メイン コンテンツをスキップする

Talend Data Integrationとデータクオリティのファンクションアーキテクチャー

Talendのファンクションアーキテクチャーは、Talend Studioのファンクション、インタラクション、対応するITニーズを特定するアーキテクチャーモデルです。アーキテクチャー全体はこれまで、特定の機能を機能ブロックに分離することで説明されてきました。

下の図は、Talend Studio内で見られる主なアーキテクチャー機能ブロックです。

Talend Data Integrationとデータクオリティのファンクションアーキテクチャー
情報メモ注: 利用できる構築ブロックは、お持ちのライセンスに応じて異なります。

次のような機能ブロックが定義されています:

  • [Clients] (クライアント)のブロックには、同一または異なるマシンに存在しうる1つ(または複数)のTalend StudioとWebブラウザーが含まれています。

    Talend Studioからは次の操作を実行できます。

    • データ統合プロセス(Integrationパースペクティブから)
    • データクオリティ分析(Profilingパースペクティブから)

    Webブラウザーから、セキュアなHTTPプロトコルを通じてTalendサーバーTalend Administration Centerに接続します。

  • [Servers] (サーバー)ブロックにはWebベースのTalend Administration Centerが含まれており、これは
    • 次の2つの共有リポジトリーに接続しています。1つはGitサーバーベースで、もう1つはアーティファクトリポジトリーベースです。
    • データベース: 管理メタデータ用、監査情報用、アクティビティ監視用の3つがあります。
    • Talend実行サーバー

    Talend Administration Centerによって、すべてのプロジェクトを管理できます。管理メタデータ(たとえばユーザーアカウント、アクセス権、プロジェクト権限)は管理データベースに保管されます。プロジェクトメタデータ(ジョブやルーチンなど)はGitサーバーに保管されます。詳細は、Managing projectsをご覧ください。

  • [Repositories] (リポジトリー)ブロックには、Gitサーバーとアーティファクトリポジトリーが含まれています。Gitサーバーは、さまざまなエンドユーザーの間で共有されるジョブなど、あらゆるプロジェクトメタデータを一元管理するために使われます。また、開発を行う場合はTalend Studioから、公開、デプロイ、監視する場合はTalend Administration Centerからそれぞれアクセスできます。

    アーティファクトリポジトリーは以下の項目の保管に使用されます。

    • ダウンロード可能なソフトウェアアップデート
    • Talend Studioから公開され、いつでもでデプロイおよび実行できるジョブ。
  • TalendExecution Servers (実行サーバー)ブロックには、情報システム内にデプロイされた実行サーバーが1つ(または複数)含まれています。Talendジョブは、スケジュールされた時間、日付、イベントで実行されるAdministration Centerのジョブコンダクターを介してJobServerにデプロイされます。

    実行サーバーの詳細は、Configuring execution serversをご覧ください。

  • [Databases] (データベース)ブロックには、次のデータベースが含まれています。
    • 管理データベースは、ユーザーアカウント、アクセス権、プロジェクト権限、その他の管理に使用します。監査データベース: プロセス指向の意思決定をサポートするために、確かな定量要因と定性要因を提供することを目的としています。このツールでは、Talend Studio で作成されたプロジェクトのジョブが実行された場合に、ジョブのさまざまな点を評価できます。監視データベースには、Talend Activity Monitoring ConsoleデータベースとService Activity Monitoringデータベースが含まれています。
    • Talend Activity Monitoring Consoleでは、技術的プロセスの実行を監視できます。このコンソールには詳細な監視機能が備わっており、収集したログ情報の統合、基本的なデータフローのインタラクションの把握、予期しないエラー発生の回避、システム管理に関する決定のサポートなどが可能です。
    • Service Activity Monitoringでは、サービスの呼び出しを監視できます。これは、エンドユーザーがイベントを構成する基本的な要求と応答を把握し、障害を監視して、システム管理に関する意思決定をサポートできる、統合的な監視イベント情報を提供します。
    • データマートには、Talend Studioのさまざまなデータクオリティレポートで生成されたすべてのデータが保存されます。

このページは役に立ちましたか?

このページまたはコンテンツにタイポ、ステップの省略、技術的エラーなどの問題が見つかった場合はお知らせください。