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ジョブでコンポーネントのスキーマにデフォルト値を設定

このタスクについて

特定のコンポーネントのスキーマでデフォルト値を設定して、データソースから取得されたnull値を置き換えることができます。

情報メモ注:

現時点では、tFileInputDelimitedtFileInputExcel、およびtFixedFlowInputのみがスキーマのデフォルト値に対応します。

次の例では、ソースCSVファイルの一部のレコードのcompanyおよびcityフィールドが、以下のように空白のままになっています。入力コンポーネントはソースファイルからデータを読み込み、スキーマに設定されたデフォルト値(それぞれ、TalendおよびParis)を使用して、欠落している情報を埋めます。

id;firstName;lastName;company;city;phone
1;Michael;Jackson;IBM;Roma;2323
2;Elisa;Black;Microsoft;London;4499
3;Michael;Dujardin;;;8872
4;Marie;Dolvina;;;6655
5;Jean;Perfide;;;3344
6;Emilie;Taldor;Oracle;Madrid;2266
7;Anne-Laure;Paldufier;Apple;;4422

デフォルト値を設定するには、次の手順に従います。

手順

  1. 入力コンポーネントtFileInputDelimitedをダブルクリックして、その[Basic settings] (基本設定)ビューを表示します。
    デザインワークスペースでのジョブと、tFileInputDelimitedコンポーネントの[Basic settings] (基本設定)ビューが開かれている状態。
    この例では、入力コンポーネントのメタデータはリポジトリーに保存されます。リポジトリーでのメタデータの作成については、データベースメタデータを一元管理をご覧ください。
  2. [Edit schema] (スキーマを編集)の横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスから[Change to built-in property] (組み込みプロパティに変更)を選択して、スキーマエディターを開きます。
  3. companyカラムの[Default] (デフォルト)フィールドの引用符の間にTalendと入力し、cityカラムの[Default] (デフォルト)フィールドの引用符の間にParisと入力して、OKをクリックして、スキーマエディターを閉じます。
    [スキーマ]エディター。
  4. 目的の方法で実行結果を表示するように出力コンポーネントtLogRowを設定し、ジョブを実行します。
    ジョブの実行に成功した後のコンソール結果のスクリーンショット。
    出力データフローでは、設定したデフォルト値に応じて欠落した情報が埋まります。

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