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SQLビジネスルールを作成

SQLビジネスルールは、WHERE句を伴う単純なルールとなる場合もあります。また、結合条件を伴って、データベースカラム間で共通する値を組み合わせて結果データセットを出力させることもできます。

ビジネスルールの作成

Procedure

  1. [DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューで、[Libraries] (ライブラリー) > [Rules] (ルール)と展開します。
  2. SQLを右クリックします。
    SQLルールのコンテキストメニュー。
  3. コンテキストメニューで[New Business Rule] (新しいビジネスルール)を選択し、[New Business Rule] (新しいビジネスルール)ウィザードを開きます。
    定義されたテーブルのageカラムにリスト表示されている全顧客の年齢に一致するルールを作成する例を考えてみます。年齢レコードをすべてフィルタリングし、指定基準を満たすものを特定します。
  4. [Name] (名前)フィールドに、この新しいSQLビジネスルールの名前を入力します。
    情報メモImportant:

    ~ ! ` # ^ * & \\ / ? : ; \ , . ( ) ¥ ' " " " < > といった特殊文字は項目名に使用しないでください。

    ファイルシステムでは、これらの文字はすべて"_"に置き換えられ、重複する項目が作成されてしまう場合があります。

  5. Optional: 該当するフィールドで、その他のメタデータ(目的説明作成者)を設定します。
  6. [Next] (次へ)をクリックします。
  7. [Where clause] (Where句)フィールドに、分析で使用するWHERE句を入力します。
    この例では、WHERE句は顧客年齢が18歳を超えるレコードと一致させるために使用されます。
  8. [Finish] (終了)をクリックし、[New Business Rule] (新しいビジネスルール)ウィザードを閉じます。
    この新しいSQLビジネスルール用のサブフォルダーが、[DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューにあるRulesフォルダーの下に表示されます。定義されたメタデータと共にSQLビジネスルールエディターが開きます。
    ビジネスルール設定の概要。
    情報メモNote: SQLビジネスルールエディターでは、[Data quality rule] (データクオリティルール) ビューで直接WHERE句を変更するか、新しいWHERE句を追加できます。
  9. 必要に応じて、[Criticality Level] (重要度レベル)フィールドに値を設定します。

    この値は、SQLビジネスルールの重要性を測るインジケーターとして機能します。

結合条件を作成

About this task

このステップはオプションです。結合条件なしでビジネスルールを作成するよう決定し、テーブル分析でWHERE句だけを使ってこのルールを使用できます。

単純なビジネスルールを使用したテーブル分析の例は、結合条件を持つSQLビジネスルールでテーブル分析を作成をご覧ください。結合条件を持つビジネスルールを使用したテーブル分析の例は、単純なSQLビジネスルールでテーブル分析を作成をご覧ください。

Procedure

  1. SQLビジネスルールエディターで、[Join Condition] (結合条件)をクリックし、該当するビューを開きます。
  2. [+]ボタンをクリックし、[Join Condition] (結合条件)テーブルに行を追加します。
  3. 結合条件を定義して保存します。
  4. [DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューで[Metadata] (メタデータ)フォルダーを展開し、結合条件を作成するテーブルのカラムを参照します。
    この結合条件は、テーブルAとテーブルBにある特定のカラムで比較演算子を使い、両カラムの関係を定義します。この例では、結合条件がnameという共通のカラムを持つPersonテーブルとPerson_Refテーブルにある "name" (名前)値を比較します。
    情報メモNote: JOIN句を定義する際は注意が必要です。結果をわかりやすくするため、結合されたテーブルに重複値が含まれないようにすることをお勧めします。詳細は、結合条件を持つSQLビジネスルールでテーブル分析を作成をご覧ください。
  5. [DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューからJoin Conditionテーブルにカラムをドラッグ&ドロップします。
    ダイアログボックスが開き、そのカラムの配置場所としてTableATableBのいずれかを選択するよう求められます。
  6. テーブルにある2つのカラム間で比較条件演算子を選択し、変更を保存します。
    分析エディターで、新規作成されたこのSQLビジネスルールを"age"カラムを持つテーブルにドロップできるようになります。分析を実行すると、2番目のカラムへの結合は自動的に行われます。
    情報メモWarning: ビジネスルールの追加先となるテーブルには、SQLビジネスルールで使用されるカラムが少なくとも1つ含まれていることが必要です。

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