データ ロード スクリプトでの chi2-test 関数の使用例
chi2-test 関数は、カイ二乗統計分析に関連した値の計算に使用します。このセクションでは、Qlik Sense で使用可能なカイ二乗分布検定関数のデータ ロード スクリプトでの使用方法を説明します。構文と引数については、各 chi2-test スクリプト関数のトピックを参照してください。
この例では、2 グループ (I と II) の学生の成績 (A から F) 別の人数を含むテーブルを使用します。
Group | A | B | C | D | E | F |
---|---|---|---|---|---|---|
I | 15 | 7 | 9 | 20 | 26 | 19 |
II | 10 | 11 | 7 | 15 | 21 | 16 |
サンプル データのロード
次の手順を実行します。
- 新しいアプリを作成します。
-
データ ロード エディタで、以下を入力します。
// Sample_1 data is pre-aggregated... Note: make sure you set your DecimalSep='.' at the top of the script.
Sample_1:
LOAD * inline [
Grp,Grade,Count
I,A,15
I,B,7
I,C,9
I,D,20
I,E,26
I,F,19
II,A,10
II,B,11
II,C,7
II,D,15
II,E,21
II,F,16
];
- をクリックして データをロードします。
サンプル データがロードされます。
chi2-test 関数の値のロード
chi2-test の値を Grp でグループ化された新しいテーブルのサンプル データに基づいて、ロードします。
次の手順を実行します。
-
データ ロード エディタで、スクリプトの最後に以下の記述を追加します。
// Sample_1 data is pre-aggregated... Note: make sure you set your DecimalSep='.' at the top of the script.
Chi2_table:
LOAD Grp,
Chi2Test_chi2(Grp, Grade, Count) as chi2,
Chi2Test_df(Grp, Grade, Count) as df,
Chi2Test_p(Grp, Grade, Count) as p
resident Sample_1 group by Grp;
- をクリックして データをロードします。
chi2-test の値が、Chi2_table という名前のテーブルにロードされます。
結果
chi2-test の結果の値を、[プレビュー] のデータ モデル ビューアで表示できます。次のように表示されます。
Grp | chi2 | df | p |
---|---|---|---|
I | 16.00 | 5 | 0.007 |
II | 9.40 | 5 | 0.094 |