QlikView Distribution Service
概要
実行可能ファイル | %ProgramFiles%\QlikView\Distribution Service\QVDistributionService.exe |
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データ | %ProgramData%\QlikTech\DistributionService |
リッスン ポート | HTTP: 4720、SNMP: 4721 |
使用/コントロール | DSC、QVS、QVB |
利用者 | QMS |
ファイル
QlikView Distribution Service (QDS) ファイルは、主な目的ごとに 3 つのグループに分けられます。DistributionGroupDefinition.xml を除くすべてのファイルは QDS の「Data」フォルダーに保存されます。
クラスター化された設定では、すべての QDS が同じプログラム フォルダを共有する必要があります。これを解決するには、プログラム データ パスを含む config_<サーバー名>.xml ファイルを使用します。
設定と構成
下記のファイル リストは、QVPR に保存されている情報のローカル コピーです。
ファイル | 説明 |
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service_key.txt | QMS API の呼び出しに使用されるサービス キー。 |
Config_servername.xml |
このファイルには、QVDistributionService.exe.config ファイルの既定構成に加えられたすべての変更がリストされます。 このファイルは、QDS クラスター環境内の各ノードに存在します。 |
Configuration.xml | サービスの構成ファイル。 |
Tasks\Task_<GUID>.xml |
実際のタスク。 削除されたタスクは (サポート上の問題解析のため) 自動的には削除されませんので注意が必要です。 |
Triggers\Triggers_<GUID>.xml |
実際のトリガー。 削除されたトリガーは (サポート上の問題解析のため) 自動的には削除されませんので注意が必要です。 |
MasterConfigurationNotification.xml |
構成通知ファイルのリスト。 QDS の同期を維持し、QDS ノードに構成の変更を通知するために使用します。 |
MasterTaskNotification.xml |
タスク通知ファイルのリスト。 QDS の同期を維持し、QDS ノードにタスクの変更を通知するために使用します。 |
MasterTaskExecutionNotification.xml |
タスク実行通知ファイルのリスト。 QDS の同期を維持し、QDS ノードにタスクの実行変更を通知するために使用します。 |
MasterTriggerNotification.xml |
トリガー通知ファイルのリスト。 QDS の同期を維持し、QDS ノードにトリガー イベントの変更を通知するために使用します。 |
TaskDetails.xml |
Tasks フォルダで利用可能なタスクのリスト。 ファイルを QVPR の同フォルダと同期させるために使用します。 |
TriggerDetails.xml |
Triggers フォルダで利用可能なトリガーのリスト。 ファイルを QVPR の同フォルダと同期させるために使用します。 |
DistributionGroupDefinition.xml |
配布グループの構成ファイル。 |
クラスター
ファイル | 説明 |
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LoadBalancer.xml | (クラスター内の) どのノードにタスクを実行させるかを決定するために QDS が使用します。 |
NodeInformation.xml | ロード バランサーで使用されない他のすべての QDS ノードのデータが記録されます。 |
ログ
ファイル | 説明 |
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TaskResults\TaskResult_<GUID>.xml | GUID により識別されたタスクの最新の結果。 |
TaskLogIndex\TaskLogIndex_<GUID>.xml | これは検証用 (タスクごとに 1 ファイル) で、実際のログです。 |
EdxResults\EdxResult_<GUID>.xml | タスクが完了するまで、このファイルには EDX タスクの現在のステータスが記録されます。タスクの実行が完了すると、結果 (成功/失敗) および (あれば) 結果として開始されたタスクが記録されます。 |
<node-nr>\Log\<Date>.txt | 一般的な QDS イベントおよびエラー ログ。 |
<node-nr>\Log\Cluster_<Date>.txt | 同期化ログ。 |
<node-nr>\Log\LoadBalancer_<Date>.txt | ロード バランスのログ。 |
<node-nr>\Log\Root_<Date>.txt | QDS イベント ログ。 |
<node-nr>\Log\WebService_<Date>.txt | QDS イベント ログ。 |
<node-nr>\Log\Workorder_<Date>.txt | QDS イベント ログ。 |
<node-nr>\Log\<date>\<time> - <task name>\Tasklog.txt | QDS タスク ログ。 |
<node-nr>\Log\<date>\<time> - <task name>\DistributionReport.xml | タスクに関連する配信 (配信タスクがある場合にのみ)。 |
ログ ファイル保存期間の変更
デフォルトでは、ログ ファイルは 30 日間保存された後に Application Data Folder (既定のパスは C:\ProgramData\QlikTech\DistributionService) から削除されるよう設定されています。
ログ ファイルの保存期間は QVDistributionService.exe.config ファイル内で変更できます。
QVDistributionService.exe.config を編集する前に QVDistributionService.exe.config のバックアップを作成しておくことをお勧めします。
次の手順を実行します。
- Windows Services を開きます。
- QlikView Distribution Service を右クリックして 停止 をクリックし、このサービスを停止します。
- Windows Services を閉じます。
- C:\Program Files\QlikView\DistributionService に移動し、テキスト編集プログラムで QVDistributionService.exe.config ファイルを開きます。
- <add key="NbrOfDaysToKeepQDSLogs" value="30" /> を検出し、レポートの保存期間となる日数値を編集します。
- 設定を保存し、ファイルを閉じます。
- Windows Services を開きます。
- QlikView Distribution Service を右クリックして [開始] をクリックし、このサービスを起動します。
- Windows Services を閉じます。