マルチクラウド展開を設定する
Qlik Sense Enterprise on Windows テナントと Qlik Cloud テナント間のセキュアな接続を確立するように展開が構成され、Qlik Sense アプリをクラウドに配布できるようになります。
設定プロセスは、ローカルで生成されたベアラー トークンを使用するか、ID プロバイダー (IdP) と統合するかに応じて異なります。ローカル ベアラー トークンは、システム上で直接トークンを生成することで展開を簡素化しますが、IdP との統合には、トークン エンドポイント、クライアント ID、クライアント シークレットを使用する必要があります。
[展開の設定] ページで使用可能な設定項目の詳細については、「展開の設定」を参照してください。
始める前に:
Qlik Cloud テナントの URL を取得します。
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テナントの設定時に Qlik から送信されたウェルカム メール内の URL を探します。
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または、テナントにログインし、ユーザー プロファイル メニューから [About] (情報) を選択します。ここにテナントのホスト名が表示されます。URL の形式は https://<テナント ホスト名> です。例: https://your-tenant.eu.qlikcloud.com
ローカル ベアラー トークンを使用して展開を設定する
次の手順を実行します。
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Qlik 管理コンソール (QMC) で、 [クラウドの配布] を開き、 [展開の設定] を選択します。
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[Set up new] (新規設定) をクリックします。
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[展開名] を入力します。
この名前は、アプリの配布に関する配布ポリシーで使用できます。
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[API エンドポイント] に、テナント URL を入力します。
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オーディエンスには、qlik.api と入力します。
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[Use local bearer token] (ローカル ベアラー トークンを使用) が選択されていることを確認し、[適用] をクリックします。
ローカル ベアラー トークンが生成されます。
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既定では、IdP 定義を表示する Qlik Cloud 形式が選択されています。形式を選択し、 [クリップボードにコピー] をクリックします。Qlik Cloud の IdP 構成にはこのトークンが必要です。
接続をテストする前に、次のステップで IdP 構成を作成します。
IdP 構成を作成する
次の手順を実行します。
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Qlik Cloud テナントにログインし、Administration アクティビティ センターを開きます。
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[ID プロバイダー] に移動します。
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[新規作成] をクリックします。
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[タイプ] で、 [マルチクラウド] を選択します。
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必要に応じて、説明を入力します。
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展開設定からのローカル ベアラー トークンを [ローカル ベアラー トークン] 項目に貼り付けます。
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[作成] をクリックします。
Qlik Cloud の IdP 構成の詳細については、「ID プロバイダー」を参照してください。
接続をテストする
次の手順を実行します。
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QMC の展開に戻ります。
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[接続をテスト] をクリックします。
IdP 統合を使用した展開の設定
IdP 統合を使用して展開を設定するには、テナント URL に加えて次が必要です。
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クライアント ID
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クライアント シークレット
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トークン エンドポイント (認証 URLとしても知られています)
次の手順を実行します。
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Qlik 管理コンソール (QMC) で、 [クラウドの配布] を開き、 [展開の設定] を選択します。
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[Set up new] (新規設定) をクリックします。
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[展開名] を入力します。
この名前は、アプリの配布に関する配布ポリシーで使用できます。
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[API エンドポイント] に、テナント URL を入力します。
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オーディエンスには、qlik.api と入力します。
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[ローカル ベアラー トークンを使用する] のチェックボックスをクリアします。
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クライアント ID、クライアント シークレット、トークン エンドポイント の値を入力します。
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[適用] をクリックします。