Num - スクリプトおよびチャート関数
Num()は数値をフォーマットします。つまり、第 2 パラメータで指定されたフォーマットで、入力された数値を表示用テキストに変換します。第 2 パラメータを省略すると、データ ロード スクリプトに設定されている小数点および桁区切り記号が使用されます。カスタマイズされた小数点と桁区切りの記号はオプションのパラメータです。
構文:
Num(number[, format[, dec_sep [, thou_sep]]])
戻り値データ型: デュアル
Num 関数は、文字列と数値の両方を持つデュアル値を返します。この関数は、入力式の数値を取得し、数値を表す文字列を生成します。
引数:
引数 | 説明 |
---|---|
number |
書式設定する数値。 |
format |
結果として返される文字列の書式を設定する方法を指定する文字列。省略すると、データ ロード スクリプトに設定されている小数点および桁区切り記号が使用されます。 |
dec_sep |
小数点記号を指定する文字列。省略されている場合は、データ ロード スクリプトで設定された変数 DecimalSep 値が使用されます。 |
thou_sep |
3 桁区切りの記号を指定する文字列。省略されている場合は、データ ロード スクリプトで設定された変数 ThousandSep 値が使用されます。 |
次の表に、項目 A が 35648.312 の場合の結果を示します。
A | 結果 |
---|---|
Num(A) | 35648.312 (スクリプトの環境変数に依存) |
Num(A, '0.0', '.') | 35648.3 |
Num(A, '0,00', ',') | 35648,31 |
Num(A, '#,##0.0', '.', ',') | 35,648.3 |
Num(A, '# ##0', ',', ' ') | 35 648 |
アプリにこの例のスクリプトを追加して実行します。
続いて、軸として Field1と Field2 を使用してストレート テーブルをビルドします。
Sheet1:
let result= Num( pi( ), '0,00' );
Load * inline
[Field1; Field2
9; 8,2
1; $(result)
](delimiter is ';');
Field1 には 1 と 9 の値が含まれます。
Field2 には 3,14 と 8,2 の値が含まれます。