QlikView Server をアップグレードする際、同じサーバーでアップグレードすることも、アップグレードして異なるサーバーに移行することもできます。このトピックでは、QlikView Server の新しいバージョンにアップグレードするために実行すべきステップについて概説し、証明書など、インストールを異なるマシン名で別のサーバーに移行するためのステップが含まれます。
このドキュメントでは、QlikView Server 12.00 以降を実行しているインストールをアップグレードおよび移行する方法について説明します。インストールで QlikView Server 11.20 以前のバージョンを実行している場合は、次を参照してください: QlikView Server の 11.20 から November 2017 以降へのアップグレードと移行でのみ有効です。QlikView Desktop をアップグレードする方法については、「QlikView Desktop のアップグレードと更新」を参照してください。
アップグレード時には、.Shared ファイル名拡張子を持つ共有ファイルは、自動的に .Tshared ファイルに変換されません。ファイルの詳しい変換方法については、「共有ファイルのクリーンアップと変換」を参照してください。共有ファイル内のすべてのブックマークとユーザー オブジェクトは、アップグレード中に保存されます。
要件
Qlik NPrinting を使用する場合、Qlik NPrinting バージョンは QlikView バージョン以上である必要があります。QlikView May 2023 IR にアップグレードする場合、Qlik NPrinting May 2023 IR 以上に平行してアップグレードする必要があります。詳細については、「Qlik NPrinting のアップグレード」を参照してください。
ベスト プラクティス
QlikView をアップグレードする場合、以下の基本原則を考慮する必要があります。
- QlikView Server インストールの適切なバックアップが作成されたことを確認してください。バックアップするファイルとフォルダーの詳しいリストについては、「バックアップとアップグレードの準備」を参照してください。
- 予定された停止期間中にアップグレードを実行します。アップグレードを成功させるには、すべての QlikView を停止する必要があります。
- デフォルトでは、QlikView Server を削除するとライセンス情報と設定内容が保存されるよう設定されています。この情報は、後にそのシステムにインストールされる QlikView Server に適用されます。
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QlikView Server インストールをアップグレードする前に、有効なメンテナンス契約が結ばれていることをお確かめください。有効なメンテナンス契約がないままアップグレードを試みると、QlikView Server の機能が制限される結果となります。「アップグレードでのメンテナンス契約」を参照してください。
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QlikView の通信にデジタル証明書による認証を使用している場合、QlikView Management Service (QMS) を実行しているマシン以外のすべてのマシンに、アップグレード時に作成される新しい証明書をインストールする必要があります。参照：証明書の更新 。
