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ジョブをDockerイメージとして公開

Talend Studioでは、任意のDockerレジストリー(たとえばJFrog Artifactory DockerレジストリーにジョブをDockerイメージとして公開できます。

手順

  1. [Repository] (リポジトリー)ツリービューで、Dockerレジストリーに公開する項目を選択します。
  2. それを右クリックして、メニュー内の[Publish] (公開)を選択します。
  3. [Publish] (公開)ウィザードで、エクスポートタイプに[Docker Image] (Dockerイメージ)を選択し、[Next] (次へ)をクリックします。
    [Publish] (公開)ウィザード。
  4. [Docker Options] (Dockerオプション)エリアで、[Local] (ローカル)を選択するか、Dockerエンジンのインストールに基づくリモートアドレスを指定します。
    [Push Job Image] (ジョブイメージをプッシュ)ウィザード。
    情報メモ警告: [Remote] (リモート)オプションを選択した場合は、リモートポートでDockerデーモンが開始していることを確認します。
  5. Dockerのイメージ名とイメージタグを[Image name] (イメージ名)フィールドと[Image tag] (イメージタグ)フィールドでそれぞれ指定します。
    デフォルトでは、イメージ名はプロジェクト名とジョブ名から取得され、イメージタグはジョブのバージョンから取得されます。新しい名前とタグをここで指定するか、プロジェクト設定でデフォルト設定をグローバルにカスタマイズできます。詳細は、Dockerイメージビルドの設定をカスタマイズをご覧ください。
    情報メモ警告: Dockerイメージ名には、アンダースコア文字は使用できません。したがって、Dockerイメージ名の値にアンダースコア文字が含まれていないことをご確認ください。
    情報メモ警告: Talend StudioにおけるDockerイメージビルドの現在の動作は:
    1. カスタムタグ(0.1.2など)が設定されている場合も、latestタグでターゲットイメージをビルドします。
    2. latestタグとそのエイリアス(0.1.1など)を削除した後、新しいイメージをビルドする前にそのイメージを削除します。
    3. 新しいビルドイメージに、latestとエイリアス(0.1.2など)をタグ付けします。

    その結果、古いイメージは常に上書きされ、Dockerエンジンにはジョブのlatestタグとそのエイリアス(0.1.2など)を持つ1つのイメージしか存在しないようになります。

    古いイメージを残す場合は、[Publish] (公開)ウィザードの[Image name] (イメージ名)フィールドに、タグを使ってイメージ名を設定します(p1/job1:0.1.0など)。(またはCIで-Dtalend.docker.name=p1/job1:0.1.0と設定)。それによってTalend Studioは、割り当てられたタグでのみイメージをビルドしますが、既存のイメージを削除しなくなります。

  6. [Registry] (レジストリー)フィールドでDockerレジストリーURLを指定します。
  7. [Username] (ユーザー名)フィールドと[Password] (パスワード)フィールドで、Dockerレジストリーへの接続に使用する認証情報を指定します。
  8. 必要に応じてコンテキストオプションを指定します。
  9. [Finish] (終了)をクリックして、指定したDockerレジストリーへのDockerイメージの公開を開始します。

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