QlikView Personal Edition
Qlik は個人用の QlikView の無料バージョンを提供しています。QlikView Personal Edition は QlikView Desktop 製品そのもので、同じインストール パッケージを使用します。唯一の違いは、QlikView Personal Edition はライセンス キー無しに起動することです。
QlikView Personal Edition は、製品のダウンロード サイトにアクセスできるお客様に限定されます。アクセスできない場合はサポートにお問い合わせください。QlikView Personal Edition は 製品のダウンロード サイトからいつでも新しいバージョンにアップグレードでき、作成したドキュメントの作業を続けることができます。
QlikView Personal Edition には機能上の制限はありませんが、QlikView ドキュメントの取り扱いに関して注意すべき点がいくつかあります。QlikView Personal Edition では、すべてのドキュメントがそのファイルをファイルが作成されたコンピューターに結びつけるユーザー キーとともに保存されます。これは次のような意味となります。
- QlikView Personal Edition では、QlikView のそのコピーを使用して作成されたファイルのみを開くことができます。つまり、QlikView Personal Edition では、QlikView ドキュメントを別のコンピューターで使用したり、QlikView ドキュメントを別の未登録ユーザーと共有したり、別のユーザーの QlikView ドキュメントを開いたりすることはできません (Qlik が個人使用のために特別に用意したドキュメントは例外です)。ただし、QlikView Personal Edition で作成されたドキュメントは、ライセンスを持った QlikView Desktop で使用でき、QlikView Server で公開することもできます。
- ドキュメントの全体的なレイアウト (XML 形式のシート/オブジェクト/セキュリティ設定など。データは含まれません) を QlikView Personal Edition にインポートすることはできません。
コンピューターを変えた場合は、過去に QlikView Personal Edition で作成したドキュメントは開けなくなります。この場合、ファイルを復元させることができます。ファイルの復元とは、新しいユーザー キーを生成して古いドキュメントに適用し、その特定のファイルだけでなく続くファイルすべてに使用することを意味します。ファイルの復元後には、そのファイルを作成した元のコンピュータでは使用できなくなります。
QlikView はドキュメントで 4 回までユーザー キーの変更を認めます。その後は、”Key length has reached its maximum” というエラー メッセージが表示され、ドキュメントを開くことができなくなります。初めから作り直すしか方法はありません。
そのため、自分が作成したのではない QlikView ドキュメント (フォーラムで得たものや同僚が作成したものなど) を復元するべきではありません。残る復元施行数を 1 回使用することになります。
QlikView Personal Edition のユーザーは、Qlik からの電話または電子メールによるサポートを受ける資格はありませんが、Qlik Community を通じて優れた QlikView サポートを受けることができます。メンバーはすべての内容にアクセスできますが、フォーラムへの質問の投稿、ファイルのダウンロードおよびトレーニングへの参加には登録を行う必要があります。
QlikView の機能について学ぶ最も効果的な方法のひとつとして QlikView チュートリアルがあります。数式の例や、一連のコード、デザインのアドバイスといった役立つヒントが提供されています。チュートリアルおよび対応するファイルは、チュートリアルからダウンロードできます。これらのドキュメントも QlikView Personal Edition に適応しています。
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