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ジョブまたはルートの実行中にJVMリソースの使用状況を表示

このタスクについて

Talend Studio[Run] (実行)ビューにある[Memory Run] (メモリ実行)垂直タブでは、ジョブまたはルートの実行中のJVMリソースの使用状況(メモリ消費量やホストCPU使用率など)をリアルタイムで監視できます。そのため、リソースの使用率が高すぎるためにTalend Studioのパフォーマンスが低下している場合は適切な措置(JVMに割り当てるメモリを増やす、不要なジョブまたはルートを停止するなど)を講じることができます。

ジョブまたはルートの実行時にJVMリソースの使用状況を監視するには、以下のようにします:

手順

  1. ジョブまたはルートを開きます。
    [Run] (実行)ビューで[Memory Run] (メモリ実行)タブをクリックします。
  2. [Run] (実行)をクリックしてジョブまたはルートを実行します。
    [Basic Run] (基本実行)タブからジョブやルートを開始した後でも、[Memory Run] (メモリ実行)タブの[Run] (実行)をクリックすれば、ジョブやルートによるJVMリソースの使用状況をいつでも監視できます。
    Talend Studioコンソールには、ジョブまたはルート実行中のJVMヒープ使用量とCPU使用率をそれぞれ示す曲線グラフが表示されます。該当するしきい値に達すると、[Job execution information] (ジョブ実行情報)エリアに警告メッセージが赤で表示されます。
    [Memory Run] (メモリ実行)ビュー。
  3. ジョブまたはルート実行中の特定の時点で使用されたリソースに関する情報を表示するには、該当するグラフのその時点にマウスを合わせます。マウスポインターを移動するグラフに応じて、割り当てられたヒープサイズ、90%のヒープしきい値、70%のヒープしきい値、またはCPU使用率に関するその時点での情報を表示できます。
  4. ガベージコレクターを特定の間隔で実行するには、[With Garbage Collector pace set to] (ガベージコレクターのペース設定)チェックボックスをオンにして、間隔を秒単位で指定します。ガベージコレクターは指定した間隔で自動的に実行されます。
    ガベージコレクターを直ちに1回実行するには、[Trigger GC] (GCをトリガー)ボタンをクリックします。
  5. ログ情報をテキストファイルにエクスポートするには、[Export] (エクスポート)ボタンをクリックし、ログを保存するファイルを選択します。
  6. ジョブを停止するには、[Kill] (強制終了)ボタンをクリックします。

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