RangeCorrel - スクリプトおよびチャート関数
RangeCorrel() は、2 つのデータ セットの相関係数を返します。相関係数はデータ セット間の関係を表すメジャーです。
構文:
RangeCorrel(x_value , y_value[, Expression])
戻り値データ型: 数値
データ系列は、(x,y) ペアとして入力してください。例えば、array1 (array1 = 2,6,9) と array2 (array2 = 3,8,4) の 2 種類のデータ系列を評価する場合、RangeCorrel (2,3,6,8,9,4) と入力すると、0.269 が返されます。
引数:
引数 | 説明 |
---|---|
x-value, y-value | それぞれの値は、3 番目のオプション パラメータを持つレコード間関数によって返される単一の値または値域を表します。それぞれの値や値域は、x-value または y-values の値域に対応していなければなりません。 |
Expression | メジャーの対象となるデータ範囲が含まれている任意の数式または項目。 |
制限事項:
この関数の計算には、少なくとも 2 組の座標が必要です。
テキスト値および NULL 値、欠損値は NULL を返します。
例と結果:
例 | 結果 |
---|---|
RangeCorrel (2,3,6,8,9,4,8,5) |
0.2492 を返します。この関数は、スクリプトにロードしたり、数式エディタのビジュアライゼーションに追加したりすることができます。 |
アプリにスクリプト例を追加して実行します。結果を表示するには、結果列に含まれている項目をアプリのシートに追加します。
RangeList:
Load * Inline [
ID1|x1|y1|x2|y2|x3|y3|x4|y4|x5|y5|x6|y6
01|46|60|70|13|78|20|45|65|78|12|78|22
02|65|56|22|79|12|56|45|24|32|78|55|15
03|77|68|34|91|24|68|57|36|44|90|67|27
04|57|36|44|90|67|27|57|68|47|90|80|94
] (delimiter is '|');
XY:
LOAD recno() as RangeID, * Inline [
X|Y
2|3
6|8
9|4
8|5
](delimiter is '|');
軸とメジャー RangeCorrel(x1,y1,x2,y2,x3,y3,x4,y4,x5,y5,x6,y6))として ID1 を含むテーブルで、RangeCorrel() 関数は、各 ID1 値について、6 つの x,y ペアの範囲にわたる Correl の値を見つけます。
ID1 | MyRangeCorrel |
---|---|
01 | -0.9517 |
02 | -0.5209 |
03 | -0.5209 |
04 | -0.1599 |
XY:
LOAD recno() as RangeID, * Inline [
X|Y
2|3
6|8
9|4
8|5
](delimiter is '|');
RangeID が軸とメジャーのテーブル: RangeCorrel(Below(X,0,4,BelowY,0,4)) で、RangeCorrel() 関数は Below() 関数の結果を使用します。この関数は、3 つめの引数 (count) が 4 と設定されているため、ロードされたテーブル XY から 4 つの x-y 値を生成します。
RangeID | MyRangeCorrel2 |
---|---|
01 | 0.2492 |
02 | -0.9959 |
03 | -1.0000 |
04 | - |
RangeID 01 の値は、手入力した RangeCorrel(2,3,6,8,9,4,8,5)と同じです。RangeID のその他の値として Below() 関数が生成する一連の値は、(6,8,9,4,8,5)、(9,4,8,5)、および (8,5) となり、最後の値は NULL を返します。