IPv6 構成
QlikView は、インターネット プロトコル IPv6 およびデュアル スタック IPv6-IPv4 構成に対応しています。
QlikView Server サービス (QVS) 用の IPv6 構成
QlikView Server 展開をさまざまなネットワーク構成に適応させるように、IPv6 設定をカスタマイズすることができます。IPv6 構成を QlikView Server サービス (QVS) 用にカスタマイズするには、Settings.ini ファイルを開いて以下のパラメータに追加します。
[Name] (名前) | 説明 | 既定値 |
---|---|---|
ClusterMulticastIpV6Addr | リンクローカル スコープ IPv6 マルチキャスト アドレス。既定値: すべてのノードのアドレス | FF02::1 |
ClusterMulticastIpV6Loop | 発信マルチキャスト データグラムのループバックを有効化または無効化します。 | true |
ClusterMulticastIpV6Hops | パケットの使用年限を制限します。1 に設定した場合、マルチキャストはローカル サブネットにのみ使用できます。 | 1 |
QVS Settings.ini ファイルの既定の場所は %ProgramData%\QlikTech\QlikViewServer です。
IPv6 フォーマットを使用する QlikView サービスのクラスタリング
QlikView 管理コンソール (QMC) でサービスをクラスタリングする場合、マシン名またはその IPv6 アドレスのいずれかを使用できます。マシンの IPv6 アドレスを使用することにした場合は、このアドレスを角括弧で囲む必要があります。例: [fe80::dd3d:36bb:e284:af99]
証明書を使用する場合の IPv6 構成
QlikView Server 展開で認証に証明書を使用している場合、およびお使いの展開で IPv6 プロトコルのみを使用するように構成した場合は、QlikView Management Service (QMS) および QlikView Server サービスで UseCertificatesIpvSix 設定を有効化する必要があります。
QMS の場合は、QMS exe.config ファイルを開きます。既定では %Program Files%\QlikView\Management Service にあります。次の設定を追加します。
<add key=" UseCertificatesIpvSix " value="true"/>
QVS の場合は、Settings.ini ファイルを開きます。既定では %ProgramData%\QlikTech\QlikViewServer にあります。次の設定を追加します。
UseCertificatesIpvSix=1