Crosstable
crosstable プリフィックスはストレート テーブルにクロス テーブルを返すために使用されます。つまり、多くの列を持つワイド テーブルは、トール テーブルに変換され、列の見出しは、単独の属性列に配置されます。
構文:
crosstable (attribute field name, data field name [ , n ] ) ( loadstatement | selectstatement )
引数:
引数 | 説明 |
---|---|
attribute field name | 属性値を含む項目。 |
data field name |
データ値を含む項目。 |
n |
汎用的な形式に変換されるテーブルに先行する修飾子項目の数。デフォルトは 1 です。 |
クロス集計は、ヘッダー データが直交する 2 つ以上のリストに値のマトリックスを持つテーブルの一般的な種類です。このうちの 1 つは、列ヘッダーとして使われます。典型的な例では、1 か月につき 1 つの列が使用されます。crosstable プレフィックスを使用すると、列ヘッダー (月名など) が 1 つの項目 (属性項目) に保存され、列データ (月を表す数字) は 2 番目の項目 (データ項目) に保存されます。
Crosstable (Month, Sales, 2) LOAD * INLINE[
Person, Location, Jan, Feb, Mar
Bob, London, 100, 200, 300
Kate, New York, 400, 500, 600
];
結果:
Person, | Location, | Month, | Sales |
---|---|---|---|
Bob, | London, | Jan, | 100 |
Bob, | London, | Feb, | 200 |
Bob, | London, | Mar, | 300 |
Kate, | New York, | Jan, | 400 |
Kate, | New York, | Feb, | 500 |
Kate, | New York, | Mar, | 600 |
クロステーブル ウィザード
クロステーブル ウィザードは、ダイアログ形式で crosstable ステートメントを作成します。このダイアログは、[ファイル ウィザード] の [オプション] ページで [クロステーブル] ボタンをクリックすると開きます。クロステーブル ウィザードには次のオプションがあります。
項目の種類 | 説明 |
---|---|
行見出し項目 | 変換後に項目に先行する行見出しとする項目の数。 |
列見出しの項目名 | 変換後に列見出しとなる項目 (属性値) すべてを含む新しい項目の名前。 |
値の項目名 | 列見出しとなる項目のデータを含む新しい項目の名前。 |