザと同じ言語で表示されます。

例 1 – ロード スクリプトを使用したオブジェクトの生成

例 2 – ロード スクリプトを使用しないオブジェクトの生成

例 3 – シナリオ

このページは役に立ちましたか?

このページまたはコンテンツに、タイポ、ステップの省略、技術的エラーなどの問題が見つかった場合は、お知らせください。改善に役立たせていただきます。