メイン コンテンツをスキップする 補完的コンテンツへスキップ

Talend StudioでWebhookパラメーターを定義

ジョブにWebhookコンテキストパラメーターを定義することで、WebユーザーがTalend Management ConsoleからタスクのユニークなURLを生成できるようにします。これらのURLにより、外部アプリケーション(Salesforce、Box、Dropboxなど)でデータ変更のタスク実行をトリガーできます。

始める前に

Talend Studioにジョブが開き、デザインワークスペースの下の[Context] (コンテキスト)タブが選択されます。

このタスクについて

たとえば、次のジョブはSalesforceから連絡先を取得します。Salesforceの連絡先がアップデートされるたびにタスクの実行がトリガーされる必要があります。
デザインワークスペースでのジョブ。

手順

  1. Talend Studioワークスペースで[Context] (コンテキスト)ビューをクリックします。

    [Context] (コンテキスト)ビューがTalend Studioに表示されない場合は、[Window] (ウィンドウ) > [Show View] (ビューを表示) > Talend とクリックし、[Context] (コンテキスト)を選択します。

  2. [Context] (コンテキスト)ビューで[+]ボタンをクリックし、テーブルに行を追加します。

    [コンテキスト]ビュー。
  3. resource_webhook_payloadというパターンに続くWebhookコンテキストパラメーターをすべて小文字で定義します。
  4. パラメータータイプを[String] (文字列)に設定します。
  5. Webhookパラメーターの値を入力します。
    WebhookはJSON形式で定義される必要があります。各項目の説明は次のとおりです:
    • タイプ: Content-Typeヘッダーから取られるペイロードのメディアタイプ(例: application/json)。
    • データ: ペイロードデータ
    サポート対象のペイロードデータは次のとおりです。
    • application/xml
    • application/json
    • text/plain
    • text/xml
    • ペイロードが空のWebhookエンドポイントへの呼び出しは有効であり、サポートされています。
    例:
    [ { "type": "text/plain;charset=UTF-8", "data": "Some Data" }, { "type": "application/xml", "data": "<SomeXml/>" } ]
    上記の例は、Webhookに送信されたリクエストの元の構造は示していません。その代わりに、Talend Management Consoleが受信データを変換するスキーマを示しています。これは、resource_webhook_payload変数にこの形式が必要であるためです。
    情報メモ重要: 特別なレスポンスのケース:
    • Salesforce: Salesforce独自のペイロード(soap.sforce.com参照など)が含まれている呼び出しは、レスポンスボディが空の場合でも、204 No Contentではなく200 OKで応答します。
    • Dropbox:DropboxWebhooks/1.0ユーザーエージェントヘッダーがリクエストに含まれている場合、Webhookは200 OKで応答し、チャレンジパラメーターの値をレスポンスボディに含めます。たとえば、次のような呼び出しの場合:
      GET https://webhooks.eu.cloud.talend.com/mywebhook/11fe60a514414a2a8b938b29084c4a29?challenge=parameter
      User-Agent: DropboxWebhooks/1.0
      レスポンスボディは次のようになります:
      Response:
                 parameter
                 Content-Type: text/plain;charset=UTF-8
                 Content-Length: 9
  6. [Repository] (リポジトリー)ツリービューで、ジョブを右クリックし、[Publish to Cloud] (クラウドに公開)を選択します。

このページは役に立ちましたか?

このページまたはコンテンツにタイポ、ステップの省略、技術的エラーなどの問題が見つかった場合はお知らせください。