MaxString - チャート関数
MaxString() は、数式または項目に含まれる文字列の値を特定し、テキスト ソート順での最後のテキスト値を返します。
構文:
MaxString({[SetExpression] [TOTAL [<fld{, fld}>]]} expr)
戻り値データ型: デュアル
引数:
- expr:メジャーの対象となるデータが含まれている数式または項目。.
- SetExpression: デフォルトでは、集計関数は選択されたレコード セットに対して集計を行います。Set 分析数式でレコード セットを定義することも可能です。
- TOTAL: 関数の引数の前に TOTAL の文字が配置されている場合、現在の軸の値に関連しているものだけでなく、現在の選択範囲内にあるすべての可能な値に対して計算が実行されます。つまりチャート軸は無視されます。 TOTAL 修飾子の後には、山括弧 <fld> で囲んだ 1 つ以上の項目名のリストを続けることができます。これらの項目名は、チャート軸の変数のサブセットにする必要があります。
制限事項:
数式に文字列表現の値が含まれていない場合は、NULL が返されます。
例 | 結果 |
---|---|
MaxString(Team) |
軸 Amount の 20000 には、Gamma の 2 つの値 (異なる日付) と Beta の 1 つの値、合計 3 つの値があります。このため、メジャー MaxString (Team) の結果はソートされた文字列の最大値である Gamma になります。 |
MaxString(Date) |
2013/11/01 は、軸 Amount に関連付けられている 3 つの Date 値の最大値です。ここでは、スクリプトに SET ステートメントが含まれているものとします。 SET DateFormat='YYYY-MM-DD'; |
例で使用されているデータ:
TeamData:
LOAD * inline [
SalesGroup|Team|Date|Amount
East|Gamma|01/05/2013|20000
East|Gamma|02/05/2013|20000
West|Zeta|01/06/2013|19000
East|Alpha|01/07/2013|25000
East|Delta|01/08/2013|14000
West|Epsilon|01/09/2013|17000
West|Eta|01/10/2013|14000
East|Beta|01/11/2013|20000
West|Theta|01/12/2013|23000
] (delimiter is '|');
SalesGroup | Amount | MaxString(Team) | MaxString(Date) |
---|---|---|---|
East | 14000 | Delta | 2013/08/01 |
East | 20000 | Gamma | 2013/11/01 |
East | 25000 | Alpha | 2013/07/01 |
West | 14000 | Eta | 2013/10/01 |
West | 17000 | Epsilon | 2013/09/01 |
West | 19000 | Zeta | 2013/06/01 |
West | 23000 | Theta | 2013/12/01 |